茶道と仕事力~千利休とスティーブ・ジョブズに魅せられて

茶の湯の心と茶道の基本、出会った言葉やその日の出来事から、気付いた事をつづります

脱皮する企業 デュポン

2010-03-07 21:02:11 | ビジネス発見
“脱皮”する企業

この言葉にびっくりしました。
成長する企業、進化する企業など、大きくなることを表現する言葉は聞きますが、
“脱皮”です。

DuPontの方にお会いして、M&Aの考え方を紹介していただいた時に「脱皮する企業です」とのことでした。

そのとおり、本体がある目的で大きくなるために、抜け殻をするりと本体から外す時があるそうです。
DuPontは化学会社。ナイロンを作った会社という認識でいたのですが、
今は、石油化学の時代ではないとナイロン事業は別会社になっているそうです。

抜け殻として脱がれるほうも、本体も、機が熟したと納得の上の脱皮なのでしょうね。
業績が悪化した部門を、トカゲの尻尾のように切り落とすスタイルはよく目にしますが、それとは別物。

『脱皮する企業』

すごーい! としかコメントできませんでした。

win-winを考える

2010-02-24 23:53:45 | ビジネス発見
「その仕事は誰にとってどういう価値がありますか?」

今日の会議中に、発言者に向けて直接質問したら、言葉がきつくて失礼なので
自分に問いながら一人ディベートをしてました。

発表者の××課長!
自社の収益のために価値があるっていうだけの答えはないんじゃないの
ましてや、先方さんからの提案に対して、手を貸しただけ、っていうのもないでしょう!

やっぱり顧客や相手様を尊重した上に成り立つ相互利益につながる仕事だからではないでしょうか

「おもてなし」の視点からみたらどう考えられますか

それが、win-winっていうものでしょう。
(win-winという言葉をつかった”7つの習慣”もだいぶ昔はやったビジネス指南書かもしれませんが、まだまだ健在ですよね。)

今の社会「思いやりの心」が失われつつあります。と先代のお家元鵬雲斎の講演案内に書かれていました。

私の仕事スタイルは「思いやりの心」をもってwin-winでいきたいと思います。