さて、ホテル代を1泊分浮かせる&飛行機代を節約というわけで、3週間ちょっと前にパリで買った寝台列車「フランシスコ・デ・ゴヤ号」に乗るときがやってきた。マドリッド・チャマルティン駅を19時に出発し、パリ・オーステルリッツに翌日の朝8時29分に着く、つまり、13時間30分の旅である。(日本に帰れる・・・)私たちはパスホルダーなので、約8000円で乗ることができた。
1465kmの旅がスタートする。
浅リンと私はサンドウィッチなどの食べ物を入手し、それぞれの車両を見つけ乗り込むことに。この列車は男女別に乗るようになっているから、浅リンと私はパリまではしばしお別れ。浅リンの車両にはバックパッカーの男の子たちが乗っていて足の踏み場もないほど。私の車両はラッキーなのか、私1人だけだった。ベッドは2段ベッドが4つ。その部屋を1人で使うのだから、むしろ寂しいくらいだった。
夏のヨーロッパは日本よりもずっと日没時間が遅い。まだまだ明るいから車窓を楽しむことができた。ここからの車窓では、思い描いていたひまわり畑があちこちに広がっているのが見えた。夕日に照らされたひまわり畑。これでスペインともしばしお別れになる。車掌さんがパスポートを集めにきた。国境を越えるからだろう。
あたりが暗くなると、それぞれの部屋にベッドの作り方を教えてくれる人がやってきて(車掌さんかな?)私が1人だったから、「どのベッドがいい?」と聞き、じゃあ、コレ、といって1つ選んで作ってもらった。部屋には洗面台もついていた(トイレは別の場所だが)。寝台列車には日本でも乗ったことがなかったので、初めての経験だった。
スペインーフランス国境付近で真夜中に列車がものすごい音を立て始めた。うつらうつらしていた私は、その轟音に恐怖さえ覚え、目を覚ました。これは、スペインとフランスの線路の幅が違うから、その変換を行っている音だったのだ。前もって母から聞いていたことだったので、あ~、これか。とも思ったけれども、ゴーゴーとものすごい音だったため驚いてしまった。
列車はいよいよフランスに入った。ベッドがあるにもかかわらず、なかなかぐっすりは眠れないものだ。ボルドーあたりで車窓をまた見たい、だから、少しは明るくなってるといいな・・・そんなことを思いながらうとうとし始め、ボルドーを通りすぎてしまった。あたりの車両で人々が動き始める音が聞こえ、もうすぐパリなのだとわかった。
私は顔を洗い身支度を整えた。
列車が止まり降り立ったそこはパリだった。そう、約3週間前に列車のチケットを買ったその場所だった。パリが懐かしく感じる場所になっていた。
13時間半ぶりに浅リンと再開し、眠れた?などと話しながら、どうしよう、今から?と大荷物を持って悩み、チェックインできる時間じゃないかもしれないけど、ホテルにとりあえず行ってみることにした。
すると、ホテルの人は、「どうぞ!」と快くチェックインをさせてくれた。
部屋に入り、やっと一息つくことができた。
1週間ぶりの福さんとの再会もこれから楽しみだ。
1465kmの旅がスタートする。
浅リンと私はサンドウィッチなどの食べ物を入手し、それぞれの車両を見つけ乗り込むことに。この列車は男女別に乗るようになっているから、浅リンと私はパリまではしばしお別れ。浅リンの車両にはバックパッカーの男の子たちが乗っていて足の踏み場もないほど。私の車両はラッキーなのか、私1人だけだった。ベッドは2段ベッドが4つ。その部屋を1人で使うのだから、むしろ寂しいくらいだった。
夏のヨーロッパは日本よりもずっと日没時間が遅い。まだまだ明るいから車窓を楽しむことができた。ここからの車窓では、思い描いていたひまわり畑があちこちに広がっているのが見えた。夕日に照らされたひまわり畑。これでスペインともしばしお別れになる。車掌さんがパスポートを集めにきた。国境を越えるからだろう。
あたりが暗くなると、それぞれの部屋にベッドの作り方を教えてくれる人がやってきて(車掌さんかな?)私が1人だったから、「どのベッドがいい?」と聞き、じゃあ、コレ、といって1つ選んで作ってもらった。部屋には洗面台もついていた(トイレは別の場所だが)。寝台列車には日本でも乗ったことがなかったので、初めての経験だった。
