「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

2021日本生命セ・パ交流戦をセ・リーグ目線で展望してみる(1)

2021-05-23 19:48:00 | NPB
 さて、気が付けば、火曜日から交流戦なので、さくっと展望しておきます。

 日程はこんな感じ(ただし、鯉がどーなるかは未定)。

虚 毛毛毛病病病―猫猫猫公公公―凶凶凶咀咀咀
獄 鴎鴎鴎滅滅滅―檻檻檻鷹鷹鷹予殺殺殺烙烙烙
怒 鷹鷹鷹殺殺殺―鴎鴎鴎檻檻檻―烙烙烙滅滅滅
★ 檻檻檻烙烙烙予鷹鷹鷹鴎鴎鴎予滅滅滅殺殺殺
赤 猫猫猫咀咀咀予公公公毛毛毛予病病病凶凶凶
厄 公公公凶凶凶―毛毛毛猫猫猫―咀咀咀病病病
 ※チーム名蔑称はホームゲーム、球場名蔑称はビジターゲーム。
 凡例 病=病ド、咀=咀咀魔、滅=滅ド、烙=烙転絶命、殺=殺ド、凶=凶ド


◎予想されるローテーション
武田→東浜→松本or二保▲→石川→マルティネスor二保▲or高橋礼→和田or(間に合えば最終戦で)千賀▲
◎想定される勝ちパターン継投
嘉弥真→岩嵜→津森or(間に合えば)森▲
◎警戒すべき選手
柳田="The Crusher”。昨年は何を思ったか、自宅を素振りで破壊。案の定、調子を上げてきました。
杉山=取り敢えず、球は滅法速いです。
津森=気が付けば、守護神代理候補。
真砂=”Migiita”。基本的には守備固め要員。ただし、愛称が愛称だけに……。
田浦=最近、売り出し中の左腕投手。

寸評……春から夏にかけて主力が離脱しまくるのが、もはやデフォルトとなりつつある。それでも首位争いをしているのだから、強いっちゃ強い。ただ、キューバ勢が居ない+森も居ない+とにかく暑苦しい松田が不振なので、例年よりは戦い易いんじゃないですか?



◎予想されるローテーション
二木→生姜男岩下→鈴木or中村稔▲or佐々木朗▲→石川→破壊神美馬→小島
◎想定される勝ちパターン継投
ハーマンor小野→唐川→益田
◎警戒すべき選手
和田=彼が出塁すると、1塁も得点圏になります。
マーティン="Alice's laser”。広瀬アリスに似ている強肩強打の外野手。
井上=”AJA”。交流戦に向けて、調子を上げてきてます。
レアード="Sushi Slugger”。同上。
佐々木朗="100miles boy“。ようやくベールを脱いだ期待の豪速球投手。

寸評……安田はアレ(それでも打点王争いしてたりする)でも、その代わりのメンバーが打っていたり、ハーマンや益田がやや怪しくても、その代わりのメンバーがしっかり抑えたりで、首位争いを展開中。鳥谷さんも元気にしてます。色々な意味で、このチームに関しては、レギュラーシーズンの傾向が当てにならんのがなあ……。



◎予想されるローテーション
ダーモティ→今井→ニール→こうな→松本→平井
◎想定される勝ちパターン継投
ギャレットor森脇or武隈→平良→ギャレットor増田▲
◎警戒すべき選手
中村=今季好調。
山川=交流戦に合わせているかの如く、調子を上げてきました。
栗山=2000安打が見えてきました。
平良=鬼のように速い球を投げてくるセットアッパー。
スパンジェンバーグ=選球眼がイマイチな割に、今季は良く打ってます。

寸評……数年前に比べればスケールダウンは否めないが山賊打線は健在。ただし、中継ぎの可燃性が高まっているので、どの試合も激しい内容になりそう。セ・リーグの球団的には、(ソを除けば)一番イヤな相手かも。


