今の介護保険制度は緊急時、全く役に立ちません。
3年半前に姉が乳がんの手術をして退院した後一人暮らしなのでしばらくの間介護が必要でした。
それなのに手続きが大変、その上に審査が必要、結局役立たずで民間のヘルパーさんにお願いしました。
今回姉は急激に腰の下から股関節が痛くなりました。
ちかくの整形外科で見ていただいたらレントゲンでは全く股関節に異常は無くボルタレン処方です。
其のボルタレンも効かず、トイレに行くのに5分も掛かってしまうし食事の準備、並べることすら出来ません。
大きな病院で診ていただこうと、火曜日にタクシーを呼び連れて行きました。
当然車椅子でないと移動が出来ません。
色々検査の結果、背中が曲がってしまっている原因の圧迫骨折が数箇所、背骨が曲がっているための骨盤変形、が主な原因でしょうということでした。
少し強くしたお薬3週間分出してくださいました。
介護保険申請はしたのですが又時間がかかります。
そのために又有料のヘルパーさんがいないと私まで共倒れになってしまうのでお願いしました。
来週の火曜日は半年に1度の癌研での精密検査がいくつかあり其の1週間後に検査結果です。
当然タクシーと車椅子でないと行かれません。来週と再来週の火曜日は夫に別宅をお願いします。
絵里子もちゃんと情勢が解って4時半までお友達と遊んだり手紙を書いて出かけているときもあります。パパと二人暮らしになった直後じゃなくて本当に幸いしていますが!
緊急のときに介護が受けられないで年金からしっかり介護保険が引かれるのは何なのでしょう!
姉は幸いにしてタクシーを使っても有料のヘルパーさんにお願いしても支払う能力があるからいいですが、皆がそうではないでしょう。
子供もいない一人暮らし、しかも近場に親戚も誰も頼る人がいない人はいったいどうしたらよいのでしょう?姉はまだ恵まれているほうかもしれません。
本人の立場になったらやはりかわいそうでほおって置くわけに行きません。
誰でも痛みは辛いです。これでよくならなかったらペイン科に移るのかもしれません。
姉も買い物好きだから少し元気だと何度もデパートに出かけていたり銀座のヤマハ楽器に出かけていたので背中の負担があるのだと思います。
動けて楽しみが出来るならとても良いことだと思っていましたがそんな楽しみも足が動かなければどうしようもありません。
介護保険を払っているのだから緊急時ケアマネさんが飛んできて実態調査を早急に出来る体制をぜひ作ってもらいたいものです。
写真は先週土曜日に行った【2013、世界蘭展日本大賞】の大賞に選ばれた作品です。
【フラグミペディウム属 コバチー ‘セカンド スマイル】この種で大きな美しい花びらが選ばれた理由だそうです