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旅と映画と音楽と・・・
Riezoの旅、映画、音楽等のBlog。

shopping in Paris

2005-11-29 01:55:00 | travel
 さてさて、パリに戻ってきたのはフランスに到着してから4週目。

 まずは、伸さんとのパリでの再会。そして、私たちの目的のひとつである「買い物」へと出かける。しかし!私たちの目的の「買い物」とは、楽譜のこと。Saxの楽譜はほとんどが輸入物(もちろん日本語訳などはなく、フランス語で全部書かれている)がほとんどで、何しろニーズがないので高い、高い!版権の問題とかもあって、Saxは新しい楽器だし、そのための曲はほとんど20世紀の作曲家だったりするから、それも災いして高いこともあるのだろう。

 とにかく、以前伸さんに連れて行ってもらった楽譜屋さんへ。

 伸さんに今のParisでのsax音楽ではやってるものとか、流れなんかも聞いて、チャレンジ曲としての楽譜と、買い物リストにもともと入れられていた楽譜を入手。日本の半額~70%くらいの値段で買うことができた。だから買いすぎてしまったり、日本だったらコレ買わないけど、ちょっと安いから買っちゃおう!みたいなノリで買ってしまうものもあって・・・

 たぶん、ルイ・ヴィトンが日本で買うより安くて買ってしまう感じかな?

 さて、次なる目的地はパリ・オペラ座(ガルニエ)。ここは公演がないときに見学ができるようになっている。大階段、ロビー、劇場、などなど。シャガールの天井画も。この豪華な感じがたまらない・・・。

 次なる目的はセーヌ川クルーズ。何回も乗りたくなるこのクルーズはBefore Sunsetの世界。ノートルダム寺院、ポンヌフ、コンシェルジュリー、などなどパリの名所とたくさんの橋を見て、セーヌ川のほとりでロマンチックな感じで過ごす絵になるカップルを見て、・・・・

 観光船を降り、橋からセーヌ川とノートルダムを眺める。

 セーヌ川のほとりでヴァイオリンを演奏する人、お世辞にも上手とはいえないけど、この雰囲気や景色の中に溶け込むと許容範囲になってしまうから不思議である。

 さて、私以外男の人だけのこのグループ。夕飯を一緒に食べよう!ということになった。安くて、おいしくて、満腹になるもの・・・ということで、伸さんが北アフリカ料理屋へと案内してくれることになった。

 ここで出会ったのが、couscous(クスクス)である。山盛りのクスクスが運ばれ、それぞれが何でクスクスを食べるかを選べる。私は、ベジタリアンを選んだ。
お代わりし放題!という状況で私たちはたくさん食べた。

 そういえば、浅リンがこの店でエスカルゴを食べてたな~。

 そして、満腹になった私たちが外に出ると、そこは夜のParisが広がっていた。そのエリアはおそらく観光客のエリアではなく、なんだか若者たちであふれていて、活気がある感じだった。

 Parisにすんでいる人に案内をしてもらうと、観光では見れないParisを見ることができる。本当にいい経験ができた。

 では、次回はParisの美術館。

 

France行っちゃいます!

2005-11-25 22:37:56 | travel
 こんにちは。riezoです。皆様お元気ですか?

 さて、いろいろバタバタしましたが、なんとなくひと段落した感じなので、私、来週から、

 ロンドン、ブリュッセル、パリ に行っちゃいます!!!

 riezoのルーツをたどる!なんていいながら、ばっちりBefore Sunsetツアーをしちゃおうと思っています。 

Madrid-Paris

2005-11-19 18:26:16 | travel
 さて、ホテル代を1泊分浮かせる&飛行機代を節約というわけで、3週間ちょっと前にパリで買った寝台列車「フランシスコ・デ・ゴヤ号」に乗るときがやってきた。マドリッド・チャマルティン駅を19時に出発し、パリ・オーステルリッツに翌日の朝8時29分に着く、つまり、13時間30分の旅である。(日本に帰れる・・・)私たちはパスホルダーなので、約8000円で乗ることができた。
 1465kmの旅がスタートする。

