散々な週末

土曜日の夕方　　仙台駅でダーリンと待ち合わせをしていました。

岩手の義姉の新築祝いの品物を受け取りにデパートに行ってから会う予定でした。

 

少し準備がのんびりし過ぎて　電車の時刻ぎりぎりになって家をでました。

Ｓ兄に駅まで送ってもらったのですが　Ｓ兄に『急ぐ』運転を要求するのが　まず間違い！！そんな事のできる人間じゃなかったのでした。

駅まで自分で運転して行けば良かったのです。

 

切符を買って改札を通ったときに電車はもうホームに到着していて

それでもダッシュ！！すれば間に合ったはずでした。

 

電車から降りた乗客で通路は狭く　更に　私の前のおばあさんが　えらくのんびり歩いていて　私はそのおばあさんを追い越そうにも　追い越せず、ホームに上がったときには　電車のドアは閉まったところ・・・・・ああァ無常にも　発車して行きました。

(T_T)

この18分の電車のあとは　54分にしか来ないのよ～～～

 

これだから田舎は嫌なのよ。

夕方の5時台に　この　間隔はアリなんですか？ＪＲさん・・・・。

 

 

もう改札も通ってしまったことだし、次の電車を待つしか選択肢はありません。

ホームの端にある暖房もない待合室でひたすら時の過ぎるのを待ちました。

 

ずーーーっと暖冬で暖かい日が続いていたのにその日に限って雪がちらつく寒さ。

 

 

週末の悲劇はもう　始まっていた事など　この時は思いもしない私でした。

 

 

 

すっかり冷え切った体に　定刻どおりの54分の電車は天国のようでした。

 

ダーリンとは駅の改札で会って　そのままデパートに品物を取りに行って

予定通り　ふたりで　食事することに。

駅地下の飲食街の『青葉亭』です。

 

牛タン焼きセットと生ビール

 

二人だけの楽しい時間になるはずでした・・・・あの瞬間までは。

 

生チュウのあとは前と同じくワインをボトルで頼みました。

ダーリンはいつものように　ハイピッチでぐいぐいいってましたが、

なぜか　私はなかなか　お酒が進みませんでした。

だから、そんなに量をのんではいなかったと思うのですが

デザートの黒糖アイスを食べた辺りから記憶がトビトビな感じで

一気に気分が悪くなり出したのです。

 

気持ち悪くて　具合悪くて　どうしようもない感じでした。

モウロウとしながらも　周りにお客さんはいない？とか気を遣っていました。

店員さんも心配してこっちをみているのが

断片的な映像としてまだ覚えているのですが

冷たいおしぼりをもってきてくれたり　「お手洗いにお連れしましょうか」と声をかけて下さったりしたのですが、　その時はもう動ける状態にありませんでした。

飲食店の客席で吐くなんて　お店に迷惑なこと出来ない　という意識が

かろうじて嘔吐することを抑えさせていたようです。

 

ダーリンも店内ではマズイのでなんとか私を外に連れ出そうと思ったのですが

私は

「ムリ・・・ムリ・・・」

と言うのが精一杯。

 

お店の人もこれはまずいと袋を出してきて

ダーリンが私の前にその袋を広げて「吐け！吐いていいから」

 

そのときも　傍にお客さんいない？とは　聞いたと思います。

ちょうど　私たちがいたカウンター席はテーブル席からは奥まったところにあったし

店内のお客さんも殆どはけた時間帯だったようで

私は　とうとう　その場で　げーげー　やってしまいました。

（　すみません　汚い話で・・・<m(__)m>　）

 

それからダーリンはすぐにお兄ちゃんＳに携帯で　

その間は20～30分はかかったでしょうに、殆ど記憶はありません。

お兄ちゃんＳが駆けつけてくれて　私は　両脇を抱えられるようにして

やっとお店を出ました。

 

本当にお店の方々にはご迷惑をお掛けしてしまいました。

 

地下街から駐車場までの通路でも　吐いていたらしいのですが

それも　あまりよく覚えていません。

どこをどう歩いたのかさえ　定かではないくらい酷い状態でした。

 

車に乗り込んでから　ホッとしたのか

更に酷く　嘔吐しまくってしまいました。

 

生まれてこのかた　初めての大失態

お酒を飲んで　2時間も経たないうちに　こんな事になるなんて

本当に　初めての経験でした。

 

 

翌朝　目が覚めて　むかつき　頭痛でしばらくトイレに篭って

ベッドに戻ってからは　動悸で胸苦しくなり　強い不安感に襲われました。

このまま心臓がコトって　止まってしまうんじゃないかと。

二日酔いには違いないのだろうけど

この胸苦しさは一体なんなのだろう・・・。

 

 

心配になったダーリンが何件も病院にＴＥＬして診てもらえないかとお願いしたのですが、断られて　　最後に　仙台駅の近くの病院で受け入れてもらえることになり　車で向かいました。

 

もう胃のなかには何ものこっていないのに

車中でまたまた　オエオエ・・・・。

 

 

やっと病院に着いたものの　自力では歩けないくらいフラフラになっていました。

 

本人はこんなに具合が悪いのに

結局　心電図にも異常はなし、呼吸器も異常なし　とのことで

問診の結果　家に帰って　うつ　の薬を飲めば早く落ち着きますから・・・・と

なんの処置もされませんでした。

 

医師が診察室から出て行ったあとも　とても起き上がれる状態ではなく

看護師さんが　少し落ち着くまで横になってていいからと言ってくれましたが

気持ち悪さ　で　今度は過呼吸になって　しまいました。

 

自分でも　大きくゆっくり呼吸しなくちゃとはわかっていても

具合が悪くてつい　浅い短い呼吸になってしまうのです。

 

紙の袋を顔にあてて　ゆっくりゆっくり　呼吸し　過呼吸を治めるように　言われました。

 

吐き気がまだひどいので

さっきの医師に連絡して　吐き気止めの注射をしてもらいました。

 

 

救急室の診察台の上でそのまま少し休ませてもらってから　

なんとか起き上がれるようになったので　家に帰ることにしました。

 

 

病院にきてからもう2時間も経っていました。

 

 

 

家に着いて　すぐに　うつ　の薬を飲んで　寝ました。

 

 

すっかり　わたし　死んでました

 

 

午後になって　ダーリンが作ってくれてたうどんを少し食べて

朝の5時半に買ってきてくれた『ソルマック　ゴールド』を飲みました、なんとか・・・。

 

 

日曜日はすっかりダーリンのお世話になってしまいました。

 

 

いまだに

 

なんで

あんなに体調を崩したのか　　よくわかりませんが

しばらくは　外で飲もう　という気にはなれそうも　ありません。

・・あ・いや・・・もちろん　家でも・・・・飲みませんよ　　当分は。