今日は13:30から王寺の「リーベルホール」で 西山 厚先生の公演がありました。
「仏教の伝来と聖徳太子」という題目です。
先着270名という事ですが・・西山先生は人気なので、受付開始には会場に着かなければ・・・
(案の定、定員オーバーで入りきれなかった人は別室でモニター観覧だったそうです)
で、早めに家を出て まずは、法隆寺へ!
昨日と今日、「聖徳太子市」をやってました。
地元のお母さん達が炊いた 炊き込みごはんや各地の名産品など
法隆寺に着くと ボランティアのガイドさんに声をかけていただいて
希望の時間内で案内しますよ!という事ですが
ちゃんと説明するなら、3時間くらい必要との事
それじゃあ今日は時間が無いので無料で回れる範囲内で30~40分でお願いしますと
「秘仏救世観音像」の公開時に合わせて 次回ゆっくりと再訪問する事にしました。
西円堂 - 国宝(鎌倉時代)
薬師如来座像が安置され、耳病に良く効くらしく、堂の中には錐(きり)が納められています。
五重の塔も良く見えました。
西円堂の東側にある鐘楼は、時を知らす鐘。現在も使用されているそう。
聖霊院 - 国宝(鎌倉時代)
ちょうど法要が終わったところで、偉いお坊様達がたくさん出てこられました。
東大門 - 国宝(奈良時代)を抜けて夢殿へ向かう
いい感じ
手水舎・手水鉢も
ちょっと時間に余裕できたので
ガイドさんに勧めてもらった「法輪寺」
「法起寺」
で、「斑鳩三塔」を制覇
では そろそろ王寺へ
王寺町のゆるキャラ「雪丸」くんが出迎えてくれました。
無事 受付を済ませ、開演まで「太子市」で買ってきた「黒米のかやく飯」を。
西山先生のお話は 本当に いつも面白い。わかり易い。
仏教はどこから伝わったのか? 仏教伝来の正しい意味とは?
どのように日本に定着して行ったのか?
なぜ、すぐには広まらなかったのか? ・・・いろいろな疑問に答えて下さいます。
特に興味深かったのは、
法隆寺は一度、全焼しているのに なぜ釈迦三尊など古い仏像が残っているのか?
五重の塔の心柱には何故100年も前(594年頃)の古い木が使われているのか?
奈良時代に出来た夢殿に、飛鳥時代の救世観音像が安置されているか?
聖徳太子は本当にいたのか?
あっと言う間の1時間半でした。
感想は、尼さん立派! そしてキーワードは「馬子がんばる」です。
講義の後は 王寺町の観光ガイドさんの案内で「達磨寺」へ
達磨寺へは、雪丸の足跡(雪丸ロード)をたどって行くと約1kmで到着です。
お寺から撮影許可が出たので「千手観音さん」を写真に収めさせていただいて
平成14年の本堂建て替え時に出した舎利容器
1号墳・2号墳
雪丸像
などなど、案内していただきました。