ストック住宅セフティーネット補助申請最終日。

今日で締め切りの「ストック住宅セフティーネット補助」の申請。

1戸あたり100万円の補助が得られるという事でかなりお得な制度でした。

用意する書類の書き込みにかなり困惑してしまいましたが、
もう少し簡素化になれば申請もスムーズになるのではと感じました。

今回の震災で家を無くした方がたくさんいらっしゃいます。
このような制度がまた利用できるようになれば、きっと役立つと思いました。


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流通が止まるという事。

震災により物流が止まっていると言う事ですが、私たちの仕事には致命的といっていい状況が続いています。
給湯機などはもとよりキッチンやシステムバスなどは納期が未定。
2ヶ月先とも言えないほど途方もない状態が続いています。
せっかくライフラインが復旧してきたのに、お風呂に入れなかったりと不便が続いてしまっています。グラスウールなどは半年先の納期であるという事で、これでは新築もリフォームも工事ができない状態です。
震災の影響はこれからといった感じがします。知恵をしぼって協力しあってこの危機を乗り切っていきたいものです。




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天井の足跡。

昨日は施工中の建物が破壊されたところで一時的な仮囲いを行いました。
建物の中は廃材でいっぱい。
津波で流された家具などがたくさんありました。
ふと天井を見ると天井に足跡。天井裏に上った後がありました。
津波で流された人がきっと天井裏に這い上がり逃げたのでしょう。
人はいませんでしたが、津波の恐ろしさを改めて実感しました。
リフォーム中で完成を目指していたのですが、この建物にお施主様は住む意欲を無くして
しまったようです。
どうしていったらよいのやら。
今は私も頭が真っ白で考えつきません。
少しづつ復興へ向けて整理が進み道路もかなり通行しやすくなりました。
それとともに現実の問題にも直面してきます。
よい方向に進んでいけるように慎重に努力していきたいです。

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建て替えの判断。

昨日訪問させていただいたお客様の家は今回の地震による津波でかなりのダメージを受けていました。力を受け止めた建物は形はそのままに建ってはいるものの構造に必要な柱が歪んでいたり壁が抜けてしまっていたりしていました。
どちらの家も以前リフォームさせていただいた建物。
リフォームするか建て替えるか？
つらい判断となりました。
どちらの選択も可能ではありましたが、やはり今回は最終的には費用。耐震を考え間取りから考えていく方がベストな費用のかけかたなのではという事になりました。
リフォームをさせていただいた時の事を思い出すととても辛くなってしまいますが、
前向きに建ててよかったとお話いただけるように頑張りたいと思います。

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震災時に役立ったもの。

我が家ではありがたいことに電気・水道・ガスすべてが復旧しました。
ライフラインを絶たれての生活。
この中で役立ったものつまり普段備えておきたいものをご紹介させていただきます。

①懐中電灯（ラジオつき）枕元に置き明かりをつけてラジオを聴きました。
②ウエットティッシュ　　手や体の洗浄や食器のふき取りに利用。
③サランラップ　　　　　まな板や食器を汚さないように利用。
④蝋燭　　　　　　　　　余震が少し落ち着いてから利用。
⑤乾電池　　　　　　　　懐中電灯や携帯の充電に使用。
⑥ポリ缶　　　　　　　　水を汲むのに使用。
⑦反射式ストーブ　　　　停電時も利用できるしお湯沸かせます。ご飯も炊けました。


その他下着類も非常用に備えておくと便利です。

食べ物は缶詰の他カップめんや長期保存のきくパンなどもほしいものだと思いますが、何より「飲み水」「トイレを流す水」があるのは貴重だなと感じました。

今回は浴槽に溜めていた水を利用してトイレに使用しました。飲み水は買い置きをしていたミネラルウォーターを飲みながら給水を待ちました。

生活リズムが変わりストレスが溜まる中気分を紛らすために私は本を読みました。
ある食材の中で作れる料理を考えたり水を無駄なく利用する工夫をしたり、頭の中を
忙しくするようにしました。弱気になると病気になりそうで。お陰でこの期間は体調を
崩す事無く乗り切る事ができました。

まだ普段の生活には戻りきれていませんが、今回の経験を大切に活かしていけるように
努力していきたいと思います。

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