吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

願書出し忘れに両親怒り…「ミスじゃなくて犯罪」「訴訟する」 その2

2024年04月06日 06時15分15秒 | 日記
 願書提出が2時間遅れて、組合教育委員会は「公平公正性が必要な願書の締め切り・受け付けとなるので特別な対応はできない」と受験願書を受理しなかったとのことです。
 もちろん公平公正であることが重要であることは言うまでもありません。しかし試験に関してではなく、願書の締め切り時間です。人間のやることだからミスは確かにあります。公平性をいうのであれば、試験を受けるという機会均等の公平性を生かしてあげてもいいのではと思います。願書提出が2時間遅れたということで受験の機会を取り上げるのは如何なものでしょうか。そしてこの2時間遅れの願書を受け付けることで、誰かほかに不利益を被る受験生はいるのでしょうか? それがこの教育委員会の言う公平公正性なんでしょうか? この四角四面の教育委員会の対応には疑問を感じます。 ここまで厳しく対応するというのであれば、今後この教育委員会内で起こったすべてのミスも断罪する必要があります。きっと市民はこの教育委員会の今後を許すことはないかもしれません。心の通った例外的判断がなされるべきだったと思います。

願書出し忘れに両親怒り…「ミスじゃなくて犯罪」「訴訟する」 その1

2024年04月05日 05時58分04秒 | 日記
3/4(月) 11:27配信 テレ朝 NEWS
 福岡市の中学生3人が、教員の願書の出し忘れで第一志望校を受験できなかった問題で、両親が取材に応じ、つらい胸の内を語りました。
■組合立の願書締め切り日を“勘違い”
 母親は涙ながらに「娘には笑って卒業してほしい…それだけです」と、中学3年生の娘への思いを話しました。 女子生徒の父親 「プツッと糸が切れたような感じで、もう本当に学校も行きたくなさそうだし、先生と話したくない」  受験間近の女子生徒に信じられない事態が起きました。
 校長 (保護者説明会) 「学校の出願ミスで(高校を)受験できない生徒を出してしまいました。本当に申し訳ございません」  ことの発端は、先月16日。正午までに出さなければならない高校入試の願書を、福岡県の博多女子中学校の教員が出し忘れてしまったのです。3人の生徒が志望校を受験できなくなりました。  受験する予定だった高校は“組合立”という公立高校で、先月16日が願書の締め切りでした。県立高校の締め切りは4日後の先月20日だったため、中学校は日にちを勘違いしていたと説明しています。  教員は慌てて、2時間遅れで提出しようとしましたが、組合教育委員会は「公平公正性が必要な願書の締め切り・受け付けとなるので特別な対応はできない」として、願書を受理しませんでした。

給食をのどに詰まらせ支援学校の生徒死亡事故 県に660万円の賠償命令 大分地裁 その4

2024年04月04日 06時11分33秒 | 日記
2024年3月1日(金) 16:08 大分放送
 食事誤嚥による窒息は、当然、自宅の食事中でも起こりえることです。自宅では見守りは親御さんが常時監視しているというのであっても、窒息除去の応急手当を完全に親御さんがマスターしていなければ、常時つきそっていても救命は難しいでしょう。窒息は救急車がくるまで待っていたら当然助かりません。居合わせた人がきちんと処置できるかが重要です。背部叩打だけでは難しいこともあり「次の一手」を知らなければ効果はありません。
 窒息事例で重要な点は2つ。特に障害者に対しては毎回食事前に「よく噛んでから飲み込むよう」指導すること、そして周囲の者が窒息解除の手技を完全にマスターしておくことの2点です。職員の人員を増やすとか危険食材に認定するとかはその次のことかと思われます。今回は誰か特定個人が悪かったということではないと思いますが。

給食をのどに詰まらせ支援学校の生徒死亡事故 県に660万円の賠償命令 大分地裁 その3

2024年04月02日 05時58分00秒 | 日記
2024年3月1日(金) 16:08 大分放送
 8年前の事故ですが、4年半もかけてようやく結審したようです。被害者の方の親御さんが「自分の子供が悪かったのではないのでそれを証明してあげたい」と言っておられたようですが、物を喉に詰めたのは本人が悪いと誰かがはっきり言っていたのでしょうか? おそらく誰も言っていないと思います。親御さんが施設の管理体制、事故対応システムの不備などを理由に訴訟を起こしたわけですが、そうなれば被告側は「いや当施設ではない」と争うことになるでしょう。知的障害があって支援学級に在籍していたのであれば、嚥下機能等の未熟さがあったのかもしれません。でもそれは障害のせいであり、本人が悪いということではありません。また「目を離した隙の出来事」であると言いますが、1対1の付き添いが食事中に常時必要なのであれば、それは人員の問題で難しかったのかもしれません。

給食をのどに詰まらせ支援学校の生徒死亡事故 県に660万円の賠償命令 大分地裁 その2

2024年04月01日 06時18分33秒 | 日記
 2024年3月1日(金) 16:08 大分放送
 母・香織さん(判決後の会見)
 判決の後、遺族側は会見を開き、母親の香織さんは「郁香には障害があって食べることにリスクがあった。先生が離れたことでリスクが生じ、見守りをするべきだったと裁判所に認めてもらえた。今後、障害者の食事のリスクに対して、世の中の意識がもっと高まるようにこれからがんばっていきたい」と話しました。
 判決を受けて佐藤樹一郎知事は1日の定例会見で、「亡くなられた方に対して、改めて心からご冥福を申し上げたい。事故後、教育委員会は特に障害がある人の児童生徒の食事が安全に行われるように手引きを作るなど、安全確保ができる取り組みをさらに強化をしていると聞いている。何より二度とこのような事故が起きないように安全確保に万全を期することが重要なので、そのように教育委員会に指示をしている。判決については裁判のプロセスなので、しっかりと検討したうえで教育委員会から話を聞いて、今後の対応を考えていきたい」と述べました。