理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

とうとう・・・

2016-03-21 22:05:05 | のりもの
本日、3月21日22時18分、最後の客車寝台列車である急行はまなすが札幌に向けて発車します。きっと今頃、車内は騒然としているのだろうなぁ。

新しい時刻表を見ていて思ったのが、
・6時17分新青森発東京行きのはやぶさ4号に急行はまなすを連絡させれば…
・6時35分新函館北斗発東京行きのはやぶさ10号に連絡する札幌―函館間の夜行があれば…
などと今更ながら、色々と考えてしまいます。

かつて、札幌―函館間には「快速ミッドナイト」というキハ56系気動車をカーペットに改造した列車が走っていました。これは平成14年に廃止になってしまいましたが、今「新幹線リレー号」として復活させれば、それなりの需要が見込めるのではないかと思います。函館を6時半ごろに出発するはやぶさ10号は、正直なところ高い乗車率は見込めないと思われます。札幌―函館間は実際のところ「夜行」を走らせるのには距離が短すぎるのですが、函館に早着しても「ヒルネ」扱いでホームに置いておけば、はやぶさ10号の乗車率向上に貢献できると思うのですが…

まあ、はまなすの14系24系客車も車歴が40年くらいと限界に近いとは思うので、お役御免は致し方ないと思います。なのでキハ183系のカーペット化などで札幌延伸までしのぐという方法も考えられます。ここは是非、JR北海道に検討していただきたいものです。(札幌発の一番列車、北斗2号に接続するはやぶさ16号より前のはやぶさの乗車率があまりに悪ければ検討するかな?とちょっと期待していますが、どうなるかなぁ。)

はまなすと白鳥(その2)

2016-02-27 23:58:59 | のりもの
続きを書こうとしたけど、猛烈な眠気で寝てしまいました…では続きです。

ヴーーヴーーと携帯のバイブが唸って目を覚まします。ブラインドの隙間からホームの蛍光灯の明かりが見えて「函館に着いたのか~」 同行者の寝台からはそこそこのイビキが聞こえたため起こすのをやめ、コートを羽織ってプラットホームへ降り立ちます。軽く寝汗をかいていたせいか、とても寒い((+_+)) 私の乗ってた1号車の先頭側、今まで引っ張ってきたディーゼル機関車との間に人だかりができています。そう、函館では機関車の付け替えがあるので連結、解結作業の写真を撮る人たちでした。函館駅はもともと、青函連絡船への乗り継ぎに対応すべく、ホームは海側ギリギリまで突っ込んで配置されており、スイッチバック式の機関車付け替えが見られます(青森駅も同様)。編成の反対側まで行くと津軽海峡線専用の電気機関車EF79がすでに連結されていました。

これから終点まで導いてくれるEF79 13

「ホームの端まで来たから一服つけるか~(-。-)y-゜゜゜」と思って先に進むものの喫煙所が無い!「えっ!反対側かよ!」と寒いホームをとぼとぼと引き返します…「でも、さっき灰皿あったっけなぁ?」と思いつつDD51のところまで戻ると、DD51は機回し線経由で五稜郭方面へ走り去るところでした。「灰皿灰皿…やっぱ無いわ…函館での一服が楽しみだったのに…」と「おタバコは喫煙所で」との掲示に、ホーム連絡通路の端に「喫煙スペース」の文字が!「ふぅ~( ´ー`)y-~~北斗星なら喫煙車が付いてたのになぁ」とぼやきつつ、煙をふかします。かつて国鉄が「無煙化」と称してSLを駆逐していたように、我々喫煙者も徐々に駆逐されつつあるのです…一服を終え「やっぱり寒いわ!((+_+))」と車内に戻って毛布にくるまるといつの間にか寝ていたようです(-_-)zzz

「お兄さん、お兄さん…着きますよ~お兄さん~」と同行者の声で目が覚めました。って、もう青森のホームに入線してんじゃねーか!慌てて着替えて荷物を整えるも、巡回の車掌さんに「そろそろドアを閉めますよ」と言われる始末。同行者よ、もう少し早く起こせよ!バタバタと降りると1号車の前に回送用のDE10ディーゼル機関車が連結されていました。

