公益財団法人京都文化財団の主催で
「文化財鑑賞と朝がゆ体験」が全4回の日程で開催されました。
私は最終回(今日)の宇治市・萬福寺へ行ってきました。
萬福寺へは以前にも訪れていますが、
今回は僧侶の方のご説明なども伺う事が出来るので、楽しみにしていました。
ただし、朝めっちゃ早い
7:15に萬福寺・三門に集合! なので、まだ薄暗いうちから家を出て
本日の参加者は80名。
建物内部は撮影不可なので、画像無し
江戸時代に中国から来られた隠元禅師が約350年前に開創された寺院で
中国の様式を そのまま再現した伽藍(左右対称の造り)となっている。
隠元(いんげん)禅師は、いんげん豆を伝えたお坊様だそうです。
まずは「天王殿」布袋様をお祀りしています。
弥勒菩薩様は釈迦が入滅された5億7千萬年後に現れるとされてますが
その間、弥勒菩薩の化身として人々を導いて下さるのが布袋様
布袋様は七福神の中で唯一実在した方だと云われていて、
いつも大きな布の袋を持っておられて、貧しい人には食べ物を
病気の人には薬を、袋の中から出して与えておられた方だったとか。
中国では一番初めに布袋さんをお参りするスタイルだという事です。
その裏には走るのが早い「韋駄天」様。
「大雄宝殿」にいらっしゃるお釈迦様の方へ すぐ走っていける様に、そちらに向いておられます。
その周りを「四天王」が守りを固め、萬福寺は大きな災害や火事に見舞われた事が無いそうです。
そして「法堂」(はっとう)
通常、非公開で(ここで授戒もされる)本日の座禅体験の場です。
座禅の作法・心得の説明を受け、約20分の体験。
座布団を貸して下さるとは言え、本格的な座禅は初めてで緊張しました。
そして「斉堂」(食堂)
萬福寺と言えば、「普茶料理」が有名ですが、本日は朝がゆを頂きます。
内部は撮影禁止なので、入口の写真を
こちらも作法を守り 米粒・粥の糊・梅干しや昆布の汁まで
何ひとつ残す事なく綺麗に「有難く」頂きます。
食べ終えたら椀にお茶を注ぎ、1枚残した たくあんで綺麗に拭き上げます。
これ、以外と難しい。
そして最後はカードタイプのお守りをお土産に頂いて解散。
なかなか、貴重な体験でした。 座禅は もう一度やってみたいな~と思いました。
回廊が張り巡らされているので、雨天時にも参拝し易いですよ~とおっしゃってました。
開版(かいぱん)
木魚の原型とされていて、時を知らせる為に今でも使われているそうです。
現在の物は3代目でそうで、開創350年なので、100年強使われるのですね~
口から出ているのは「煩悩」。お腹(丹田)を叩いて悪い物を外に出します。
伽藍自体に龍が現されていて、菱形に並んだ敷石は龍の背中
位の高いお坊様しか通れません。
「逆鱗に触れる」という言葉が有る様に、踏んではいけない鱗は
位の高いお坊様にしか見分けがつきません。
「皆様方は気にせず、どうぞ!」と言われましたが・・・
イヤ! そんな話のあとでは踏みにくいって!
蓮も そろそろ終わりですね
そして、黄檗といえば パンの「たま木亭」
以前は小さな小さなお店でしたが、今は京大前に移転して少し店舗も広くなってました。
相変わらず、行列が出来てました。
美味しい!何を食べても美味しいけど、私は、黒豆のクリームパンが一番!
「文化財鑑賞と朝がゆ体験」が全4回の日程で開催されました。
私は最終回(今日)の宇治市・萬福寺へ行ってきました。
萬福寺へは以前にも訪れていますが、
今回は僧侶の方のご説明なども伺う事が出来るので、楽しみにしていました。
ただし、朝めっちゃ早い
7:15に萬福寺・三門に集合! なので、まだ薄暗いうちから家を出て
本日の参加者は80名。
建物内部は撮影不可なので、画像無し
江戸時代に中国から来られた隠元禅師が約350年前に開創された寺院で
中国の様式を そのまま再現した伽藍(左右対称の造り)となっている。
隠元(いんげん)禅師は、いんげん豆を伝えたお坊様だそうです。
まずは「天王殿」布袋様をお祀りしています。
弥勒菩薩様は釈迦が入滅された5億7千萬年後に現れるとされてますが
その間、弥勒菩薩の化身として人々を導いて下さるのが布袋様
布袋様は七福神の中で唯一実在した方だと云われていて、
いつも大きな布の袋を持っておられて、貧しい人には食べ物を
病気の人には薬を、袋の中から出して与えておられた方だったとか。
中国では一番初めに布袋さんをお参りするスタイルだという事です。
その裏には走るのが早い「韋駄天」様。
「大雄宝殿」にいらっしゃるお釈迦様の方へ すぐ走っていける様に、そちらに向いておられます。
その周りを「四天王」が守りを固め、萬福寺は大きな災害や火事に見舞われた事が無いそうです。
そして「法堂」(はっとう)
通常、非公開で(ここで授戒もされる)本日の座禅体験の場です。
座禅の作法・心得の説明を受け、約20分の体験。
座布団を貸して下さるとは言え、本格的な座禅は初めてで緊張しました。
そして「斉堂」(食堂)
萬福寺と言えば、「普茶料理」が有名ですが、本日は朝がゆを頂きます。
内部は撮影禁止なので、入口の写真を
こちらも作法を守り 米粒・粥の糊・梅干しや昆布の汁まで
何ひとつ残す事なく綺麗に「有難く」頂きます。
食べ終えたら椀にお茶を注ぎ、1枚残した たくあんで綺麗に拭き上げます。
これ、以外と難しい。
そして最後はカードタイプのお守りをお土産に頂いて解散。
なかなか、貴重な体験でした。 座禅は もう一度やってみたいな~と思いました。
回廊が張り巡らされているので、雨天時にも参拝し易いですよ~とおっしゃってました。
開版(かいぱん)
木魚の原型とされていて、時を知らせる為に今でも使われているそうです。
現在の物は3代目でそうで、開創350年なので、100年強使われるのですね~
口から出ているのは「煩悩」。お腹(丹田)を叩いて悪い物を外に出します。
伽藍自体に龍が現されていて、菱形に並んだ敷石は龍の背中
位の高いお坊様しか通れません。
「逆鱗に触れる」という言葉が有る様に、踏んではいけない鱗は
位の高いお坊様にしか見分けがつきません。
「皆様方は気にせず、どうぞ!」と言われましたが・・・
イヤ! そんな話のあとでは踏みにくいって!
蓮も そろそろ終わりですね
そして、黄檗といえば パンの「たま木亭」
以前は小さな小さなお店でしたが、今は京大前に移転して少し店舗も広くなってました。
相変わらず、行列が出来てました。
美味しい!何を食べても美味しいけど、私は、黒豆のクリームパンが一番!