 浅リンと私はサンドウィッチなどの食べ物を入手し、それぞれの車両を見つけ乗り込むことに。この列車は男女別に乗るようになっているから、浅リンと私はパリまではしばしお別れ。浅リンの車両にはバックパッカーの男の子たちが乗っていて足の踏み場もないほど。私の車両はラッキーなのか、私1人だけだった。ベッドは2段ベッドが4つ。その部屋を1人で使うのだから、むしろ寂しいくらいだった。

 夏のヨーロッパは日本よりもずっと日没時間が遅い。まだまだ明るいから車窓を楽しむことができた。ここからの車窓では、思い描いていたひまわり畑があちこちに広がっているのが見えた。夕日に照らされたひまわり畑。これでスペインともしばしお別れになる。車掌さんがパスポートを集めにきた。国境を越えるからだろう。

 あたりが暗くなると、それぞれの部屋にベッドの作り方を教えてくれる人がやってきて(車掌さんかな?)私が1人だったから、「どのベッドがいい?」と聞き、じゃあ、コレ、といって1つ選んで作ってもらった。部屋には洗面台もついていた(トイレは別の場所だが)。寝台列車には日本でも乗ったことがなかったので、初めての経験だった。

 スペインーフランス国境付近で真夜中に列車がものすごい音を立て始めた。うつらうつらしていた私は、その轟音に恐怖さえ覚え、目を覚ました。これは、スペインとフランスの線路の幅が違うから、その変換を行っている音だったのだ。前もって母から聞いていたことだったので、あ~、これか。とも思ったけれども、ゴーゴーとものすごい音だったため驚いてしまった。

 列車はいよいよフランスに入った。ベッドがあるにもかかわらず、なかなかぐっすりは眠れないものだ。ボルドーあたりで車窓をまた見たい、だから、少しは明るくなってるといいな・・・そんなことを思いながらうとうとし始め、ボルドーを通りすぎてしまった。あたりの車両で人々が動き始める音が聞こえ、もうすぐパリなのだとわかった。

 私は顔を洗い身支度を整えた。

 列車が止まり降り立ったそこはパリだった。そう、約3週間前に列車のチケットを買ったその場所だった。パリが懐かしく感じる場所になっていた。

 13時間半ぶりに浅リンと再開し、眠れた?などと話しながら、どうしよう、今から?と大荷物を持って悩み、チェックインできる時間じゃないかもしれないけど、ホテルにとりあえず行ってみることにした。

 すると、ホテルの人は、「どうぞ!」と快くチェックインをさせてくれた。

 部屋に入り、やっと一息つくことができた。

 1週間ぶりの福さんとの再会もこれから楽しみだ。

Madrid !!!

2005-11-19 12:35:05 | travel
 
 マドリッドには、パリ、ロンドンなどと同様に美術館がたくさんある。今回はMuseo del Prado(プラド美術館)、ソフィア王妃芸術センターに行くことにした。マドリッドは歴史的な建物が多く、モニュメントや像、それに噴水などがあちこちにある。田舎町を回ってきた今、この都市がとっても大きく感じる。

 プラド美術館、一言でいうと大きい!それもそのはず、絵画だけでなんと8000点以上。これを見るには1日がかりだ。入り口でガイドをもらうか、お目当てのものをチェックしておいたほうがいいだろう。



 中はこんな感じ。スペインの画家の絵がたくさんある中で、私が見たかったのは「ゴヤ」。中でもひときわ印象に残ったのは、黒い絵。なかでも「わが子を喰うサトゥルノ」。一度みたら忘れられないような絵である。私は、絵のことはくわしくわからないけど、絵を見ることは好き。この美術館の中には教科書やどこかでみたことのある絵がたくさんあった。もちろん、スペイン絵画(ゴヤ、エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケス、リベーラ、ムリーリョ など)以外にも、イタリア絵画(アンジェリコ、ティツィアーノ、ボッティチェリ、ラファエロ など)やフランドル・ドイツ・オランダ絵画(ルーベンス、ブリューゲル、ボッシュ、など)などもある。

 ものすごい数の絵画だったが、じっくり見ることはせず、ピックアップしたものを見て、次の美術館へ向かった。



次は、ここ、ソフィア王妃芸術センター。そう、私がむしろ来たかったのはこちらの美術館。20世紀の現代美術を集めた美術館。ここには、かの有名なピカソの「ゲルニカ」がある。「ゲルニカ」の大きさにまずはびっくりする。キャンバスがたて3メートル以上、横7メートルくらいあるだろうか?今まで何度もいろいろなところで目にしてきたそれとはまったく違う印象を受けた。




