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茶道と仕事力~千利休とスティーブ・ジョブズに魅せられて

茶の湯の心と茶道の基本、出会った言葉やその日の出来事から、気付いた事をつづります

お辞儀のしかた 国母 v.s. 豊田

2010-02-22 01:18:36 | つぶやき
和室でお辞儀ができない。

お茶の初心者の方のお辞儀ができない事に、正直おどろきました。
しかも年齢にかかわらず。

畳についた手が蛙のように開いてしまったり、
お辞儀をすると、肘まで畳についてしまったり、
うなだれたように、頭だけが下がっていたり、

自分が小さいころは、正月に祖父からお年玉をもらう時は、畳で新年の挨拶をしていたので、自然とそれなりのお辞儀の仕方を習得していました。

お辞儀の仕方も教わらないと身に付かないものなのですね。

某大手食品メーカーの専務の方と、飲みに行った時
「役員になっても学ぶことがあってね。まず、頭の下げ方。
コンサルタントから、万一不祥事が起きた時を想定して、記者会見での頭の下げ方から習うんだよ」
と、おっしゃっていました。

豊田社長も、きっとお辞儀の仕方を勉強していたのでしょうか。
国母くんも、挨拶の仕方を教えてくれる人がいたらよかったのに。

でも、挨拶は心です。私は、
「不具合ではなく、消費者のブレーキの感じ方」と言い張るトヨタより
「反省してま~す」の国母くんの方が、人間味があって好感がもてる挨拶と感じました。