森住卓講演会

１７日は直方ＪＣ主催のフォトジャーナリスト森住卓氏講演会へ。
３連休の最終日の昼間とあって、動員に相当苦労されたようですが
素晴らしい内容でした。

タイトルは「Nuclear Blue　核に蝕まれた地球」
湾岸戦争やイラク戦争で使用された劣化ウラン弾による
健康被害や放射能汚染について語られました。

講演の中で出てきた話ですが、核廃棄物は厳重に管理保管されるのに
そこから作られる劣化ウラン弾は野放し状態なのだとか。

廃棄物のうちは管理されて兵器になると野放し・・・。
なんでやねん？！

放射能汚染で生まれてきた奇形児の写真などは直視できません。
戦争以後、ガンによる死亡率が２０倍にも跳ね上がっているという
現状は、なんでもっと国際問題にならなんだろう？

民間人は攻撃しないといっても、公共施設を攻撃したら
その土地は汚染されちゃうんだよね。
劣化ウラン弾で破壊された戦車なんか、町中にそのまま放置だよ。
そこで子供たちが遊んでる。
しっかり放射能が残っているとも知らされずに・・・。

国同士は戦争で勝った負けたでいいんだろうけど、そのとばっちりを
受けるのは間違いなくそこに暮らす人々って事。

今日みたいな講演をもっと広めていかなイカンと思った次第でした。