いかりじいじのブログ

報道は庶民面をするな

 私が常々思うことは、テレビに出ている司会者やコメンテーターと呼ばれる人たちが、贅沢と思われるようなお金持ちの行動を捉えて批難するのは、自分たちは庶民だと思っているのだろうかという疑問です。
 腕を見れば何十万円もするのではないかと思われる腕時計をしていたり、高価だろうと思われるような衣装や宝飾品を身につけているのですよね。
 以前、前澤友作氏がお金を配ったり、宇宙旅行をしたりしたときにも、批難する報道が多かったし、そのようなコメントをあえて多く使うのですよね。さすがに、ヤフーニュースのコメントでは、個人の自由だという出資の意見を見ることができましたが。
 今回も5月13日付けスポーツ報知「谷原章介、細田博之衆議院議長の「毎月もらう歳費は100万円しかない」発言に疑問・・・「一般の感覚とズレていると言わざるを得ない」」という記事がありました。
 自民党の細田議長が、5月10日、都内で開かれた自民党議員のパーティーであいさつし、「議長になっても毎月もらう歳費は100万円しかない。」と発言したことを「めざまし8」が報じたと書いています。そして、野党から批判が相次いでいるとも書いているのです。
 いつも出るのが、一般の感覚とづれているという批判です。一般の感覚と同じなら、政治活動できないでしょう。一般人の感覚に忖度するなら、そういう発言は出ないということなら、政治家は歳費を上げろと声を出せないのですか。おかしいでしょう。
 議員が歳費を上げろと声を出したら、国民は立憲民主党議員のように国会を自分の意見を受け入れないからとサボったり、質問しても自民党や政府の批難や揚げ足取りばかりなら、歳費の無駄という意見を言えばいいのですよね。
 野党は、そうだそうだと賛成しないのでしょうか。立憲民主党の反日左翼の小西とかいう議員は、SNSで金をくれというメッセージをたくさん出しているそうですよ。
 どの番組でも、記事でもそうですが、それぞれ個別の議員に聞いたらいいですよ。歳費が十分と感じているのかを。地元の声を聞くために私設秘書を雇用するお金や、それに伴う一連の政治活動、さらには様々な人との交際費など、寄付を受けなければ全然足りないでしょう。
 そのような実態を調査して、合わせて報道すればいいのに、歳費が少ないという部分だけを切り取ったような報道を続けています。参議院選挙も近いし、このような反自民党キャンペーン報道が続くのですよね。
 立憲民主党の小川政調会長ですか、この人も極めて不適切な発言だとか言っています。また、大阪の維新の会の松井市長なども同様に一般の感覚とずれているです。本当に実態を理解できるように国民に知らせるのが報道なのに、実態を知らせずに世論調査をしても無意味ですよね。小川氏や松井氏の政治資金の使われ方と、その総額を報道したらどうでしょうか。
 今日も岸田内閣の支持率の世論調査結果を報道していましたが、質問の項目を理解している人がどれだけいるだろうかと思いました。支持率が高いということは、中国、韓国にとって都合がいいのですよ。だから、報道が放置しているだけなのです。
 ところで、報道が庶民面していると思ったことは、最初に書いていますが、司会の谷原章介氏もそうなのですよ。ガソリンが値上がりしていたときに、ハイオクを入れているとか、しれっと言っていました。
 いいんですよ。ハイオクを入れても。それなら、自分が庶民面して、細田議長が100万しかないと言ったときに、国民の声を聞くための活動すると、不足するのでしょうねとか、そういうコメントを言えないのかと思うのです。おそらく、台本どおりなのですよね。
 これからも報道を見ていてください。芸人の人が、政治問題などに関して、展開が必要な時に的確な質問をすることがあります。ああ、台本があるなと思ってください。特に、TBSで多いですよ。そして、お金持ちのことが話題になったときに、否定的なコメントをした場合には、心の中で「庶民面するな」と叫んでください。

















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