レトロ絵日記 de 街さんぽ

レトロ好き主婦の街歩きや喫茶店絵日記など。現在、新旧の画像をまとめています。忙しい方はイラストだけ見てくださいね(^^)

映画「ミセス・ハリス パリへ行く」

2022-10-29 | 名画座・懐かしい映画



試写会が当選しまして 11月18日から全国で公開の映画
「ミセス・ハリス パリへ行く」を鑑賞してきました。

 第二次世界大戦で未亡人となったロンドンのミセス・ハリスは 家政婦で生計を立てているが、ある日働き先でクリスチャン ディーオールのドレスに出会う。あまりの美しさに魅了されたハリスはお金を集めて パリのディオールの本店へ向かうが。。



原作はポール・ギャリコの『ハリス夫人パリへ行く』亀山竜樹訳 講談社1967 
(のち文庫「ハリスおばさんパリへ行く」)

原作は読んだことがなかったのですが 児童文学でしょうか。
なので映画もおとぎ話のような展開ですが、そこもまた可愛らしく、後味爽やかな映画です。
クリスチャン・ディオールの全面協力により、1950年代のオークドチュールの洋服を再現 
メゾンでのファッションショーは ため息が出るほど素敵です

ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は60歳前後という設定ですがとてもチャーミング。
そしてもう一人のヒロインである 若きモデルのナターシャ(アルバ・バチスタ)が美しく、ずっと目が離せませんでした (*^-^*)
試写会に参加していたお嬢さんからも「かわいー、パリに行きたい~」という声が上がってましたよ♪

おばあちゃんになったら逆に可愛い服を着たいな、と思っているので 勇気の出る映画でした(*^^*)

🌹「ミセス・ハリス パリへ行く」 Mrs.Harris goes to Paris 🌹
監督・脚本:アンソニー・ファビアン
出演:レスリー・マンヴィル、イザベラ・ユペール、ジェイソン・アイザックス、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ
2022年 イギリス 116分 カラー

旧古河庭園 秋のバラフェスティバル

2022-10-27 | レトロ・近代建築

駒込・旧古河庭園で 2022年10月8日~11月11日まで 3年ぶり 
秋のバラフェスティバル 
が開催中です 

友達と街歩きも兼ねて見に行きました 🌹 朝から結構人が来ていますね♪


「カリフォルニア・ドリーミング」



「朝雲」



「イングリッド・バーグマン」

「カトリーヌ・ド・ヌーブ」

これは黄色い「ピース」かな? (「ピース」は好きな薔薇です)


 旧古河邸(大谷美術館)
1917年に古河虎之助の本邸として、ジョサイア・コンドルに依頼し、陸奥宗光邸跡地に建てられました。当初住まいとして、また賓客接待の場としても使用されました。戦後 GHQ接収、返還後30年の無人の状態を経て、1982年文化財の指定を受けました。昭和の終わりに6年の歳月をかけ(財)大谷美術館が東京都の助成金を経て修復工事を行い平成元年より一般公開をしています。

友達は内部に入るのは初めてということで 予約をして観覧ツアーに参加しました
有料(800円)ですが 1階、2階と丁寧に案内してもらえるので 一度はオススメです。
2階には 和風建築の空間があり、、、

館内は残念ながら撮影禁止なので、現物は見てのお楽しみで 忍者屋敷のような、びっくり箱のような 
大変面白い造りです。



旧古河邸(大谷美術館)の建物は 庭園部分とは 管理者が違うので
コロナ禍中には入場者が減って 維持費をねん出するためにクラウドファンディングもしていました。
微力ながら参加。。

この秋はずいぶん賑わいも戻って嬉しかったです。

旧古河庭園
・開園時間: 9時~17時
・入園料: 一般 150円 65歳以上 70円
北区西ヶ原1-27-39
(入園状況は公式サイト等で確認ください)

ジョサイア・コンドル(1852-1920)
‘日本近代建築の父’と呼ばれ、鹿鳴館、岩崎邸、三井倶楽部、関東閣、ニコライ堂、諸戸邸など数多くの西洋建築を設計。
教え子には東京駅の設計者・辰野金吾、赤坂離宮の設計者・片山東熊がいます


