理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

ピッキング まとめ

2010-12-23 21:48:55 | インポート
最近のアクセス解析によると「ピッキング」のキーワードで見に来てくれてる人が多いのな。
ピッキング
ピッキング その2
ピッキング その3
だから3回ほど書かせてもらったけど、それだけピッキングの被害が多いってことなのか、それとも・・・やってみたいって人が多いのかな?

まあ、お兄さんはピッキングできるけど教えてあげませんよ。ピッキングのやり方を知りたくて見に来た人は残念でした~( ̄ー ̄)ニヤリッ

お兄さんは「人間の作った鍵である以上、人間が開けられないものはない」と思ってます。宇宙の真理とか生命の神秘みたいな神様が作った?ものならいざ知らず、所詮人間が作り出したものだから他の人間にだって開けることは可能なのですよ。

これ、ドアとかの錠前だけじゃなくコンピューター上の鍵、つまり暗号なんかも一緒。「この暗号はスパコン使っても解析に何億年かかる」とか言うけど、スパコンの性能自体年々桁違いで上がっていくしソフト面でも向上してるわけだから、結局はいたちごっこなんだよね。そもそも総当りする所用時間何億年だから、場合によっては解析開始直後にヒットしてしまう可能性だってある。それこそ「神のみぞ知る」の世界だわな。

で錠前なんだけど、こちらも日進月歩で開けられにくい鍵が開発され続けてます。ゴルフボールの丸い凹み(ディンプル)がついた鍵やマグネットを利用したもの、基本的な構造は一緒だけど工作精度を上げてピッキングに対する抗力を上げたものなど色々あります。

ただ、「開けられにくい鍵」ってのもいくつかジレンマを抱えています。
・鍵をなくしたときプロでも対処が難しくなる。
・コストが上昇する(大規模集合住宅では特に問題となる)
・精度が高すぎて正規の鍵でも受け付けないときがある
三番目の「要求精度」の問題は変造500円硬貨のときの自販機などのコインセレクターにも発生しました。エラーに対して敏感しすぎて正規の500円玉でも返ってきてしまったって経験した人も多かったでしょう。

とまあ、防犯は一点だけに気を使ってもやられるときはやられてしまいます。鍵などハード面だけじゃなく、賊が近づきにくい環境を作る、つまりソフト面での整備も重要な防犯対策の一つと言えます。その辺が気になる方は鍵屋さんや警備屋さんに相談してみるとよいでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