セビリアは私の大好きな町のひとつ。さっきのホテルとはうって変わって、旧市街のような町並みがたくさん。
カテドラル(スペインで最大、世界で3番目に大きいカテドラル。ローマのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ規模)、このカテドラルの鐘楼である高さ約98メートルのヒラルダの塔(上まで歩いて上ることができる)、アルカサル(王宮)、スペイン広場、カルメンの舞台となった旧タバコ工場、グアダルキビル川の左岸にある黄金の塔、など見るところはたくさんある。
コレはヒラルダの塔。上までは階段ではなく、緩やかな坂道が延々と続く。息を切らせながら上っていく。これが階段だったら無理だな・・・。
12世紀の末に建てられたこの塔。本当に彫刻も建築物としても美しい。華やかさなどという美しさではなく、それそのものが美しいのだ。
この塔の高さ70メートルの部分に展望台がある。ここからの眺めは最高。セビリアの都市の姿を楽しむ。あれ、闘牛場かな?などといいながら。
塔の上には24もの鐘が並んでいる。
本当に古いのが良くわかると思う。この鐘は今でも鳴り続けている。
この塔のとなりにある大きなカテドラルの中は、豪華な感じがするものだった。
きらびやかな感じがする祭壇、大きなパイプオルガンがあった。天井を見上げるとものすごく高さがあり、息を呑むものがある。灼熱の太陽が外では照り付けているはずなのに、それもわすれてしまうくらい中は涼しかった。やはり、この地域にきちんと合った建て方になっているのだろう。
さて、次は向かいにすぐ入り口があるアルカサルへ。
アルカサル(王宮)は小さい規模になったアルハンブラとでも言えばいいかな?
イスラム文化がもたらしたスペイン独自の様式というのかな?ものすごい彫刻にまたまたまたまた息を呑むのでした。
セラミックやタイルなどでもスペインは有名なのだと思うが、そいうったものもあちこちに使われていて、また、かわいい~とか、すばらしい!とかって思ってしまうのです。このアルカサルにはかなり大きな庭園があって、見たいのだけど、ものすごい暑さで外を歩くのは辛くなってきてしまった。日陰のベンチで休もうと思い、庭をじっくり眺めるとそこには猫がたくさん。きっとこの庭に住んでいる猫たちなのかな?垣根の中にいたり、ベンチの上にいたり、植え込みの中にいたり・・・。
よくよく見ると、みんなちゃんと日陰でお昼寝をしているのです。シエスタが猫にもあるんですね、きっと。
みんな良くわかってる。この気候では、日陰で昼寝しないと、干からびてしまいそう・・・。
実は、私、猫がちょっと苦手なんです。というのも、猫アレルギーがあって・・・・。でも、この猫たちは寝ていて動かないから安心して近寄れた(人間が近寄っても全然おきたり、逃げたりしない)のもあり、じっくりみたら、本当にかわいかったです。
スペイン語で猫の鳴き声ってどう表現するのかな?