興奮冷めやらぬ母とは対照的にぐったり疲れた私はベッドに寝転びウトウトし始めていた。思い返せば、今日の朝、Gapの宿舎で起き、学校へ行ってみんなと感動的なお別れをし、その後列車で旅をしてこの街へやってきたのだ。不思議なことにGapで学校に行ったのが何日か前のことのように感じていた。いつの間にか眠りに落ちていた。
カシャ!
突然何かが光った。びっくりして目を覚ます。すると・・・カメラを構えた母が窓からの夜景を撮影したり、私の持っていた小さい犬のぬいぐるみ(この犬とは常に旅を共にし、旅先の観光名所で写真をいつも撮っている。)を夜景バックに撮影したりしていた。高層ビルなので窓が開かない。そのためおそらくガラスにフラッシュが反射しているものが撮影されるのだが・・・。
「どうしたの?」
「眠れないし、夜景が綺麗だったから。」
そういい、楽しそうに写真を撮っている母。
「明日から観光するからその時に写真を撮れば?」
と冷たく言い放った。疲れと寝ていたところを起こされたこと、さらには良かれと思って用意した食べ物はお腹がいっぱいと言われ、無駄になりつつあることなど諸々の事情がかさなり、久々にイラっとしてしまったのだ。
「疲れてるから、フラッシュたかないでよ~。寝かせて~」
「ごめん。」
そしてもう一度眠りについた。
ジャー、ガタガタ、・・・カランカランカラン!!!
何かが落ちる音でまた目を覚ました。
「・・・どうしたの?」
「お湯をはって、お風呂に入ったら気持ちよかったよ。少し疲れがとれたよ。riezoも入れば?気持ちいいよ。」
家にいるときと全く同じ様子でくつろいでいる母の姿が目に入った。
「朝、シャワー浴びるからいい・・・お願いだから寝かせてよ~」
「ごめん、ごめん。なんか、お腹がすいてきた。サンドイッチ食べていい?」
「うん。」
ガサガサガサ
こんな会話を何回か繰り返した。
時差ぼけがもちろんあるから仕方ない。変な時間にお腹がすく。腹時計というのは本当に正直なもので、きちんとした日本時間のペースでお腹がすくようにできているのだ。
今までの私だったらこの状況に怒っていたが、このにぎやかさを懐かしくも思いながら安心して眠りについた。
ガサガサガサ・・・ゴソゴソゴソ
「・・・・・どうしたの?」
「眠れない・・・頭が痛い」
時差ぼけのせいで、眠れたとしても早朝に目が覚めてしまうのと、日本からくると、徹夜をしている状況になるため、頭痛も起こることがある。
「それ、時差ぼけだよ。」
「そうなのかな?」
時差ぼけは現地時間になれるまで続くため、数日は仕方ないことなのだが・・・。
なんとなく8時過ぎに起き、シャワーを浴び、身支度を整え、午前9時過ぎに朝食を食べに行った。
そこには・・・・
カシャ!
突然何かが光った。びっくりして目を覚ます。すると・・・カメラを構えた母が窓からの夜景を撮影したり、私の持っていた小さい犬のぬいぐるみ(この犬とは常に旅を共にし、旅先の観光名所で写真をいつも撮っている。)を夜景バックに撮影したりしていた。高層ビルなので窓が開かない。そのためおそらくガラスにフラッシュが反射しているものが撮影されるのだが・・・。
「どうしたの?」
「眠れないし、夜景が綺麗だったから。」
そういい、楽しそうに写真を撮っている母。
「明日から観光するからその時に写真を撮れば?」
と冷たく言い放った。疲れと寝ていたところを起こされたこと、さらには良かれと思って用意した食べ物はお腹がいっぱいと言われ、無駄になりつつあることなど諸々の事情がかさなり、久々にイラっとしてしまったのだ。
「疲れてるから、フラッシュたかないでよ~。寝かせて~」
「ごめん。」
そしてもう一度眠りについた。
ジャー、ガタガタ、・・・カランカランカラン!!!
何かが落ちる音でまた目を覚ました。
「・・・どうしたの?」
「お湯をはって、お風呂に入ったら気持ちよかったよ。少し疲れがとれたよ。riezoも入れば?気持ちいいよ。」
家にいるときと全く同じ様子でくつろいでいる母の姿が目に入った。
「朝、シャワー浴びるからいい・・・お願いだから寝かせてよ~」
「ごめん、ごめん。なんか、お腹がすいてきた。サンドイッチ食べていい?」
「うん。」
ガサガサガサ
こんな会話を何回か繰り返した。
時差ぼけがもちろんあるから仕方ない。変な時間にお腹がすく。腹時計というのは本当に正直なもので、きちんとした日本時間のペースでお腹がすくようにできているのだ。
今までの私だったらこの状況に怒っていたが、このにぎやかさを懐かしくも思いながら安心して眠りについた。
ガサガサガサ・・・ゴソゴソゴソ
「・・・・・どうしたの?」
「眠れない・・・頭が痛い」
時差ぼけのせいで、眠れたとしても早朝に目が覚めてしまうのと、日本からくると、徹夜をしている状況になるため、頭痛も起こることがある。
「それ、時差ぼけだよ。」
「そうなのかな?」
時差ぼけは現地時間になれるまで続くため、数日は仕方ないことなのだが・・・。
なんとなく8時過ぎに起き、シャワーを浴び、身支度を整え、午前9時過ぎに朝食を食べに行った。
そこには・・・・