回送用のDE10 1761

写真を撮ったりして「回送シーンも見たいな~何時に発車かな~?」と少し待つもやっぱり寒い((+_+)) DE10は運転席がホーム側に背を向ける格好で配置されているのでちょっと覗き込んで運転用の時刻表を見ると、あと20分くらい発車しないらしい…寒いからもう行こう…あれ?同行者がいない!と思って連絡橋の階段を上ると編成の上あたりの窓辺で待ってたみたい。奴が「いつ発車するんすかねぇ?」と聞くので「あと20分くらいだってよ」と答えると「じゃあ、もう行きましょう」「はいはい」で改札を抜けました。

お兄さんの人生でこれが最後になるであろう客車寝台、ぐっすり寝られて十分堪能いたしました。名残惜しいけど時間は止められないのが自然の摂理。14系と24系、今までありがとう。寝台車で見た「ひとときの夢」は忘れない。

はまなすと白鳥(その1)

2016-02-26 22:57:19 | のりもの
引越ししてきて、さっそく記事を書こうと思ってたけど、昨夜は早々に寝てしまいました…

さて、今日の主なニュースは北海道新幹線開業まであと一か月=切符の発売日ということで、買えた人が男泣きしてたというのが印象に残ったな。だけど東北新幹線の「八戸延伸!」「青森延伸!」ってここまでニュースになった覚えがない…まあ、あくまで既存路線の「延伸」と新線の「開業」とはちがうのかもしれんけどね。

新幹線と引き替えに去るものもあるわけで…「カシオペア」と「はまなす」そして「白鳥」が廃止になってしまいます。ノスタルジー大好きなお兄さんとしてはこれらの列車が間も無くなるほうが重大事項なのです。正直、新幹線開業なんてのはどうでもい(ゲフンゲフン

というわけで先週末にはまなすと白鳥に乗ってきました。

札幌駅の案内板

ホームに上がると、いました!ディーゼル機関車DD51が先頭に立つ最後の定期客車列車!ディーゼルエンジンのアイドル音とともに心が躍ります!

「はまなす」のヘッドマークを付けたDD51 1148

青森行きの表示

編成を眺めると「北斗星色」のDD51に続いて14系寝台車や座席車、窓配置が独特のカーペットカーで組成されています。一部の14系車両は塗装が茹で卵の殻みたいに浮いて剥がれかけてる…廃止決定してるからって、この扱いは酷いわ…そしてこの日は金帯を巻いた24系寝台車が「増21号車」として組み込まれていました。これ、北斗星からの生き残りなんだろなぁ…さて、複雑な思いが心を行き来しつつ我々が乗ったのは1号車「スハネフ14 552」こちらはお兄さんより年上の大ベテランの車両となります。ごくごく一般的な2段B寝台なのですが、客車の寝台車で寝るのもこれが最後か…自分と、同行者の仕事の都合を精査しつつ、暇さえあれば「サイバーステーション」とにらめっこして寝台を取った甲斐がありましたよ!( ;∀;)
(余談:サイバーステーションを見てて、ある日突然寝台車の空きが急増したのは「増21号車」のおかげかもしれない)


客室入口

いよいよ発車です。客車列車独特の「ガコンッ」という軽いショックとともに列車は動き始め、静かにプラットホームを離れます。ポイントをガタゴト通過し、窓から見える札幌の街並みが少しずつ速く流れ始める…さて、備え付けのシーツを広げてゴロゴロします。畳一枚にも満たない寝台でもスプリングの具合がちょうどよくて最高!こんな快適さは新幹線では絶対に味わえないぞ!