神保町 ミロンガ・ヌオーバが移転

2022-10-19 | 純喫茶・カフェ



神保町の老舗 アルゼンチンタンゴ 珈琲と世界のビールの店 
ミロンガ・ヌオーバさんが移転するそうです。
現在の店舗での営業は 11月末までとか。

昭和28年(1953)、ウィンナーコーヒー発祥の店である神保町屈指の老舗喫茶「ラドリオ」の姉妹店として創業。



過去写真より。
この日は まだコロナ禍でアルコールの提供が禁止中でお客さんが少なめ。

さぼうる 側から歩いて行く



ここの並びで写真を撮るかたが多かったのでは。。


ラドリオ 



寂しいなぁ。。

神保町 ミロンガ・ヌォーバ
地下鉄神保町駅A7口出てすぐ

あしたのジョー 泪橋カフェ @中野

2022-10-14 | 漫画



中野ブロードウェイの2階に「あしたのジョー」とのコラボカフェ、その名も

「あしたのジョー 泪橋カフェ」 

が期間限定(2022年10月8日~2023年1月9日)で開催中なので 寄ってきました 

キャラカフェ、割と好きなのですが 「あしたのジョー」のキャラカフェがあったらいいなぁ、なんて思っていたので ツイッターで情報を見てビックリして二度見、三度見しちゃいました。
令和に 泪橋カフェがオープンするなんて。。

場所は泪橋のあった荒川区ではなく、中野ブロードウェイセンター2階 ギャラリーカフェオメガさん。

娘もたまに遊びに行く中野ブロードウェイですが、開業したのは 1966(昭和41)年。
「あしたのジョー」の漫画連載開始は 1968年1月なので 割と時期が重なってるんだなぁ、なんて思ったり。



↓ ギャラリーカフェ オメガ入り口 
(入口画像を撮りそびれたので 情報をいただいた チェーンさん のツイッターから拝借してます)



ジョーの版画の展示や、グッズ販売もしています。(グッズのみの購入もOK)

↓ コラボメニュー例 ☆「あしたはどっちだ」カレー☆ (ビーフカレーとチキンカレーの二種)
特典は スタンド付きピンパッジ(全三種類からひとつ)1980円

コラボメニューはちょっとお高めですが、フードセットメニューは スープやドリンクもついて
1078円~。特典に非売品コースターがもらえます
ナポリタン、ボロネーゼ、カルボナーラ、チャーハン、ビーフカレー、しょうが焼きセット等。

この日は ケーキセット(紅茶シフォン+ドリンク)792円で 非売品コースター1枚もらいました。
アルコールの提供はないので ドリンクもすべてノンアルコールでほのぼのした雰囲気。
BGMも「あしたのジョー」で 楽しいなぁ。。。(#^.^#)



☆イベント開催期間中に1度のお会計700円(税別)以上のご飲食をされると1回スタンプがもらえます。
合計6回スタンプをもらうと素敵なプレゼントがもらえます。
紙のスタンプシートも懐かしい雰囲気でいいですね(*^^*)


「あしたのジョー」はリアタイではないですが、子どものときにお茶の間の再放送で繰り返し見たのが最初。
なので 泪橋近くに住んでいる子どもたち(チビ連)や 乾物屋・林屋の紀ちゃんに感情移入して見ていました。
小学生くらいまでは自分も周りもちょっと貧乏だったな、と 今見返しても切なくなるんですね
(昭和レトロは好きですがあの時代に戻りたくはない、、)

泪橋カフェができたら サチたちも喜んだろうなぁ、なんてそんな空想も入った絵日記でした。
ゆるいイラストで失礼しました m(__)m

メニューの追加もあるそうなので また行きたいです~(*^^*)

詳細は → こちらから
ギャラリーカフェ オメガ
中野 ブロードウェイセンター2階

オープン:13時~ 18時 水曜休み

 