 この絵は実際に見ると、ものすごい重みがある。圧倒され、この絵から恐怖感などが伝わってくるのだ。この色使いもあるだろうが、怒り、叫びのようなものも伝わってくる。この作品は一度は見たほうがいいと思う。掌サイズのものではまったく伝わってこないものが、本物からは伝わってくるから。

 ピカソ以外にも、ダリ、ミロ、などなど巨匠の作品も楽しむことができる。

 1日にこの2つの美術館、レティーロ公園(120ヘクタールもある公園!)を歩き、かなりぐったり気味の浅リンと私はホテルまで戻り、ホテルのそばで遅い昼食をとった。マドリッドのホテルは超大型ホテル。ものすごい数の人が泊まっている(790室もある)ところ。都市だけあって、値段はセビリアのホテルよりずっと高かったが、少し古めで豪華な感じは全くないホテルだった。

 マドリッドはアンダルシア地方に比べたらずーっと北にあるのだが、相変わらず灼熱の太陽が照り付けていた。
Gapでの生活を終えてから旅をし始めてもう1週間以上たっていた。

 明日はいよいよ初の寝台社にのってマドリッドからパリを目指します。

 

AVE

2005-11-18 20:30:05 | travel

 さて、エクサンプロヴァンス、バルセロナ、グラナダ、セビリア、と西ヨーロッパの南部をずっと旅してきたが、いよいよスペインの首都・マドリッドに向かうことに。

 セビリアからマドリッドまでは、スペインの誇る列車「AVE」にて向かうことにする。1992年に開通した新幹線「AVE」、時速300km、マドリッドーセビリア間を2時間半で結ぶ。

 列車にはturista(2等)、preferente(1等)、club(グリーン車のようなもの)の3つのクラスがある。私たちは、パスが使えるので、turistaクラスに1500ペセタ払うだけで乗れた。

 車内はとてもきれいで、このクラスにも車両にいくつか画面がついていた。そこでは映画が流れていて、この日は、ハリソンフォードの「6days,7nights」が流れていた。今でもこの映画を見ると、AVEを思い出す。

 しかも、この車両、浅リンと私以外の乗客は、2,3人、ほぼ貸切状態だった。一番安いクラスに乗っているにもかかわらず、かなりいいクラスに乗っているような気分だった。

 列車の旅はやはりすばらしい。車窓の風景を眺めながらチラチラ映画を見ながら・・・。

 そして、マドリッドへ。
 到着した駅はココ、マドリッド・アトーチャ駅。とっても大きな駅で、まるで温室の中のように植物がたくさんある。カフェや売店もたくさんあり、たくさんの人が行きかう駅の1つ。

 この駅について、1つ書いておかなければならないことがある。

 2004年3月、この駅はニュースの1つとして世界中に名を知られることになった。この駅だけではないが、列車などが爆発し、170名以上の死者、600名以上の負傷者が出てしまった。実は、今回の旅以外でも2004年1月、つまり、爆発に2ヶ月前、2度に渡りこの駅を利用していた私には、遠い国での出来事だけではすまないものがあった。旅行の時期がずれていたら、自分がその場にいたかもしれないのだから。

 亡くなった方々のご冥福をお祈りすると共に、今後このようなテロが繰り返されないことを願っています。

 人が集まるところは、標的になりやすい。世界中どこにいて、いつ、どういうことが起こるのかわからない。そんな世の中になってきてしまっていますが、こんなときだからこそ、自分を見つめなおしたり、自分のことだけではなく社会、世の中、世界中のことなどを考えたいと思っています。


 次回は、マドリッド美術館めぐり!

return of the "jamiroquai"

2005-11-17 14:50:21 | music

 I went to "jamiroquai dynamite tour " last night !
It was awesome ! This tour is "Dynamite tour" but he played only 3 songs from new album(Dynamite) and more than 10 songs were from old albums ! I like new songs but I love old songs !!

