先日、たまたま父と食べ物の話をしていて
父が「お父さんは唐茄子が好きだよ」と言った
あ〜久々
「とおなす」
昔、私もそう言っていたのかもしれないが
改めて思い返してみると今は「かぼちゃ」としか言わず
そうだ!私も昔は とおなすって言ってた‥‥と
すると
子どもの頃の楽しかった思い出が走馬灯の様に次々と
花火、海水浴、風鈴の音に蝉の声
何だろう‥‥懐かしい
懐かしいのに少し寂しい
あの頃にいた祖父母や母は思い出の中にしか居ないから
みんなの優しい笑顔が目に浮かぶ
父が何気なく言った、どうって事の無いその言葉が
私を遠い昔へいざなってくれる魔法の言葉だった