毛 
◎予想されるローテーション
岸→則本兄→瀧中or弓削▲→もえの夫涌井→マーくん(人類)→早川
◎想定される勝ちパターン継投
ブセニッツor酒居or福山or森原or宋or牧田▲のうち2人→松井
◎警戒すべき選手
早川=今年の新人王候補。こないだ初完封を記録。
浅村=今季は出塁率も尋常でないことになっている。
鈴木大地(野球)=最近は、ファーストで定着。
松井=高校野球マニア。
小深田=2年目のリードオフマン。

寸評……とにかく、今年は最低でも2位以内に入らなければならないので、あの監督は必死。それに選手が応える形で首位争いを展開中。ただ、主力の平均年齢が高めなので、これから梅雨~夏を迎えてどうなるのか?意外とあっさりと負けるパターンもあるので、特に優勝争いをしているチームにとっては落としたくないカード。


◎予想されるローテーション
ちひろorアーリン→加藤→池田先生→伊藤or上沢→バーヘイゲン→上沢orアーリンor杉浦
◎想定される勝ちパターン継投
堀or宮西→Bロドリゲス→杉浦orBロドリゲス
◎警戒すべき選手
王=漸く蘇ってきた台湾の至宝。ただ、彼さえ抑えてしまえば……。
五十幡=伊達にサニブラウンには勝ってない。
淺間=とにかく肩は強い。
杉谷="Baseball Comedian”。数字だけ見れば、戦力外候補なのだが(汗)。なお、昨季のシーズンシートのウリは「杉谷拳士が見放題」だった。
杉浦=3連投ができないクローザー。ただし、調子が良い時のストレートはエグい。

寸評……キャンプの時点、いや、昨年オフ時点で最下位争いは予見できたが、なお、それを下回る惨状。先発ローテーションが組めている分、それなりの試合になるとはいえ。采配がアレにしても、それ以前の段階。打てない守れない抑えられない上に、中田がゴミ状態+近藤が離脱しそう。ここに楽に勝ち越せないとプロ球団としての能力を疑われることになりそう。


檻 
◎予想されるローテーション
宮城→山本→山岡or竹安→憎井▲or山岡→田嶋→山崎福
◎想定される勝ちパターン継投
富山、漆原、村西、K-鈴木、比嘉のうち2人→ノウミサン
◎警戒すべき選手
富山=奪三振かプチ炎上かが、割と極端なロマン砲的左腕。
ジョーンズ=たぶん、代打の切り札。
杉本=当たれば飛ぶ。
宗=最近になって、まじめに野球に取り組み始めたらしい。
宮城=高卒2年目のピッチャー。

寸評……まあ、結局はオリックスはオリックスで、現状借金生活なわけですが、こと交流戦、それもタテジマのユニフォームを見ると異常なまでの強さを発揮してくる。取り敢えず甲子園の3連戦は必要以上に全力を尽くしてくるはずなので、その後に当たるチームは比較的楽にはなるかも。ブルペン陣に不安があるので接戦に持ち込んでおきたい。


▲=現在、2軍で調整中。

【全体的な傾向】
 今季は、ハムが大崩壊しているのも手伝って、大混戦状態で進行中。
 基本的に5割をクリアしないとCS進出も厳しいと考えなくてはならないという状況。
 ただ、どのチームも継投に不安を抱えているので、終盤まで競り合いに持ち込めば十分以上に勝負になりそう。
 一方で、ごく一部の(自称)ゴミを除いて、開幕直後から不振気味だった各チームの大砲が、まるで交流戦に照準を合わせていたかように復調してきたのが厄介なところ。特に神宮やハマスタにホームラン賞を提供しているスポンサーは、気が気じゃないでしょうねえ。
 とにかく、この流れで、例年通りに無様に負け越すようだと、交流戦の存在意義という何とも微妙な問題が浮上しそうな悪寒がする。

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