ご報告遅くなりましたが、お陰様で我が家に満開の桜が咲きました。
結果は5勝0敗。
(内1次試験(筆記)結果のみで、2次の面接・実技は辞退したので正確な合格とは言えないかもしれませんが・・・)
息子の受験は、中学受験ではめずらしいケースだったかもしれません。
中学受験において第一志望校は、自分の持ち偏差値より上のチャレンジ校を目指すのが一般的みたいですが。
私がそれに気づいたのは、結構後になってからなんですが。
それでも、我が家の志望は変わらず、上を目指すことはせず着々と目標に向かっていきました。
わが息子の第一志望は、直近の平均偏差値より-10以下。
本当に稀なケースだと思います。
そして、第二・第三の方が偏差値が上で、2/1→2/2→2/3と偏差値が上がっていくという変な受験校選びでした。
どちらの学校も平均偏差値内であり、1つもチャレンジ校はない比較的安全な受験でした。
しかしながら、この2校は、模試での調子が悪い時には合格率80%を切ってしまうこともあり、体調や試験の内容で×な時も
あるだろうなって思ってました。
私が試験前に思っていたことは、1日~3日の内全部落ちるということはないだろうということ。
まあどこかには引っかかるだろうと、ちょっとお気楽に。
逆に全部受かるとも思ってなかったです。
この結果は本当にありがたいことです。
ただ、大変うれしいことではありますが、息子の人生にとって必ずしも良いこととも思えません。
息子もどこか自信はありながら、全部受かるとはやはり思っていなかったでしょう。
すべて合格をいただいたことは、自分がこの4年間かけてやってきたことに自信と誇りを持ったと思います。
あまり自分に自信を持たない、どちらかというと劣等感を持ったマイナス思考の彼にとって
自分に自信を持つことの出来る最高の結果であったと思います。
以前からマイナス思考の息子に、失敗も次の成功の糧にしてほしいと願っていた親は
大変うれしかったですが、ちょっと複雑です。
成功体験はとても大切だと思います。
息子は、こつこつ続けることは成功につながるんだということを身を以て体感し、心から理解したと思います。
このことは、息子にとって財産であり、今後も忘れないでほしいと思います。
ただ、努力をすれば必ず成功するかと言ったらそうとも限りませんよね?
失敗することも多々ある。
この先壁にぶち当たることもたくさんあると思います。
失敗し、壁にぶち当たり、悩み、解決し、乗り越える。
こういう経験もとても大切だと思うし、早いうちに出来れば経験して欲しいとも思います。
今回の受験で、周りの子は成功だけではありませんでした。
憧れて憧れて、がんばってがんばって、結果だめだった子もいます。
たくさん泣いたという子もいます。
そしてたくさん泣いた後、合格をいただいた学校でがんばろうと決心して
前に向かった子もいます。
わずか12歳の子にはあまりにも無常な結果。
大袈裟かも知れませんが、中学受験を目指している子にとっては、
希望の学校にすることが、今自分のすべてと思って良いぐらいなんですから。
大人からすれば、人生の中では、たかが中学受験と思えるでしょう?
これで人生決まってしまうわけではないしって。
まだ、この先頑張ればいいじゃない?って。
でも子供にとっては、今がすべてですからね。
涙して乗り越えた子は、ここで大きく成長したと思うんですよね。
それが、わが子には無い。
贅沢だけど、ちょっと複雑な心境です。
受験の様子は、またゆっくり書きます。
今後、受験される方のちょっとでも参考になれば・・・
そして、4年間勉強した教材を一か所にまとめて写真を撮りました。
まだこの他にもありますが。
特にSに移ってからは、毎回テキストがあるので、最後は私も整理が追い付かなくなって、
あっちこっちにちらかりまくって。
最後整理が大変でした。
Sのテキストが欲しいという方に昨日お譲りしました。
捨てる手間が省けて、助かりました。
あ~とにもかくにも、よくがんばりました。