上野東照宮 ぼたん苑 秋のダリア園

2022-10-11 | 街歩き



※ イラストは以前描いた上野東照宮ぼたん苑 のものですが 可愛かったので再掲載してます 

向島百花園 と喫茶カド に行った日に 上野東照宮でぼたん苑をやっているな、と思い出し 寄ってしまいました。





ここの和傘を被ったダリアが 花のお姫様みたいで、なんだか好きなのです。
小さい空間ですが あまり混んでいなく上野の穴場かもしれません。

上野東照宮ぼたん苑では 春のぼたん、冬ぼたん、秋のダリア が見られるので 機会がありましたらどうぞ♪

上野東照宮 ぼたん苑 ダリア 綾なす秋の園


ビリージョエルとダイアナと、、映画鑑賞

2022-10-10 | 名画座・懐かしい映画



昨日は日比谷にて映画館をはしごしました。
というのも1本目のビリージョエル が朝9時開演で 午前中まだ時間がたくさんあったので (*^^*)

1本目は 東宝シネマにて
ビリー・ジョエル ライブ・アット・ヤンキー・スタジアム 
(全世界同日10月5日、9日 2日間限定公開)

1990年6月、ビリージョエルの故郷ニューヨークでのライブ を4K映像にて鑑賞。
「プレッシャー」「ニューヨークの想い」「アップタウン・ガール」そして「ピアノマン」と…
ヤンキースタジアムに詰めかけた11万人の観客の表情も楽しく懐かしく 束の間ライブ気分を堪能できました。

自分がビリージョエルの来日ライブに行ったのは 18歳のとき、
そのあと 「ビリー・ジョエル&エルトン・ジョン」の来日公演にも行ったり、、
コロナ禍と円安の今では なんだかライブに行ったのも夢か幻のようです。
ニューヨークの風景とともに、歌を聴くと いろいろな思い出がよみがえりました
(ニューヨーク、、行きたい、、)

2本目は シャンテ・シネにて 
ドキュメンタリー映画 「プリンセス・ダイアナ」。


ダイアナ妃没後25年。
この映画は報道陣が切り取ったダイアナの映像を ほとんど脚色なくつなげたドキュメンタリー。
あまりベタなストーリーを加えてないところがかえってよく、結末がわかっているだけに気が付くと おいおい泣いてました💦 

映画の中盤はゴシップ戦争のようになっていて 日本なら不敬罪になるのではなかろうか、という代物。
開かれた王室といえど あまりに芸能人のようにゴシップネタにされるイギリス王室が気の毒でなりません。
結婚生活には失敗し、パパラッチには追いかけられ、離婚後は慈善活動に身を投じていく姿は 女優のオードリー・ヘプバーンの姿にも重なります。

若くて幸せなときのダイアナの美しさと、英国民の盛り上がりに、改めてあぁ、そうだったなぁ、と。。

私、ダイアナ好きで チャールズ皇太子(当時)との来日パレードに見に行ってたんですよね 💦
そんな陽気で楽しかった時代も思い出しました。 





向島 喫茶 カド 

2022-10-07 | 純喫茶・カフェ



向島百花園から歩いて→ ずっと行きたかった有名な喫茶店 カドへ。

扉を開けるとそこにはアンティークな異質な空間が広がっています。
マスターが「自由に写真撮って良いですよ~」と、お店やメニューの説明をしてくれました。



昭和33(1958)年創業。
かつては 花街の芸妓さんと料亭客が待ち合わせ場所に使っていたという華やかで濃艶な雰囲気。

壁に飾ってある油絵は先代が収集したもので 年に一回、入れ替える!そう。




実はここも建て替えの話があり、そう急な話ではないけれど数年後には移転しなければならない、とのこと。
マスター曰く
「内装の絵や家具は自分のものなのでそのまま持っていけるけれど 東京23区の家賃で喫茶店を続けるのは かなり厳しい。
どこも再開発で、今東京にある喫茶店も次の代に引き継げずにチェーン店だけになってしまう。自分も親の形見と思って続けている」

という話を聴きながら、自分も街歩きをしていてそれは本当に痛感していることなので「そうですよね…」とうなずくばかり。

天井やテーブルの花は マスターの手描き!



