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不倫のすすめ4(パターン1本気の場合)

2017年11月01日 | 不倫

 

前回の記事の中では、自分が既婚者で相手が独身の場合において分かりやすいように2つのパターンに分けました。


パターン1「本気」
パターン2「遊び」

 

今回は本気のケースについて記事にしたいと思います。

 

この場合、実際には「出会った頃はまだ籍が入っていたけど、既に配偶者とは離婚の話が進んでいた」とか「別居していた」というパターンが多いようです。
つまり、相手の出現が直接的な原因ではなく、既に配偶者との関係にヒビが入っていたためフライング的に恋愛が始まってしまった・・・という感じです。

 

離婚経験者の方はご存知かもしれませんが、結婚するときは「よし、結婚しよう」で婚姻届けを提出したらおしまいですが、「よし、離婚しよう」と決めて、きれいサッパリ赤の他人になるには実際は時間がかかりますよね。


なぜなら、そこには「生活」があったからです。
家の問題、家財の問題、金銭の問題、子供の問題などなど、およそ結婚するときとは比べ物にならないくらいの問題をクリアしていく必要があります。

そのため、そういう問題を片づけている最中に「出会ってしまった!」的な感じで恋が始まることだってあるんです。

そういう人の場合は「心は既に独身」なのですが、世間一般的にまだ籍が抜けていないなら立派な「不倫」になってしまいます。

ただ、この場合は恋人の存在が離婚に向けての推進力になったりもするので、そう遠くない未来に「脱不倫」になることが多いです。

 

占い師的にはスムーズに離婚が進むように、逆に言えば恋人の存在が戸籍上の配偶者にバレないように注意する時期などをアドバイスします。
無事に手続きがすんで、公明正大にお付き合いできるようになった時はホっとしますよね(^^
新しいスタート、おめでとう!という気持ちになります。


ここまでは「フライング不倫」のお話でしたが、フライングではない場合はどうでしょうか?
特に不満のない結婚生活だったけど、運命の人に出会って恋に落ち、不倫関係になってしまった・・・。
という場合。

 

配偶者には後ろめたいし、何より本気で恋人と一緒になりたいから離婚をする。

前々回の記事(相手が既婚者の場合)でもお話しましたが、実はこのモチベーションを維持して離婚に突き進むにはある程度のタイムリミットがあるようです。

 

それが1年。

 

すでに整っている生活を壊して新しい可能性に賭けるには、かなりの勢いと労力が必要です。
それこそ、「恋に落ちた!もうこの人しかいない!」という、ある種異常なテンションでなければ難しいのです。

特にこのケースに関しては配偶者に大きな問題がありません。
その人と出会わなければ多少の不満はあっても片目をつむりつつ、生活をしていたのではないでしょうか?

 

とってつけた理由のように「お金の使い方が気に入らない」とか「もともと性格が合わなかった」と言う人もいますが、だったら今までなぜ別居や離婚に向けての行動をとっていないのでしょうか?
あくまでも「恋人の存在は離婚の切っ掛けに過ぎない」というのであれば、お相手と出会って恋に落ちるまで具体的な動きをしていないことの理由にはなりません。

 

不倫=悪い事

 

という意識があるから「前から相手とは機会があれば離婚したいと思っていた」という発言がでるのです。
ほとんどの場合、それは言い訳でしかなく「恋人ができたから離婚したい」というのが本音にあることが多いです。

 

話を戻しますね。

 

フライング不倫の場合は、既に離婚に向けて突き進んでいる最中の出来事なので、離婚して恋が成就する可能性は高いのです。

ところが、フライングでない場合・・・

意外と問題が多くって上手くいかないケースがあるんですよね。


先ほどからお話している「1年」という期間もその一つ。

異常なテンションだからこそ成し遂げられる「今の生活の破壊」も、少し落ち着いてしまうと「そんな大それたこと、本当にしていいのか・・・」という冷静さを取り戻してしまいます。


子供のこと、家のローンのこと、配偶者のこと、親兄弟のこと・・・いろいろと考える隙ができるとどう考えたって「今の方が無難」なことの方が多いのです。

 

人には「恒常性」という意識があるそうです。

良くも悪くも現状を維持していこうとする意識だそうです。
勢いで「えい!やー!」でやってしまわないことには、少し状況が落ち着いてしまうと、この「恒常性」とやらが「本当にいいの?」と囁きかけてくるんですよね。

すると、相手に対しても
「今はこの人、自分と一緒になりたいと思ってくれてるけど、本当に一緒になってくれるんだろうか?」
とか
「そもそもこの人は浮気性なんじゃないか?」
とか・・・。

こうなってくると離婚を切り出す勇気もままならなくなります。
だって、今まで特に問題がなかったのであれば「なんで急に?」ってなりますからね。
そうなると、お金の問題か異性関係か・・・を簡単に疑われてしまいます。


そんなこんなで本気モードであったとしても、1年以内に離婚に向けて動き出さなかった人が恋人と成就したケースはありませんでした。

その理由にはいろいろありますが、大きく分けて4つのパターンがありました。

 

1.始まりは勢いがあったものの、時間の経過とともに落ち着いてしまい1年たっても不倫関係を継続中。


2.時間の経過とともに既婚者側が今の生活を手放す勇気がなくなり相手と別れることを選んだ。


3.時間の経過とともに、恋人側の気持ちが変わって既婚者側がフラれた。


4.周りにバレて別れさせられた。

 

などなどです。


実際には1番が多いですね。
2番は別れる選択も一つの勇気ということでしょうか。
3番は恋愛だからこその結果ですね。
相手だって当然心変わりをする可能性があるってことです。
4番は時間の経過とともに付き合いが長くなるわけですから、そのぶん周りにバレるリスクも高まるというのは当然のこと。

これらのことから言えるのは・・・・

どれだけ本気の恋だろうと、不倫は短期決戦で挑まなければ成就するのが難しい


ということです。
もともと壁や障害がある中での恋愛です。
勢いと情熱、そして「今」を壊せる勇気が維持できる期間で決着をつけなければ、時間の経過とともに自分の気持ちも、そして相手の気持ち、場合によっては二人を取り巻く環境さえも変化してしまうのですね。

いいですか?


不倫するなら短期決戦!

 

繰り返しますよ?


不倫するなら短期決戦!

 

あ、これはもちろん成就させたいならって話ですけどね。

 

次はパターン2遊びの場合、に続きます。


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