リクガメの気持ち

ペットの星ガメも飼い主もマイペースでのんびり・ゆっくり

日々を綴っていきます。

春日若宮おん祭り・遷幸の儀(2016)

2016-12-17 | 神社・仏閣

昨夜は かなり寒かったけど

春日若宮おん祭りの「遷幸の儀」に参列してきました

平安末期の保延2年(1136)9月17日、関白藤原忠通が五穀豊穣を祈って始めて以来、

一度として途切れることなく、連綿と守り継がれている伝統行事です

今年で第881回です


若宮様をご本殿よりお旅所の行宮(あんぐう)へとお遷しする行事で、古来より神秘とされています

参道は灯火を滅して謹慎し、参列する者も写真はもちろん、懐中電灯を点すことすら許されない

自動販売機の電気だって消されます


おん祭りの日は 例年 とても寒い日が多いですが

なぜか、「遷幸の儀」に参列する時は さほど寒さを感じません

神聖な空気に包まれて、緊張してるからなのか?(心理的なもの?)

または 地面がアスファルトでは無く 土・砂・砂利 だし

周りを多くの木々に囲まれてるから風が弱まっているからなのか?(物理的なもの?)

家を出る時は 寒くて心折れそうになるのですが

行ってみると「やっぱり、今年も来て良かった」と思うのです


神聖な神事なのに、たまに 携帯電話を操作したり おしゃべりしたり

不謹慎な人がいたりするのですが

今年は、私達が並んだ場所には そんな人が居なくて

イヤな気分にされる事も無く、静粛に若宮様をお迎えさせていただけました

ルールを守れない人は来てほしくないですよね


遠くから「ヲー、ヲー」という警蹕(みさき)の声と太鼓の音が聞こえてき

地面を引く 松明の炎が少しずつ 自分の方に近づいてくると

その頃には 寒さなんか全然忘れてます

自分の前を若宮様が通って行かれる時、恐れ多く自然と頭を垂れる感じになります

上手く表現出来ないけど

その瞬間は 目に見えない(頭を下げてるので物理的にも見えないし)何か

大きな、周りの空気より温度が少し高い、気の塊と云うのか?

確かに そこには何かある!と感じる物が通過して行くのです

初めて参列した時は「神さまって本当にいてはったんや!」と衝撃を覚えました


こういう経験をさせてもらう事って そうそう無いと思うし

奈良の伝統行事にふれる度に、結婚して奈良に来て、「奈良って本当に良い所」だと思います


奈良で生まれ育った人って、その良さに気づいて無い人 多いですよね~

遷幸の儀? 何?それ? みたいな人も結構います

その一方で 稚児流鏑馬に携わるので1カ月前から給食は他の生徒と別メニューの子がいたとか

習い事は雅楽の笙の笛だとか

「奈良あるある」な話を聞く事も



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先月の懸賞成果

2016-12-02 | 懸賞・プレゼント

最近、あまり懸賞応募してなかったので 成果も少なく



ドライフーズのお味噌汁と



BOSSの全プレ のみ

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