こちらの名物はお店の看板にもある「季節の生ジュースとくるみパン」
くるみパンはパンから手作り

☆彡「くるみブルーベリーパンのなすとモッツァレラチーズサンド」 と「活性生ジュース」が一押しだそう。
私はがトマトが好きなのでトマトをチョイス。
活性生ジュースは りんご、アロエ、レモン、はちみつ、セロリ、パセリ、アセロラ入り 
ロースト加減が絶妙でパリッとおいしく 大きなサンドもペロリと食べられてしまいました。



来年2023年は創業65年の記念年なので 絵は思いっきり明るいものにしたい、ということです!
また雰囲気が変わるので楽しみですね

季節の生ジュースの店 カド
・墨田区 向島 2-9-9
・03-3622-8247


墨田区向島百花園 萩祭り

2022-10-06 | 街歩き


秋の七草のひとつでもある 萩の花。
東京では 墨田区の向島百花園が有名とのことで見に行ってきました。
この日は先述の日暮里駅前から都営バスで 百花園前まで25分ほど。

 向島百花園は、江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に骨とう商を営んでいた佐原鞠塢が開園。
百花園の名は、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされ、庶民的で文人趣味豊かな庭として今日まで受け継がれてきた花園です。入園料は150円

萩のトンネル (見ごろは例年9月下旬頃)

萩の花は、藤やバラに比べたら控え目な、おとなしい印象の花ですね
枝垂れた枝先に花がつくため、うつむき加減ですが 小さな花が次々に咲く様子はたくましさもあり。
それでついた花言葉も「内気」「思案」「柔軟な精神」とか。



昔から日本人に愛された萩の花。日本古来の奥ゆかしい感じもします。



向島百花園からスカイツリーを眺める 



↓ 違う時期にとった菊の花やススキ等
向島百花園は大名庭園ではなく町民が作った庭園なので 広すぎず、派手過ぎず… 
町民文化が感じられる造りで結構好きなのです(*^^*) 

この日は日暮里から始まり 25,000歩歩いたのですが (歩きすぎで逆に数値が悪くなるという💦)回ったところをちょこちょこアップしたいです☆彡

墨田区向島百花園
東京都墨田区東向島3丁目
・東武スカイツリーライン「東向島」駅より徒歩8分
・京成押上線「京成曳舟」駅より徒歩13分
・都営バス「亀戸~日暮里」で「百花園前」下車徒歩3分


日暮里 駄菓子屋さん 大屋商店~木村屋

2022-10-05 | お菓子・駄菓子屋さん



自分もうちの子供たちも大好きな 駄菓子

谷中散策したときに行ってみたかった 日暮里の駄菓子問屋「大屋商店」さんに行ってみました。

日暮里駅北口を出て、道路を渡ったステーションガーデンタワーの2階に問屋さんがあります。



かつては日本最大の駄菓子問屋街だった日暮里。
最盛期には150軒もの駄菓子問屋があり、賑わいを見せていたのが現在も営業を続けているのはこちらの大屋商店さんのみ。
この日は80歳すぎのおばあちゃんはいらっしゃらなくて 息子さんとお嫁さんかな? が接客をしてくれました。



駄菓子だけでなく、お面、スーパーボール、リリアン、おはじき、チェーンリング、型抜き、、、等々のおもちゃも販売していてしばし夢の世界 



箱売りなので 今度イベントがあったら買い出しに行きたいです

300円パックの駄菓子 と



「ちいかわ シールコレクション」 を 子供のお土産に2袋買いました(笑)
「これ、今売れてるから喜ぶよ~」 とご主人。

ばら売り30円のシールが22枚入って 卸値の500円 
確か 昔は10円でしたね~~ 「銀河鉄道999」のシールとか買って集めるのが楽しみでした 


さらに
日暮里駅の反対側 谷中銀座を経て よみせ通りの 駄菓子屋 木村屋 さん。

昭和23(1948)年創業、都内でも古参の駄菓子屋さん。ガラスケースの木箱も懐かしいです。

こちらの本 ↓ 
「昭和50年男 2022年1月号」に大屋商店さんや駄菓子製造過程が掲載されています。