スペインーフランス国境付近で真夜中に列車がものすごい音を立て始めた。うつらうつらしていた私は、その轟音に恐怖さえ覚え、目を覚ました。これは、スペインとフランスの線路の幅が違うから、その変換を行っている音だったのだ。前もって母から聞いていたことだったので、あ~、これか。とも思ったけれども、ゴーゴーとものすごい音だったため驚いてしまった。
列車はいよいよフランスに入った。ベッドがあるにもかかわらず、なかなかぐっすりは眠れないものだ。ボルドーあたりで車窓をまた見たい、だから、少しは明るくなってるといいな・・・そんなことを思いながらうとうとし始め、ボルドーを通りすぎてしまった。あたりの車両で人々が動き始める音が聞こえ、もうすぐパリなのだとわかった。
私は顔を洗い身支度を整えた。
列車が止まり降り立ったそこはパリだった。そう、約3週間前に列車のチケットを買ったその場所だった。パリが懐かしく感じる場所になっていた。
13時間半ぶりに浅リンと再開し、眠れた?などと話しながら、どうしよう、今から?と大荷物を持って悩み、チェックインできる時間じゃないかもしれないけど、ホテルにとりあえず行ってみることにした。
すると、ホテルの人は、「どうぞ!」と快くチェックインをさせてくれた。
部屋に入り、やっと一息つくことができた。
1週間ぶりの福さんとの再会もこれから楽しみだ。
昔は寝台車によく乗ったものです。
あの揺れる感じを、今でも覚えていますよ。
しかし、列車で国境を越える・・・
そもそも、国境なんてもの、見たことも超えたこともないですから。
国境を越えてみたい・・・
寝台車に良く乗っていたんですね、以前。私はコレが最初で最後の経験(今のところ)ですよ。
列車で国境をどんどん越えることができるのがヨーロッパのいいところ!空港行って、チェックインして、待って、空港について、町まで遠くて、・・・なんてこともないし。
といっても、AVEやユーロスターでは手荷物の赤外線チェックなどもあるので、出発時間ギリギリに到着はだめ。
ユーロースターは45分~1時間前だったかな?
イギリスはヨーロッパの中で少し違う(出入国に関して少々うるさい・・・)ので要注意ですが・・・。
車窓を楽しみながら旅をするっていいものですよね!
新幹線がない時代を知っている?
うわっはっは~・・・骨董品級だ~
でも、外国のはどうだか知りませんが、日本の新幹線はトンネルばっかり(特に山陽新幹線)でつまんないですよ~。
車窓を楽しむ暇、ないですもん。
新幹線ができる前ってことは・・・60年代ですか?だとすると、その時代を知らないです・・・。スミマセン。
ヨーロッパ特に私が乗ってきた線はトンネルは少なく、車窓を楽しめる場所ばかりでしたよ。世界の車窓の撮影ができそうなところばかりでした。
その場所には山が少ないということですよね?!
20代でバックパック体験しておけばよかったー!ってのが後悔です
でもこれからもチャンスがあるかもしれないよね!うんうん(一人で納得、笑)
関係ない話ですが、昨日銀座のデパ地下でとっても美味しいパテに出会いました!
フランス人シェフが作ったパテだったんですが、かなり感動しました
今までなかなか美味しいパテに出会えなくって(レストランでもどこでも)、過去に一度だけフランス人のおばさんが作ったお袋の味パテが最高で、それが忘れられなかったので、今回それに近い味に巡り合えて嬉しかったです♪
ますますフランスに行きたくなっちゃった(笑)
ところで風邪はどうですか?
早く治るといいね☆
こんにちは。おかげさまでなんとか風邪は治ったようす・・・はっきりわからないけど、たぶん大丈夫です。
ココさんも、おいしいもの好きですね!!!私もおいしいもの大好きで、ココさんのブログを見て、ジャンポールエヴァンのショコラドリンクを飲みに行くのを楽しみにしているんですよ!あの、マカロンも食べた~い!!
パテか~。あんまり食べたことないな、実は・・・。でも、忘れられない味ってありますよね。再会できたとき、うれしいですよね!
というわけで、今回の旅は・・・フランス行っちゃいます!!!