My Favourite

旅と映画と音楽と・・・
Riezoの旅、映画、音楽等のBlog。

It can't be !!

2005-08-31 15:19:54 | Andy Roddick
Hey, Andy! what's the matter with you ?
US open 始まりましたね・・・・そして、Andyすでに姿を消してしまいました。今日の午後、ケーブルテレビのチャンネル増やして観戦しようって思ってたのに!!!
 最近、そこらのタレントさんよりもずっとたくさんCMやテレビ、インタビュー、雑誌なんかにも載ってたし、疲れちゃったんでしょうか?すごい強かったのに、タレント活動が増えて試合に負けちゃう選手って今までもテニスに限らず、たくさんいましたよね?
 でも、Andyにはそうなってほしくなかったよ~。今の状況は完全にコレにはまっているわけで・・・。
タイブレイクとはいうものの、ストレートで負けちゃったんだよ、Andy・・・。

 自国での試合だったし、ファンも多いし、環境的にはいいはず。

 "Have you seen Andy's MOJO?" ってこのCM(AMEXの)本当になっちゃうよ・・・。"......missing something?"って・・・。

 そうだと思う。Andyの前にはFedererじゃなく、こえられない自分自身の壁がある気がするんですよね。この表情、何かが抜けてしまっている気が。
 ハングリーさとか、集中力とか、自信とか・・・。そう、自信がなさそう!考えて考えてみたいな。

 まだ若いんだから、こんな感じを生かすようにしていけばいいのに。コートでのAndyは最近、生き生きとプレーしていないし。そして、コートの外にいるときに生き生きしているように見えるのは私だけでしょうか?

 
 ちょっと休んでみたらいいのかもしれないですよね。せっかく買ったテキサスのオースティンのお家でもゆっくり過ごせていないのだと思うし。
 Andy,we know you are trying to do something very hard.Sometimes it doesn't work well. It happens to everybody. Not just you! Sometimes life is tough. but not so bad when you think about your whole life !
Trust yourself !! Then your MOJO may come back. Don't lose your confidence. We are waiting for you and we are sure ," you'll be back !!".

It's hot !!!

2005-08-30 01:16:54 | travel
 サグラダファミリアの感動を胸にまた、歩き始めた。シウタデラ公園(動物園には白ゴリラが)は往路で通ってきた。ホテルへの帰り道だが、少々お腹もすき、喉も渇いてきた。私たちは、Gapを後にしてから、それほどきちんと3食を食べていたわけではなかった。しかし、バルセロナでは暑さと湿度で体力を少しずつ奪われ始めた。私たちは、レストランのようなところで何かを食べようとしたが、システムがわからない。おまけに、スペインの生活時間帯は日本とはまったく違っていた。8時にはまだ夕飯を食べないらしく、ガランとした店が多かった。私たちは、スーパーマーケットを探し、そこで食料を少し買い込んだ。
 帰りの道のりは長かった。段々薄暗くなってきて、ぐったりしてきた。人通りはそんなになかった。(車はたくさん通っていたが)
 途中でバーのようなところが1軒あった。どうしても炭酸の飲み物を飲みたくなり、そこに入った。そして、缶入りの炭酸飲料を買い、それをすごい勢いでのみ、また歩き始めた。ホテルについたときはもうかなり疲れていた。
 私たちは、部屋にもどり、もう寝ることにした。というか、寝ようと努力した。しかし、どうにもこうにも暑い。木窓を開けても風は入ってこない。ドアを開けるわけにもいかない。小さい扇風機をまわし続けるけど、それも効果なし。起きて、電気をつけて時計についていた温度計を確認・・・31℃??時刻はすでに午前1時。気温31℃、クーラー、扇風機(風をたくさん感じられるもの)、風通りのよい窓なし。眠れない・・・。こんなに疲れているのに。
 と言うわけで、翌朝はかなり早く起きた。シャワーを浴びると部屋の温度はもっと上がってしまった・・・。
 さて、朝食へ。映画のようなエレベーターに乗って、ロビーへ。どこで朝食が食べれるのかを聞く。すると、ロビーの人はなんと地図を渡してきた。このホテルへ行って食べてきて!と。
 よくわからないが、渡された地図の場所へ向かって歩いた。
 そこは、と~ってもクーラーがよくきいた同じ系列の同じ等級のホテルだった。
しかし、私たちはもう一軒のホテルからやってきた客。というわけで、そのホテルの宿泊客の朝食、クロワッサン、フルーツ、などを眺めながら、与えられたビニール入りの市販のラスクを食べオレンジジュースで流し込んだ。
 う~ん。ホテルを選ぶときは、値段だけじゃなく、何件も調べて設備とかしっかりチェックしなきゃ。
 でも、映画のような、あのエレベーターはなかった。
 