日本武道館でJamiroquaiのコンサートを見てきました!生でコンサートを見るのは初めて。ロンドンにいた間もコンサートはなかったし(というか中止になった)。
 
 ただ、ライブビデオやライブのDVDは持っているから、こんな感じかな~っていうイメージはありました。

 

 ステージ上でのJK(jamiroquaiのvocal)は本当にDVDから飛び出てきたような感じで、ダンス、動き、歌、すべてのどこをとってもJK でした。

 コンサートになると歌がアレ??ってなるアーティストもいるようですが、JKは本当にいい!CDと同じではないけど、CDにさらにアレンジが加わっている感じかな?CDよりいいよ!!

 ダンスして、走り回って、歌って・・・その動きが本当にすごい!ジャンプして、クルクル回って、”まさにJK”でした。

 canned heat, space cowboy, revolution 1993 , cosmic girl, alright, high times, little L, you give me something, Love foolosphy,dynamite, seven days in sunny june,time won't wait,....... Deeper underground

など。
 
 内臓に響く音っていうのかな?音楽、リズム、コード、アレンジ、演奏、声、Jamiroquaiやっぱりいい!
 
 健在です!
 

  

 

 

flamenco

2005-11-13 20:46:46 | travel

 ホテルに帰り休養をとってからフラメンコショーへ。タブラオ エル アレナルへ。9時~のショー。タクシーで繰り出すと、昼のセビリアとはまた一味違った雰囲気があった。そう、むしろにぎわっている。夕飯の時間が始まったのだ。シエスタがあるから、夕飯は遅い時間に始まる。こどももたくさん歩いていた。

 こんな時間なのに・・・と思っていたが、こちらの生活時間帯が日本と全然違うから、ということを知ることができた。

タブラオに着き、中に入るとレストランのような空間が広がっていた。そこに舞台があり、絵が書いてあって・・・広さは思っていたほど大きくはなく、素朴な感じもあった。

 少し早めに着いた私たちは、一番前の席にすわった。この時点でお客さんは、アメリカ人の母と娘の旅行者、5人くらいのファミリーディナーを正装でとっていた家族、それに浅リンと私だけだった。

 ご飯を抜くほどの節約旅行をしていた私たちはこんな高級な夕飯を食べるわけもなく・・・しかし、飲み物がついていたとかで、ドリンクをオーダーした。


 日本人は基本的にスタート時間より前にみんな集まり、待っていてショーがスタートする感じだが、ここスペインではみんなのんびりとやってきていた。1杯の飲み物をのんびり飲みながら時間を過ごす。

 生のフラメンコショーは初めて。しかも、カルメンの舞台のあるこのセビリアで!この旅の中でもっとも楽しみにしていたものの1つ!

 ギター、歌手、ダンサーが登場、いよいよスタート!

 フラメンコの衣装を着て、髪をキッとまとめた女性は本当に魅力的。すべての指先まで力がこめられていて、その動きのひとつひとつに吸い込まれてしまう。
 ハスキーな歌声に手拍子、フラメンコギター、そこに、ステップを踏むヒールの音が鳴り響く。そのステップの激しさにびっくりした。

 ステージの木の破片が時々飛んでくるほどだった。


 ギターのテクニックもすごかった。今、この目の前で演奏されているようには思えないくらいのものだった。

 1曲終わるとダンサーが袖に入り、次の曲とダンサーが登場。そんな感じで続いていき、1人、男性ダンサーが出てきました。ステップの速さは女性とは比べ物にならないほど。力強さもものすごい!またまたひきつけられて見入ってしまいました。

 カスタネットが鳴り響き、ダンサーがたくさん出てきて踊り、そこに手拍子やギターも鳴り響く。すばらしい世界が目の前に広がっていた。

 さっきまでダンサーとして踊っていた女性たちも手をたたき、掛け声をいれ、かなり盛り上がってきた。

 クライマックスには今日ステージに登場したすべてのダンサー、ギタリスト、歌手が勢ぞろい。




 華やかなステージを繰り広げ幕を閉じた。

 大満足 !!

 私たちは、タブラオを後にし、ホテルへと戻った。

 23時のセビリアの町をタクシーで駆け抜けると、そこにはまだ子供の姿もあった。気温は日中よりは下がったが、まだまだ暑い。

 ホテルのものすごく大きい吹き抜けのロビーで少し休んでから部屋へ戻った。

 情熱の国・スペイン体験をした。