レトロ絵日記 de 街さんぽ

レトロ好き主婦の街歩きや喫茶店絵日記など。現在、新旧の画像をまとめています。忙しい方はイラストだけ見てくださいね(^^)

洗足池 勝海舟記念館 

2021-04-27 | 美術館・ミュージアムなど



令和元(2019)年 に開館した「勝海舟記念館」を訪問しました。
池上線洗足池駅を降りると目の前にすぐ 洗足池のボート場が広がります。

洗足池の畔には、かつて勝海舟の別荘「洗足軒」がありました(現大田区立大森第六中学校)
近くに夫婦の墓所も建立されるなど、海舟ゆかりの地になっています。

 勝海舟記念館(旧清明文庫) 
旧清明文庫は、海舟関係の図書を集め公開することなどを目的として、1928(昭和3)年に建てられました。2000年(平成12)年に国によって有形文化財に登録。
現在は大田区の所有になり、令和元(2019)年に、「勝海舟記念館」としてリニューアルオープンしました。

コンクリート造りの洋風建築で、外観正面のネオゴシックスタイルの4本の柱が特徴的。


旧玄関は手押し扉で「アール・デコ」様式である草花の紋様がデザインされています。


勝海舟の資料は撮影禁止なので こちらのみ。




階段 木製の手すりは、アールデコ調の装飾が施され、なめらかな曲線を描いています。




綺麗ですねー 

 慶応4年(1868年)勝海舟は、中原街道経由で池上本門寺に向かう途中で、洗足池のそばを通ったと伝わっています。この地に魅せられた海舟は後年の明治24年(1891年)、海舟はこの地に別荘「洗足軒」を構えました。


 西郷隆盛留魂詩碑
勝海舟が、親交のあった西郷隆盛の死をいたみ、詩とその筆跡を遺すため、三回忌にあたる明治12年(1879)に自費で建てた碑が池のほとりにあります。



幕末を彷彿させるような風景は跡形なく消えてしまっていますが、大きな池だけは昔と変わらないのかなとふと偉人たちに思いを馳せ…  ふっと のんびりできる時間でした。 



勝海舟記念館

東京都大田区南千束二丁目3番1号


「SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」展(@国立映画アーカイブ)

2021-04-27 | 美術館・ミュージアムなど



国立映画アーカイブ展示室で開催中の 
「創刊75周年記念 SCREEN を飾ったハリウッド・スターたち」展 を見てきました。

ポスターの表紙は クリント・イーストウッド(1961年頃) 



近代映画社の月刊誌「SCREEN」はこの2021年5月に創刊75周年を迎えます。
「SCREEN」を飾った歴代のハリウッド・スターたちの数々 
写真撮影可能です。


高校時代から 自分が生まれる前のハリウッドスターが好きだったのですが、最近は(オードリー・ヘップバーンやグレース・ケリー等一部をのぞいて)こういう写真展も少なくなっているので嬉しくて楽しみにしておりました 
あえてあまり接写しすぎないようにしましたが 一部ご紹介… 
来日時のスターの写真が特に興味深かったです

浅草国際劇場を訪れたクラーク・ゲーブル(1954年)


アラン・ドロン(1965年 東京モノレールで児童養護施設の子どもたちと)

アルフレッド・ヒッチコック(1955年 デパートにて)

ヘンリー・フォンダ (1962年椿山荘にて)

チャールズ・チャップリン(1961年7月・4度目となる訪日)

ジャック・ニコルソン (1976年)


アラン・ドロン(1964年6月 駒沢総合運動場)

クラウディア・カルディナーレ(1964年3月 オリンピック開催前の国立競技場)

キム・ノヴァク

エルヴィス・プレスリーと小杉修造(1960年頃)

ジャック・レモンと小杉修造(1960年頃)

岩下志麻 カーク・ダグラス 若林映子 三船敏郎 (1954年)


自分リアルタイムで好きだった リヴァー・フェニックス

↓ SCREEN と読者に贈られたサインやポートレート写真の展示。



マリリン・モンロー来日記事(「SCREEN 」1954年4月号)

物販はないかなーと思っていましたが 1階受付でポストカードの販売はありました 

チケットで 7階展示室の常設展も見られます。

ただいま緊急事態宣言下で臨時休館中ですが 2021年7月18日(土)まで開催予定です。
(詳細は公式サイトでご確認ください)

国立映画アーカイブ展示室
午前11時~午後6時半 
料金 一般250円