吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

紅葉の季節 その3

2016年12月14日 05時58分13秒 | 日記
 さてそんなこんなでバスは山道を走り続けたのであるが、とあるバス停で数名の高齢者(と思われる)グループが降りた。
 しかしバスはいつまでも発車せず乗車口のところで何やらザワザワしているのである。車内の混雑もありバスの後ろにいる自分には何が起こっているのか、前で起こっている状況が見えない。今おりた客が乗車口のところで運転手と何か話をしているようだ。
 その客はまた外に出て集団(といっても4~5人)の面々の点呼をしているようである。その間は運転手も発車できないでいるのだ。
 ほどなくして乗降口の外から女性の大声が車内に向かって発せられた。「〇〇さぁ~ん、お父ぉさ~ん、まだのっていますかぁ~? ここで降りるの?」と・・・。
 その声に驚いたバス内にいた老齢の男性は慌てて「次だ、次!」と叫んだ。
 そしてその一度降りていたグループはまたぞろぞろとバスに乗り込んできたのだ。

 このバスは公共のバスである。彼ら4~5人の貸し切りではないし彼らは子供の遠足でもない。
 今は紅葉の混雑時期である。混んでいる時は各自がどこのバス停で降りるのかは前もって覚えておくのがマナー。しかも車内放送であれだけ運転手に「スムーズな下車を」と何回もアナウンスされているのもかかわらずこうなのである。
 彼らは日本人の、いやしくもいい大人のグループである。中国人ならしょうがないと思ったが、このお行儀の悪い日本人のグループはきちんと小学校にいったのであろうかと感じた? 日本人だっただけに余計に嫌な思いがした。

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