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不倫のすすめ5(パターン2遊びの場合)

2017年11月03日 | 不倫


前回は本気の場合というパターンでお話を進めてきましたが、今回は「遊びの場合」です。


そもそも「遊び」と書いてしまうと、それこそ多方面から怒られそうですね(;・∀・)

でも分かりやすく区別するために敢えて使いましょう

遊び

という言葉を。

ちなみに、「遊び」のパターンの定義について明確にしておきますね。
コレです。

離婚せずに恋人と家庭を両立していく不倫関係

本気との大きな違いは「離婚の意思があるかどうか?」です。
ただ、ここでよくあるのは

いつかは離婚したいとは思っている・・・
子育てがひと段落したら離婚を・・・・
相手が自分とどうしても一緒になりたいと迫ってきてくれるなら・・・


と言って自分から具体的に離婚に向けて行動しないパターンです。


実際に「私は家庭を壊すつもりはなく、この人とは恋人関係を楽しみたいだけなんです」
と清々しく言い切っている人の方が少ないです。

もちろんこの場合、占い師としては「オッケーです!じゃ、相手と上手く恋人関係を継続するにはどんなことに注意して、どうしていくと良いか占いましょう!」となります。

でも実際にはそんな風にハッキリしている人の方が断然少ないのです。
なぜなら「不倫=悪い事」であって、その悪いことを「楽しみたい」と思っているなんて認めたくないからです。


何度もお話しましたが、本気で相手と一緒になりたい!と強く思っている人であれば、始まりがどんな形であったとしても約1年くらいあれば、離婚に向けて具体的な行動をとっています。


1年を経過しても具体的な行動をとっていないようであれば・・・・それは既婚者側の心の中に「できれば今すぐ答えを出したくない」という気持ちが隠れていることがほとんどです。

だって、子供がいるから・・・
お金の問題もあるし・・・・

みなさん色々と仰います。
が!!
本気の人たちを見てきた私としては、「本気度」が明らかに違います。
二人の恋の成就に向けての熱意とその破壊力は、「本気」の人に関してはとても強いものがあるのです。


前回の記事で「1年以内に離婚に向けての行動を起こさなかった人で成就しなかった理由」を大きく4つに分類しました。
その中でダントツに多いのが・・・・

始まりは勢いがあったものの、時間の経過とともに落ち着いてしまい1年たっても不倫関係を継続中。

というものです。
この場合、みなさん「自分は本気なんです!!」と力説します。
でも、先ほど書いたように色々な理由をつけて「今は離婚できない」ことを強調します。

もちろん本気で「いつかは離婚してこの人と公明正大な関係になりたい」という願望を持っていらっしゃるのは理解できます。
が、未だかつて成就している人を見たことはありません・・・・。


なぜなら、お子さんが就職しても「経済的なことを考えると離婚するのは・・・」とか「今は親の介護があるから・・・」と先延ばしになっていくケースが多いからです。

今までその関係で上手く生活をまわしていくことができたんだから、「今」じゃなくてもう少し落ち着いたら・・・
という意識が勝ってしまうようです。

今回お話しする「遊びパターン」には、こういったケースも入れちゃいます。

このケースも「遊び」に入れてしまうと、「自分は断じて遊びのつもりはない!!!」と多くの方は憤慨するでしょうが、一緒です。


いいですか?
かなり厳しいことを書きますよ?

不倫ってものは、配偶者や子供というもっとも身近な人達の信頼を踏みつけたうえで行っているものです。
それを「本気だ」というのであれば、巻き込んでいる人の誰かに対して必ず忠誠を示しているはずなんです。
それが恋に落ちた相手に対するものであれば、その証として速やかに離婚に向けて動くのが自然ではないでしょうか?
本気であれば「あっちを掴んでおいて、こっちも離さない」なんて不義理なことはできないはずです。

もし、その人の忠誠のありかが「家庭」だったのであれば、一度は裏切ってしまったとしても(誰にでも過ちをおかす可能性はある)速やかにお相手とお別れするのではないでしょうか?

私は実際にこんな選択をした人たちを知っています。

「今まで関係をつづけたけど、結局は離婚を進めることができなかった・・・相手に申し訳ないし、その結果が自分の本音なんだと思った。だからお相手さんとはお別れすることにしました。」

「本気で離婚しようと思っていたけど、1年恋人と付き合って結局は自分の配偶者が一番だということに改めて気づきました。」


「離婚が成立したら改めて自分から相手に告白をします。だから今はお別れします。」


「配偶者以外の人に好意をもって関係を持ってしまったけど・・・こんなことは許されない。だからもう終わりにします。」


などなど。
一度は不倫関係になったとしても、自分の「本音」や「何を大事にしたいか?」に気づいたとき自らお別れを選択する人も結構多くいらっしゃいます。
このタイプの皆さんは自分の本音と本気で向き合った方々なのだと思います。


どのパターンが良くて、どのパターンが悪いと区別しているのではないので誤解しないでくださいね。
私がここでお話したいのは

「自分は本気だといいつつも、離婚に向けて動かずに何年も不倫関係を続けている場合、それは本当の意味での本気とは違いますよ」

ということです。


そして意外なことと思われるかもしれませんが、これらの方々の多くは深刻に悩んでいらっしゃいます。
どんなお悩みであっても「悩んでいる」のであれば、その人にとっては問題ごとなのです。
他人から見たら「自業自得やん」ということでも悩んでいる本人にとっては重大なのです。

なのでもちろん鑑定は受け付けます。

ですが、タイミングはそれぞれですが必ずご相談者様にはこんな風に質問しています。

「で、いつ離婚されるんですか?」

自分が離婚をする意思がないのに「この人といつか一緒になれますか?」という問いは成立しないからです。

それと同時に

「離婚する気がないのであれば、あなたはお相手とどんな関係を望んでいるんですか?」


意地悪で聞いているのではありません。
鑑定に必要だから聞くのです。

離婚せずに相手と結婚することはできませんし、離婚しないのであればどういう関係で相手と関わっていきたいのか?
友達?それとも、恋人として相手を繋ぎ止めておくのか?
それによってアドバイスは変わります。


これらの質問をすると、ご相談者様は「ほら、やっぱり不倫なんかして!と怒ってる・・・」と感じるかもしれません。

でも、怒っているわけでも不倫を責めているわけでもないのです。
単に鑑定の方向性を明確にして、それを前提としたアドバイスを導き出すための質問なんです。

くどくどと書いてきましたが冒頭の話に戻ります。

ご相談者様が「自分は本気だ!」と仰っていても離婚の目途すらたっておらず、できるだけ長く恋人関係を続けたいという場合と、「私は家庭を壊すつもりはなく、この人とは恋人関係を楽しみたいだけなんです」という場合は「遊び」のカテゴリーとして一緒だとお伝えしました。

それはなぜかというと、両方とも鑑定の方法が同じだからです。

できるだけ早く離婚をして恋人と一緒になるにはどうすればいいですか?

という問いと

今のところ離婚するつもりはないのですが、恋人とも上手くやっていきたいです。どうすればいいですか?

という問いは明らかに違います。


ところが、ご本人様が「自分の恋は遊びではなく本気だ!」と仰っていても「いつかは・・・」と言っている限りは離婚の意思はないに等しいのです。
その場合、鑑定の方法は後者になります。
すると、鑑定方法は遊びパターンと同じになるのですね。

そういう意味で「一緒」なんです。

長くなりましたので今回はここまでにします。
次回も遊びパターンについて書きます。


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