 雨が降ったようで、湿度がものすごく高かった。気温がかなり高いので、蒸発する勢いがすごいのか、息苦しくも感じた。

 今日の午後、飛行機で次の都市へと移動する。その前にもう一度、バルセロナを探検しようということで、カテドラル、ピカソ美術館へ行くことにした。
 バルセロナはなんだか魅力的な場所だったが、一本裏通りに入ると、建物と建物の間の細い路地裏という様子の場所に洗濯ものがたくさん干されている。家々の窓は開け放され、声があちこちからする。生活しているっていう雰囲気が溢れている。
 
 たった1日の滞在だったが、絶対にもう一度来たいと思う場所だ。

 さて、荷物をまとめて、次の都市へ旅立つとしましょうか。

salsa !!!

2005-08-29 01:53:51 | music
 こんにちは。riezoです。8月の最後の週末が終わってしまいましたね。今年の夏はいかがでしたか?どこかへ行かれましたか?
 riezoの夏は散々なもので、暑さと痛みで体力が奪われ、ものすごいストレスでした。こんななのに、まだ夏休みをとっていないのです。

 しかし、今日、ついに休みらしく楽しめることが!

 「サルサ」ダンスのレッスンに行ってきました。音楽に合わせて基本ステップを学びました。楽しい!!!本当に楽しかった~。

 もう一度 映画「サルサ」とか、「Dirty Dancing 2」とか見よう!

 そして、またレッスンに行くんだ~!!

 生徒さんも先生も、みんなとってもいい方だったな。60代の女性がいらして、その方とか、ものすごいエネルギーで踊っていました。本当に素敵って思います。

 

Temple de la Sagrada Familia(サグラダファミリア聖堂)

2005-08-28 01:25:44 | travel
長い1日はまだまだ続きます。歩いて探検をし続け、やっと見えた鐘楼を目指し、さらに歩く。地下鉄の駅にして5~6駅くらいの距離を歩きやっとたどり着いた。

 バルセロナといえば、これ。temple de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア)。コーヒーのCMでおなじみの方も多いのでは?

 1882年に着工。そして1883年に前任者の辞任に伴い当時31歳だったガウディが引き継いだ。完成までに200年を要するといわれているこのサグラダファミリアは現在もまだ建築途中。そして、修復も同時に行われている。私のthis life timeでは、完成を見ることができなそうだ。写真には片側の鐘楼4本のみしか写っていないが、現在は8本完成。最終的には18本がそびえる予定らしい。キリストの誕生を描いた彫刻「御生誕の正面」、「御受難の正面」のみが完成していた。この彫刻の見事さと言ったら言葉では表現できない。圧倒され、ただただ言葉を失い、眺めているのが精一杯だった。

 中に足を踏み入れると、そこは聖堂というよりも工事現場のようだった。職人たちが働き、建築材料が山積みにされており、目の前に次の鐘楼のてっぺんにつけるもののような彫刻物が未完成の状態でおかれている。

