こんにちは(^^♪
日々、オリンピックを観戦しながら熱い気持ちになっている今日この頃です。
さて、今日は「有限」ということについて考えてみたいと思います。
ここ1年ほどですが私、髪の毛を伸ばしております。
友人の結婚式に向けてアップにできるよう伸ばしているのです。
すると久しぶりに対面鑑定でお会いするお客様と待ち合わせをしていても「誰だかわかりませんでした!」と言われるくらい雰囲気が違って見えるようですね。
いいように見えていたら良いのですが(;'∀')
で、髪の毛を伸ばすという目的は結婚式のためのことなので、式が終われば再びショートに戻そうと思っていたのです。
気まぐれに髪の毛を伸ばしていたころ「どうして真夏の暑いときに、延々とドライヤーをかけているんだろう・・・これって人生の無駄な時間だ!!」なんて考えて、その足で美容室に行ってショートにしてもらったことがありました。
それくらいお手入れだとか、ドライヤーの時間とか嫌い。
面倒くさいのはイヤなんですよ。
美容室に行って「どんなスタイルにしますか?」と聞かれたら「何もしなくてもソレっぽく見えて楽なのがいいです」と即答します。
だって、お金払って髪の毛を切ってもらっているのに、何十分もかけてセットしないと外に出られないような髪形にされたら嫌じゃないですか(笑)
だいたい↑こんな話をすると美容師さんは「ですよね~(;^ω^)」と同調してくれますが内心ドン引きしているのが伝わります(笑)
で、こんな面倒くさがりの私ですが髪の毛を伸ばし続けようと考えたのです。
フリが長くてごめんなさいね、ここからが本題です。
今みたいなお話を、私が尊敬しているある女性(年上)に話したのです。
すると意外な答えが返ってきました。
「髪の毛長く伸ばせるなんて今だけよ?
そのうち白髪が出てくるし、50代になってきたら薄毛問題も出てくるんだから!
コレ、かなり重大な問題なんよ。
髪の質も変わるしね~~~
綺麗に伸ばせるなんて、若いうちよ♪」
ものすごく明るく仰っていたので「ははは~」とその場は終わったのですが、後になってその言葉が染みてきたんです。
なぜならこの歳になってくるとはっきりと老いを感じるようになります。
いや、大袈裟な話じゃなくって、ふと鏡を見た時の自分の疲れた顔とか、蚊に刺されたところの跡がいつまでも残っているとか(笑)
今まで気にならなかったことが気になり始め、それが自分を象っている細胞の劣化だと気づくんですよね。
つまり老いを実感するってやつですよ。
20代のころなんか全く気にせずに「好きなもの好きなだけ食べた~い」とか「毛穴ひらくって何?」とか思ってたのに、同じ調子で30代前半を過ごしていると40代になって鏡を見ると「なんじゃこれ~~!!」と驚くことなんてザラなんです。
自分の劣化を実感し始めたからこそ、その方の言葉が沁みてきたんですよね。
「いつまでもあると思うな親と金」ならぬ「いつまでもあると思うなハリと艶」みたいに。
それだけじゃなくって、本当はほぼすべて物事に限りがあります。
無限ではなく有限なんですね。
いつも当然のように「在る」ので、その質が「劣化」していたり「衰え」ていることに気づかないことも多いですが、その現実を意識するようになってくる頃には実際より本格的な衰えが進行しているという事態も多いんじゃないでしょうか。
髪の毛にドライヤーあてるのが面倒だ!
と若いころの私は思っていましたが、髪を当然のように伸ばせる期間って有限なのかもしれませんね。
そんなことを考えていると・・・・・
だったら
ドライヤー、パワフルなやつに買い替えよう!
とか
髪の毛が長くないと出来ないヘアアレンジを楽しんじゃおう!
みたいに思えるようになりました。
いま、当たり前に持っている自分の何かは「いつまでも同じ質で保てるわけじゃない」んですよね。
だったら、その状態でいられるうちにたっぷり楽しんじゃおう!
そんな風に思えたんです。
その女性のお話は、私が20代や30代前半であれば「へぇ~」で終わっていたことでしょう。
いま、この年齢で、実際に実感している衰えがあるから「そっか!」と胸にストンと落ちてきたのですね。
お話していることがストレートに届くかどうかって、その人の年齢や状態によるものが大きいと思います。
で、私は衰えを如実に実感しているので「じゃ、伸ばせるうちに伸ばして髪の毛結んで遊びます☆」と思いました。
いいですか?
今日は今あるものは無限ではなく、有限なんだよって話をしています。
が!
コソっと言いたいのは実はこっち。
「いつまでもあると思うなハリと艶」
以上です!(^^)!