秋の旅から 神話の国へ １（気を取り直して追記）

そもそも今回の旅は、昨年末に夫の友人が居酒屋に夫を呼び出し

「おい、出雲大社に興味があるか？」

と聞いたことから始まりました。



「おう、あるぞ」
「なら、一緒に行かないか？　　かみさん達も同伴で」
「？？？」
「うちの奴、全然興味なさそうだから、お前のかみさんから家内を誘ってくれ」


友人の奥さんは、私の友人でもあります。
でも、別に私も興味のない友人に出雲大社の旅を積極的に誘うほどの必要性を感じない・・・

という事で、そのままになっていました。


ところが、この度岡山で夫の学会があり、私も同伴する事になり、じゃあ序に出雲大社に行こう・・という流れに。
そこで改めて夫が友人に話をしましたら、待っていましたとばかりにのって来て、めでたく友人夫婦も松江から合流する事になった次第です。

でも、一緒に行動するのは二泊三日。
その後は其々の夫婦の旅を続けることに。




何時もは旅の予定は、ほとんど私が立てます。
でも今回は男共達が嬉しそうに予定を立てていたのでのんびりしていたのですが、その後の旅はあちらは奥さんの意向で動くらしいと聞いた夫。
「君も希望ある？」

「あら、じゃあ〇〇は？」
「・・・・・あのね、地図見てから言って。　遠すぎるでしょ」

「じゃあ、△△は？」
「あまり混みそうな所は行きたくないんだよね」


・・・なら、聞くなよ・・・


という事で、今回すべて夫にお任せする事に。




本日書こうとしている四日目の旅は、松江でレンタカーを借りて出雲の神社等を巡り、夕方空港まで友人夫婦を迎えに行くという夫のざっくりした計画の沿って動く事に。






さて先ずは、宍道湖に面している道の駅の休憩所で、夫は資料を見ながら一人作戦会議。

私はカメラを持って宍道湖のほとりへ・・・






木立の向うに歩いて行くと






目の前にぱぁ～～んと広がった宍道湖。

余りに空が綺麗だったので、一挙にアップしてしまいます。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　









さてさて夫の一人作戦会議の結果、最初に向かったのは「一畑薬師（一畑寺）」


こんな所にお寺があるの　　と不安になるような山道を辿ってやっと着いたお寺の広い駐車場。

そこから参道を通ると、目の前にこんな石段が



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



本当は１３００段ほどあるのだそうですが、車で相当上まで上がっているので、ここからは１５０段程。

それでも息を切らしながら上がりきると、そこには広々とした敷地に立派なお寺が建っていました。








一畑薬師は、臨済宗のお寺ですが、「目の薬師さま」「子供の無事成長の仏様」として有名で、全国的に篤く信仰されているそうです。

私達も、さっそく孫達の為に絵馬（トップの写真）を奉納。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


この十六羅漢の前には沢山の絵馬が奉納されていました。



それにしても昔の人はあの深い山道を歩き、１３００段もの石段を上ってお参りしていたわけで、その信仰の深さに改めて驚いてしまいました。




思いの他立派なお寺にびっくりして、予定より時間をくってしまい、大急ぎで戻った車で次に向かったのは「日御崎神社」


大山讃岐国立公園の海岸を快適にドライブ　









やがて見えて来たのは、こんな派手な神社。
出雲大社の祖神（おやがみ）様として、崇敬を集めている「日御崎神社」です。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






主祭神は『天照大神』

伊勢神宮が日本の昼を守る神社であるのに対し、日御崎神社は夜を守る神社として存在しているそうです。




美しい回廊











ここから日御崎灯台への道の途中、この神社の全景が緑の森の中に見えるスポットがあり、竜宮城に例えられるそうですが、今回残念な事に神社の一部が工事中。
工事用テントがばっちり写ってしまい、趣に欠けるので写真のアップは断念しました。

　



さて、この神社の後はお昼を食べ、県立古代出雲歴史博物館を見学し、須佐神社に向かいましたが、長くなりましたので（記事が消えて書き直しもしたし）、続きは明日に。
美しい日本海も御紹介しますね。




・・・それにしても、夫よ。
ハードな予定を立てたよね～　　この日は・・・