 この聖堂の鐘楼には上ることができる。私たちもエレベーターに乗り込んだ。すると、係の人が、エレベーター代は通常と同じ200ペセタかかるが、下りてくるときは階段で下りてほしい。エレベーターの時間が終わるから、と言ってきた。私たちはそれを了承した。
 鐘楼と鐘楼の間に橋のようなものが見えると思う。そこを歩くとができるのだ。これ、ものすごく高いのです。鐘楼の高さ107メートル。そして、橋のような部分(歩けるところ)にはフェンスなどが張っていなく、手すりの高さは腰上5センチというところだろうか。バルセロナの街が一望できるすばらしい眺めと共に恐怖感が襲ってくる。幅も広くない。人がすれ違うときなんかはドキドキだ。この橋の上で恐怖のあまりしゃがみこんでしまう人もいた。人生の中でここまで足がすくむ経験を今までしたことがなかった。しかし、この橋って階段で下に下りなければならない。恐怖感と戦いながら、なんとか橋を渡りきった。そしてそこに待ち受けていた階段はなんとコレ!地上までの高さ数十メートルの螺旋階段。階段の幅は人が1人歩ける程度。手すりなし。階段を使う人がみんな壁に手をつくため、壁はピカピカ(テカテカの方がいいかな?)に光っていた。時々、階段を上ってくる人がいて、すれ違うために、ところどころにある溝のようなところでお互いに相手をまって移動し合った。
 地上にたどり着くまで私の足はすくみ続け、1階にたどり着いたときは、安堵感からなのかどっと疲れがでて、ぐったりしてしまった。足がガクガク震えて立っていられなく、浅リンにちょっと座って休もう、と言った。浅リンにも同じ症状が出ていたようだ。
 入り口のそばに置いてあったベンチに浅く腰掛け、だらしなく背もたれに寄りかかり鐘楼のてっぺんを見上げる。彫刻を1つ1つ眺め、上を見上げ、という行動を繰り返していた。出てくる言葉は「凄いね」だけ。歓喜に満ちた「凄いね」ではなく、ため息とともに出てくる「凄いね」だった。
 私はキリスト教徒ではないが、完成すらまだしていないこの聖堂でただならぬ何かを感じたことは確かだった。しばらくの間、動くことができなかった。

 日没が近くなってきたようだったため、私たちは重い腰を上げ、また歩き始めた。お土産屋さんでみつけたポストカードにはこんな絵が描かれていた。
 完成予想図だ。残念ながら、私がこの完成予想図のようになったサグラダファミリアを見る日は訪れることはないだろう。しかし、4年後、私がここを初めて訪れてから10年たった姿を見ることはできるかもしれない。120年ちょっとをかけて18本中の8本しか完成していない鐘楼。完成予想図には現在完成しているものよりもずっと大きい鐘楼が何本もたっている。
 サグラダファミリア聖堂が完成する日はいつやってくるのだろう・・・

えっ!もしかして・・・??

2005-08-26 03:15:08 | movies
 台風ですね~。今度はきましたね。猛烈な雨が降りました。みなさん、いかがお過ごしですか?
 寝ようと思ったのに眠れず、昨日見た夢のことを書きます。

 私、英語で夢を見ることがあるんです。(英語で寝言を言ってることもあるらしいです)・・・こんなキャッチフレーズの英会話学校のCMありましたよね、昔・・・。まあ、それはいいとして。 
 昨日の夢は、日本じゃないどこかの国で言語は全部英語でした。私と友人(知らない人だけど、夢の中では友人)はなぜかジェダイの騎士なのです。そして、Gapのアシスタント講師だったファブリッチオはアドバイスをくれる人として登場。我々ジェダイの騎士はダークサイドから隠れるため普通に生活していたんです。そして、巨大なスーパーで買い物をしていたところを、なぜか見つかってしまうんです。ライトセーバーを持った人が何人か入ってきて、私たちを見つけようと店で暴れていました。隠れながらファブリチオに誘導されつつ避難していくんですが、そこになんとダースベーダーがやってきてしまうんです!!!!!!
 そして、ダースベーダーは圧倒的な強さを見せ、次々とスーパーの客を倒していきます。私たちは空を飛ぶことはできない(スーパーマンみたいのは無理)んですが、ジャンプするだけで、かなりの距離を進めたり、高いところから飛んでもきちんと着地できるくらいの能力は持っていて、建物の3,4階付近から脱出。他のジェダイの騎士たちが待つ場所へと向かうのでした。

 びっくりしましたよ、この夢。なんで私がジェダイなの?なんでダースベーダーが私を探しているの??怖いよ~。

 子供の時からダースベーダーやダースモールは本当に怖いんです。映画とわかっていても、自分でこうやって時々すごい想像力で夢を見るので(本を読んだ後、夢で自分で映画化しているときもある。)、衝撃が強いものは見ないようにしているのですが、エピソード3は見ちゃったから・・・。

 まあ、こんな夢でした。実は最近、母とダースベーダーとか、ライトセーバーとかについて語ったんです。日本刀と外国の剣は使い方も切れ方も違うけど、ライトセーバーの切れ方は日本刀だよね。でも、レーザーだから血がそんなに出なくて・・・とか、その時も映像を浮かべて考えてたから、それが原因です。

 さっき、この画像を入れようとして、ダースベーダーのアップを見たら、ものすごいドキッとしましたよ。左手がスクリーンから出てきてつかまれたりして?!コワッ!!

 

 
 

long day 3 !

