ウチで産まれたおチビ達。ブログでも書いたように無事1歳を迎えることができました。
長男の露衣には家族揃って会いに行ったし、次男のちゃちゃ丸には会えなかったけど当日に幸せそうな様子が見れたし。
きままは父ちゃん母ちゃんと一緒に元気よく暮らしています。
そして長女ですが…。
結論から言いますと、お譲りをしてすぐ虹の橋を渡りました。
詳しくは分からないのですが、たぶん去年の10月中だと思います。
私が知ったのは今年の2月。
お譲り先と全然連絡が取れなくて、いてもたってもいられず直接お宅にお伺いしました。
先方が連絡を取りたがらない理由、もし虐待されていたり飼育放棄されているのなら連れて帰ろうと思っていました。
会社から帰ってこられた所に運良く居合わすことができたのですが全く取り合ってくれず
自宅マンションへ逃げるように入ろうとするのをどうにか引き留めることができました。
でも「言えない」「話せない」「心の整理がついたら連絡する」と全く話がかみ合いません。
先方の様子や態度から 『もうこの世にいないのかな』 と察しましたし、
事態が進展するとも考えられなかったので必ず連絡すると約束して帰りました。
そして何日か経ち、自分も落ち着いて改めてアポなしで伺ったのはさすがに失礼だろうと反省しメールを送りました。
その何時間後かに先方が前からやっていたブログに「友人の話」として詳細が載せられました。
すぐに全く関係ない他愛のない記事もアップしてトップにこないようにされていましたけど…。
これを読んでどのような状態だったのかは分かりましたが、あくまでも友達の話。
2月から数えて4か月経ちますが先方からの連絡は一切ありません。
心が引き裂かれました。
レンを見ては泣き、ジュジュを見ては泣き、きままを見ては泣いてました。
自分を責めて責めて…。
お譲りすると決めたのは自分。一旦手を離れてしまえばもうウチのコではないと分かっています。
いや、分かっているつもりでした。
お譲りする際にたまには近況を知らせしてくださいとお願いをしました。
先方も元気です、すくすく成長してますというような報告ならまだしも
辛い報告はできないだろうと今なら思えます。
でもして欲しかった。
飼い主がどんなに気を付けていたって不慮の事故が起こってしまうことだってあります。
震災の時に倒れてきた家具に下敷きになって亡くなったワンコの話もたくさん聞きました。
納得したくないけど仕方のないことだってあるんです。
亡くなったことを謝って欲しいとも思いません。分かってます。
長女の死をこういう形で知ったことが悔しいんです。
お譲りしてしまった私には長女の死を知る権利はなかったのかな?とか
そんなに大事なら何故手放したんだ?とか
ウチに長女を残してきままをお譲りしてたらきままが死んでいたの?とか
答えの無いことをグルグルと考え続け頭から離れませんでした。
幸いジュジュのお産は安産で誰の命も落とすことなく無事に育ってくれました。
お乳の飲みっぷりも良かったし、小さく発育が悪くて心配なんてことも無かったし
6匹で走り回っていて踏みつけないかと違う心配をしていたほどでした。
だからこの仔達はきっと天寿を全うするんだろうと勝手に思っていたのかもしれません。
お友達から『長女ちゃんの寿命は4ヶ月だったんだよ。』と言われ心が少し落ち着き
今は本当にそう思っています。
悲しんでいても生き返らない、いつまでも未練たらしく想っていると成仏できない。
そう考えて、今生きているきまま、露衣、ちゃちゃ丸には長女の分もしっかり生きてもらおうと、
そしてレン、ジュジュの為にも私がいつまでも泣いてちゃいけないと思い
6月2日の誕生日までには心の区切りをつけようと思い、長女の事も書かせていただきました。
しばらく見ることが出来なかった家にいた頃の写真をようやく見れるようになりました。
今はプリントアウトして何枚か持ち歩いています。
長女を亡くした心の痛みはずっと消えないと思います。
でもこうやって書くことが出来るまでに至りました。受け入れられたのかな?
私の主観で先方が悪い印象になってるかもしれませんが、きっと同じように心を痛めていると信じたい。
この人ならお譲りしてもいいと思った私の気持ちに嘘偽りはありませんでした。だから信じたい。
お人よしすぎ??
長女の登録名はアザレア。家ではこれが変形して あず と呼んでいました。
あず。レンとジュジュのコに産まれてきてくれてありがとうね。
またどこかで会えたらいいな。