「ハイケンスのセレナーデ」のチャイムが鳴り車内放送が流れます。函館に1時間ほど停まるらしいので、この時に起きてちょっと降りることとし、少し寝ることするか!夜通し起きてようかな?とも思ったけど、せっかくの「寝台」なのに寝ないと意味がないもんなw というわけで、目覚ましをバイブでセットし毛布を被ります。ジョイント音を聞きながら横になるのもこれが最後か…としんみりしつつ、いつの間にか寝入っていました。

意外と長くなったので分割します。続きはのちほど…

※なお、車内の様子は他のお客さんや図体のでかい同行者(非ヲタ)が写り込んでしまっているので掲載しません…あしからず…

良い連休を~

2012-05-03 00:27:22 | のりもの
(=゜ω゜)ノぃょぅ
明日からまた連休すな(´∀`) 今日、更新しようとしたら1日のアクセス数が1500超えてるw昨日のおっぱい効果かよwと思ったら単純にアクセスカウンタが物故割れてるっぽい。ログ履歴だと、いつもどおりの10件そこそこなんだよな。まあ、ライブドアブログだとたまにある現象ですわw

お兄さんの明日からの予定は、転勤してしまった弟者のところに家族で遊びに行くという企画。当然、お兄さんは運航乗務員、母者は助手席で寝る!お父ちゃんは後席で寝る!という素晴らしいドライブ旅行です。はぁ、数百キロ運転するのは疲れそう・・・(´・ω・`) しかも母者の車(禁煙車)で行くからたばこ吸えないストレス半端ねぇ。でも、おかげで旅費(燃料、高速代、食費)などはタダだし乗務員やってもお釣りくるから悪い条件ではないよなぁ。

関越道でバスが突っ込むという残念な事故があったね。まあ、国土交通省が670㎞まではワンマンクルーおkとか、ちょいと無理ですよ。お兄さんも関東から北の大地へ帰省してた時もフェリー乗り場まで割と平坦な東北道を600㎞ぶっ通しで走ってたけど乗用車でもきついもの。関越道の藤岡あたりは関越トンネル抜けて、赤城山脇を抜けて、のんべんだらりんな道になってきて気が抜ける区間だしなぁ。

関東で仕事してた時も「関東-関西」を1日で往復しろとか言われたことあって、単発だから出来なくもないけど、職業ドライバーだと毎日のことだからほんと辛いと思うよ。「規制緩和」が世の流れなんだろうけど、規制緩和したら バス会社雨後の竹の子→価格過当競争→ドライバー過労→死亡事故じゃあ規制緩和の意味ないもんねぇ。

まあ、とりあえず明日からどこかに行く人たちは気を付けて楽しんで行って来てくださいな(。・ω・)ノ゛ ジャ

っせーっ、っしたーっ

2011-09-21 01:46:23 | のりもの

田舎者のお兄さんが初めて首都圏の電車に乗ったのは20年以上も前の話だなぁ。あのころは男の車掌さんが全部アナウンスをしてて、確かに何を言ってるのか分からなかったwそりゃ、スーパーベルズがネタにするのも納得ってもんですわ。

まあ、それに比べて今の電車は録音おねいさんの流暢な日本語と英語を放送してるから聞きやすさは別格だよね。The next station is Shibuyaって最近気づいたけど、Shibuyaのイントネーションはあくまで日本風なんだよな。昔は「シ~ヤ」って変なイントネーションだったけどwまあ、正直なところ最近の電車ならドアの上に電光掲示されるからアナウンスはいらないといえばいらないんだがねw

お題の文中に
>京浜急行の駅員さんは「ドアが閉まります」を「ダァ!!シエリイェッス!!」と言うそうですが、本当でしょうか。
とあるけど、本当ですwたぶん、首都圏の中では一番クセのあるアナウンスをする会社だろうな。

てか京急自体、ドレミファインバータ車両を導入したり、アクロバティックな入れ替え(UST:浦賀サイドターン)をしてみたり「逝っとけダイヤ」(人身事故などで無ダイヤ状態になった際、とりあえず行けるとこまで電車を走らせる)といったかなり特徴的な会社なんだよね。だからというか根強いファンがいる会社でもあるんだな。お兄さんもファンの一人w

このお題で、お兄さんが学生時代にコンビニでバイトしてた時の社員の「(いらっしゃいま)っせーっ」「(ありがとうございま)っしたーっ」を思い出してしまったよw