2005-08-25 22:03:18 | travel
 スペイン、フランスの車窓とは全く違っていた。家、建物などが全然違う。一言でいうと、色があまりなかった。
 列車から見える家々は廃墟と化したようなものもたくさんあった。建物の色はほとんど地面と同化するような色で、不思議な感じだった。
 差がある、はっきり言って差がある。こういう経験は初めてだった。国境を越えるとこんな風に風景が変わるとは思ってもいなかった。

 この当時の通過はまだユーロになっていなかった。そういうわけで、通貨も違う。

 そうこうして、たどり着いた駅は、Portbou。Narbonneから約2時間、移動距離107km。ココまでの総移動距離約330km、エクサンプロヴァンスを出発してから6時間が経過していた。

 さて、ここまではフランスの列車に乗ってきた。ここからバルセロナまではスペインの列車に乗って移動することになる。

 車窓の風景から想像するに、暖房入りの列車よりひどいものが待っているのでは?とちょっと心配・・・。列車を待つ間に駅のカフェで何かを食べよう。とっても、スペインのお金ないな・・・。

 私たちの乗る列車は・・・コレ?ものすごく綺麗でエアコンがよくきいた最新式の列車がホームに止まっていた。どうやら、これに乗るらしい。

 目指すはスペイン・バルセロナ。国が変わればもちろん言葉が変わる。スペイン語が皆無にわからない浅リンと私は頭の上に?マークを浮かべていたに違いない。

 そして、乗客の雰囲気も車窓の風景も全て変わった。楽器とスーツケースにより一層注意していないといけないのではないかと思った。言葉がわからないせいもあるが。
 
 そうこうしていると、大きな白いサンタクロースが持つような袋を持った人が乗ってきた。日本語で何を話しててもわからないだろうと思い、何が入っているんだろうね~なんて話していた。

 プ~ン・・・何の臭いかな??

 ・・・・にんにく?そうだったんです。白い袋にはにんにくがつまっていました。山のようなにんにくを布袋に入れて、電車に乗っているなんて、そうそう東京でめぐり合えるものではない。

 さすがスペイン。もう、かなりぐったりしてきた。眠いし、疲れたし・・・。そんな体にムチをうちながら座席にすわり続ける。

 ふ~。バルセロナ到着!portbouから169km、2時間30分の旅。
 本日の総移動距離約600km、移動時間9時間時刻は夕方5時になろうとしていた。

 ここで、またまたおのぼりさんになってしまった私は、てっきりサクラダファミリアなんかが見えるのかな~、なんて思っていたんです・・・。まあ、それは後ほど。

 駅からタクシーに乗り、今夜の宿へ向かう。ここからは貧乏旅行!というわけで本日の宿は朝食付で1泊1人2千5百円!
 それなりに楽しい旅になりそうだ。

 タクシーで町を走っているうちにすっかりウキウキしてきた。

 とにかく暑かったが、まあ、仕方がない。7月末のスペインだ。灼熱の太陽を楽しもう!

 どうも同じような場所をグルグル回っていることに気がついた。なんと、運転手が宿の場所が分からなかったのだ。住所も地図も見せたのに・・・。まあ、そこはスペインだから。

 やっとついたその宿は、さっきからグルグル回っていたplaza palacioにあった。そう、建物が独立した宿ではなかったので分からなかったのだ。一階は普通にいろいろなお店が入っていて、宿の入り口は全く目立たなかった。ロビーは・・・人が1人通れるくらいの幅、カウンター、プラス、椅子・植木。浅リンと私はものすごく大きいスーツケースに楽器、手荷物で登場。入り口をふさいでしまった。チェックインをし、階段を数段上ったところにエレベータが1つ。映画でしか見たことのない、門のようなものをガラガラ自分であけ、ガチャンとドアを開けて、金網の箱のようなものに乗る。ちょっと怖いけど、でもなんだか感動してしまった。

 部屋へ行く途中、同じ階の大部屋の人たちがドアを開けていて、Helloと声を掛けてきた。バックパッカーが多いようだ。

 部屋は木のドアの下に隙間が開いていた。何よりもびっくりしたのは、窓ガラスがない!壁に四角くあいた部分には木製の扉がついていた。そしてその木の窓を開けるとそこには、普通に洗濯物がたくさん干してあり、人々の生活の場であるということが伺えた。そう、建物の一部をどうやら宿にしているようだった。

 暑い!そして、フランスに比べて湿度も少しあった。海がすぐそこにあるからかな?

 クーラーは??・・・・ない。小さな扇風機が一台。それだけだった。

 部屋の中の方が暑いことに気付いた私たちは、日没が9~10時でまだ明るいため、観光にでかけることにした。

 

Long day 2 !

2005-08-25 03:17:44 | travel
Narbonne はまだフランスの町。ここでは乗り換え時間に余裕があった。列車にの座席は全てボックス。浅リンと2人で4人がけの席をゲット。スーツケースはデッキに置いて、楽器と手荷物を持ち、座席へ。レトロな感じが漂う車両だった。列車の内側の壁は木目のような感じ。座席シートも茶色、カーテンはオレンジ。暖色で統一された車両だった。

 乗客はほとんどいなく、かなりのんびり出来そうな雰囲気だった。ちょっとお行儀が悪いが、足を向かいの席に伸ばし、しばしリラックス。まあ、靴を脱がないひとが多いなか私たちは靴をぬいでいただけいいのだろう。

 列車が動き出し、なんだかわくわくしてきた。景色が少しずつ変わってきて、丘、かわいい家、羊、南仏ののんびりしたひまわり畑、そんなものから、植物も南国っぽいものに変わり、丘や田園風景はなくなり、これまたテレビでみたことがあるような風力発電の風車のようなものが並んでいたり・・・。

 しかし、暑いな~。なんでだろう。やっぱり南にきたからかな?窓を開け、風邪を入れる。しかし、外気もかなり気温が高いことも確か。

 どうやら、暑いと思っているのは私たちだけではないようだ。しかし、みんな窓を開けたり、いろいろ工夫して暑さをしのごうとしていた。しかし、車内は暑くなる一方。空調が動いている音はしている。

 耐え難い暑さになってきてとき、車掌さんが切符のチェックをしにやってきた。
ドアを閉めようとノブに手をかけたその時、熱い!と言っていた。そして、車両に入るととっても変な顔をしていた。英語ネイティブの旅行者が、車掌さんに何かを言っていた。そして、車掌さんが身振りで何かを乗客に伝えていた。そしてこの車両から去っていった。

 車両を移れという意味だったようだ。

 私たちは、恐る恐る隣の車両に行ってみる。とっても静かでとっても涼しい車両には乗客がたくさんいた。???

 私たちは元の車両に戻り、その車両の以上な暑さを再確認。そう、我々の車両には、なんと暖房がついていたのだ。外は30℃くらいだろうか、日がさんさんと降り注ぐそんななか暖房がガンガンきいた車内にいたのだった。窓を開けていたため、熱風が車内に充満し、大変なことになっていた。

 荷物をまとめ、隣の車両へ行き、少し涼む。しかし、スーツケースなどが心配だったため、デッキ部分にとどまることにした。ものすごい体力が消耗してしまった。

 列車はだんだん険しい岩の間に入っていった。スペインとの国境に差し掛かっているようだ。

 光が差し込みそこに広がっていたものは・・・

long day !

2005-08-24 23:55:28 | travel
 エクサンプロヴァンスでの贅沢な時間を過ごし、(お金をかけたという意味ではない。)いよいよスペインに向けて出発する。

 今日はとっても長い一日になりそうだ。朝8時、エクサンプロヴァンス駅発の列車に乗り込んだ。

 特急は使わず、ユーロパスだけを使い、国境を越え、バルセロナを目指す。南仏のこのルートには数々の有名な都市がある。

 今日の予定
8h00 aix-en-provence to Marseille st. charle
8h47 Marseille st. charle to Narbonne
12h15 Narbonne to Portbou
14h30 Portbou to Barcelona sants (Spain)16h45着

 青春18きっぷの旅といった感じだろうか?

 まずはマルセイユを目指す。港町として有名なこの町。青い空に海、丘の上にそびえる教会・・・テレビでみたことのあるような風景が広がっていた。フランスに来てから初めて海をみた。かつては治安が悪いと言われていたようだが、今はだいぶ良くなってきているそう。・・・移動距離40km

 マルセイユの駅で一回目の乗り換え。駅は大きくどの列車かわからず、多少迷ってしまった。乗り換え時間約5分。スーツケース、楽器を持って慌てて探す。

 ぎりぎりで乗り込んだ車両はいっぱい。2人がけの席は埋まっていた。浅リンと私は別々に座ることにした。

 偶然、日本人の隣の席になった。1人旅をしている20代の男性。実家が床屋さんだそうで、もうすぐ継がなくてはいけない。その前の最後の旅行なんです。ついでからは長期休暇はとれないから。と言っていた。彼は、これもなんかの縁ですからといって私たちと写真を撮ってた。

 目的地が違ったため、彼とは途中でお別れになった。

 さて、この列車のルートを追ってみよう。

 アルル・・・ゴッホの「跳ね橋」やビゼーの「アルルの女」などで有名なアルル。ゴッホの有名な「夜のカフェ」もそのまま残っている。かつてギリシア人が支配し、さらにローマ人がローマそのままの街づくりを。その後、西ゴート族やサラセン人が侵略したが、建築群は今も美しく残っている。

 アヴィニョン・・・城壁に囲まれた街は中世には巡礼路の要所。教皇も暮らした宗教上の中心地。旧市街の中心は法王庁。南仏らしく陽気で活気のある街だ。

 ニーム・・・フランス最古のローマ都市。かつての遺跡が数多く残り、保存状態もいい。この地域で思い出す方が多いであろう巨大な水道橋「Pont du gard(ポン デュ ギャール)」はニームとアヴィニョンのちょうど真ん中くらいにある。

 モンペリエ・・・この街からはプロヴァンス地方ではなく、ミディピレネー、ラングドックという地方になる。内陸に位置するが、水路を使った交易で栄えた街。この駅はとてもモダンできれいだった気がする・・・。

 Narbonne到着。マルセイユから約2時間30分、移動距離282km。エクサンプロヴァンスから4時間、総距離約320km。

 次回は、南仏の車窓を楽しみながら、列車はバルセロナへ向かいます。(世界の車窓風・・・)

Oh my god !!!

2005-08-22 03:42:24 | Andy Roddick
ふ~。寝ようとしてテレビを消す前にチャンネルを回すと、AndyとFedererの決勝戦がライブでやっているではないですか!!
 というわけでテレビ観戦するしかない!

 むむむ・・・・やったー!!!え~、やっぱり・・・えっ?!あ~・・・

 と真夜中に1人で手を叩いたり、がっかりしたりしてしまった。

 結果は・・・
 Andy vs Federer 3-6, 5-7で まただよ~、Federerの勝ち!

 途中、ちょっとRoddickが巻き返すかなって思ったのに。めっちゃくちゃhomeの試合でFedererにはこれでもかってくらいのawayだったのに・・・。

 Roddickはやっぱり波がある。これが変われば、絶対勝てるのに。でも、失敗したプレーでもやろうとしていることはかなりわかるようになってきました。もう少しですね。

 今日は行けるかもって思ってたから残念・・・。試合後のインタビューは面白かった。Federerもだんだん面白いことをいうようになって来ましたね。

 USopenは頑張って~。しかし、お疲れ~という意味で、写真は穏やかなAndyにしてみました。

 Andy, we are still waiting !

aix-en-provence

2005-08-21 22:23:07 | travel
さてさて、Aix-en-provenceの風景は楽しんでいただけましたか?
 一時期、プロヴァンスって流行りましたよね。
 では、町の紹介を少し。その昔、プロヴァンス地方の首都として繁栄したところ。印象派画家・ポール・セザンヌが愛した町でもある。
 町の建物はクリーム色のような色が多く、真っ青な空と美しい並木、町のいたるところにある噴水、・・・東京とは似ても似つかない別の世界にやってきたことは一目瞭然。

 町を散策しているとこんな風景に出会う。これは教会の入り口。この界隈はとっても静かで、とっても暖かい雰囲気が漂っていた。一日中ボーっとこの町の風景を見て、のんびりしていたいな~というような感じです。



かわいいでしょ?建物にこんな絵が。絵葉書とか壁掛けとかになっていそうな絵。なんだか現実の世界ではなく、御伽噺とかアミューズメントパークに入ってきてしまったような感じ。セザンヌの生家、通ったカフェ、そんなところをまわって歩く。
 歩いているうちに、住宅街へ入り込んでしまった。どの家にもテラスや庭があって、どんなものかと興味津々に垣根から覗いて歩いた。普通だったら不審者扱いされるかな?
 でも、まわりにも人はいなかったので大丈夫でした。
 どこを見ても、クリーム色とレンガのような色合いで、自分がどこにいるのかわからなくなるような空間だった