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オバドル・ムーの言わせてチョ!

顔のど真ん中鼻の奥に出来た癌と戦い蘇った現代版ミコのリライフ街道世の中に物申す

MYドラゴンにまたがり ティラノサウルスに会いに行くぞ!

2007-11-18 18:44:46 | Weblog

な、なんのこっちゃ ・・・・・・・

 ~~『仮想世界』~~ 

「わからないならブログに書くな」 って話だけど

これがもっとメジャーになって行くのなら

2007年11月18日に こんな事書いてたオバンがいたと言う事を

残しておくのも面白いかなって事で 書くことにしました 

 

基本的にまったくわからん・・・・・

『仮想』というからには 『現実』には存在しない世界

例えば 今ではCGとか3D映像とかいうやつで

TVも映画も画面の中に 最早不可能は存在しない

 

私が歌っている曲 『リライフ』どころか 死んだって当たり前に生き返るし

いろんな動物とも普通に話が出来るし

「こうだったらいいなぁ~~」と思う事は すべて出来る

 

でもいつもそれは 「そんなバカな・・・・・」と思う事ですぐ消え

又元の 何もない現実へ戻って来る

でも戻るからこそ いわゆる正気で暮らせるんだよねぇ~

 

そんな思いから何としても脱却出来ないから

新聞にある「仮想世界 商機は」という記事を読んで

まず 本当に驚いた 

 

この仮想世界は米国の(又もやアメリカかよぉ~~) リンデンラボ社が

03年に始めた仮想空間サービス 

  (そんなモンややこしくなるからサービスしてくれなくていいんだけどねぇ~)

『セカンドライフ(SL)』 (SLっちゃ蒸気機関車しか思いつかん・・・・・)

文句つけようにも何も知らないんじゃ話にならないから 又々ネットを開けてみた

 

ブォーーーーーーーッ もう『SL』と入れただけで

ストレートにこの世界に入れるじゃない    しかし・・・・・

オバドル・ムーの一番苦手な 何でも良く読まないと進んで行かれないって奴だ

まず全部英語だから [日本語]ってところをクリック

次々と開けて行くと 地図みたいなのが出たけど

これは「国土交通省国土地理院長」の承諾を得てと書いてあるから

本物のようだし その中で紹介されてる店は

普通の世界 (「リアルライフ」って言うそうだ)に実在する店だ 

 

しかし『SL世界』には 「アバター」という自分の分身を存在させて

それをあやつって生活させる訳で

参考として画面に紹介されている 

どなたか男性の分身「アバター」が「SL」で動く姿を見てみると

まぁ~スーパーマンのように空を飛び 海の中もスイスイ歩き

ナイスバディーの絶世の美女に会い そりゃ良い事づくめだった 

 

自分の「アバター」を超イイ女にしておけば

ボンドガールなんて軽い軽い  007もすぐ落とせるよ

ともかく一生有り得ない事が 何でも出来ちゃうんだね 

 

でもぉ~・・・・・・・・・

これは『体験』したんじゃないんだよね

だって自分の姿をみてごらんよ

ざっとこれを見ていた1時間くらいの間

私はただパソコンに向って座ってるだけだったじゃん 

 

もうすでに大分前から リアルライフと

ゲームや映画のバーチャル世界とが認識できなくなってしまった人類が

リアルライフの中で ジャンボジェットで橋の下をくぐろうとした事件や

簡単に殺人をしてみようとかやってる訳じゃん

それを考えるとこれから先 どんどんそんな人が増えて来て

ますます仰天事件が起きそうだよね オ~~~コワコワ・・・・・

 

要するにこれを考えた人達は勿論金儲けの為に考え出したわけで

『SL世界』では「リンデンドル」とか言う

子供銀行券かぁ~みたいな名前の通貨で物を作り売買し

でもその収益は本物米ドルと換金出来るんだと

みずほコーポレート銀行の予測では

すでにSL内での商取引額は来年末には年1兆円を超える見込み・・・ だってさ

 

もぉーーーーーーっますますこんがらかってくるけど

結局どこが一番儲かるんじゃ ってこのリンデンラボ社に決まってるよねぇ~

最早いろんな国が国家レベルで参加したり

大手企業が真剣にこの『SL』に進出しているのを見ると

わかる人達には大変な金儲け市場なんだねきっと 

 

こうして書いてるうちに 少しわかったとこもあるけど

全然違ってたら ごめん・・・です 

もっとわかるようになったら またブログに書いてみますね

オバドル・ムーの只今のレベルとしては 儲け話は捨てて

ともかく『SL』のオバドル・ムーアバターは

ジュラシックパークの中を駆け巡り ハリー・ポッターの仲間になって

ひたすら空を飛んで世界一周 宇宙旅行にも行けるなら

もう一生パソコンに向かい 

イスに座ったままでもイイかなぁ~~~~~~~~~  

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簡単に『ミイラ』になれる時代!

2007-11-11 22:07:40 | Weblog

「水不足」って言葉を聞くと 

過去何回か夏にプールが中止になった話くらいしか すぐには浮かばない

朝日新聞の「人類そのものの危機」という記事を読むと

冗談でも 「プールが・・・・・」なんて言えないほど重大な話だ 

 

今までにも環境問題について書いてはいるけど

問題が「水」と言う 即命に係わる物だからなのか

これほど危機感を身近に感じる話もなかったように思う 

 

国連環境計画(UNEP)は10月末 世界約40の都市で

地球環境と開発に関する評価報告書「第4次地球環境概況(GEO4)」を発表

それによると まずこの20年で世界の人口は50億から67億になり

貿易量は3倍 1人あたりの収入は40%増

これだけ聞けば 「良い話じゃん」って感じだね 

しかし 環境にはこれが諸悪の根源な訳だ 

 

大気汚染を地球全体で見ると 

毎年200万人以上が これが原因で死期を早め

南極の上空に開いたオゾン層の穴は 結局これまでの最大規模になったそうだ 

そして 「水」 ・・・・・1人あたり使える淡水の量は 地球規模で減少 

2025年までに なんと18億人が水不足になり

世界の人口の3分の2は 

日常生活に支障をきたす「水ストレス」下に置かれる恐れ有り だって・・・・・

 

しかし2025年って あとたった18年だよ 我々は70代になったとこ 

日々進む医学を考えると まだまだお元気かもしれない

それなのに大気汚染で空気は悪いし

オゾン層の穴から有害な紫外線はメッチャ入ってくるし

その上「水」がなくて ただでさえ干からびて来るのに

生きながらにミイラになっちゃうじゃん・・・・・

 

水不足の大きな原因は 人類が増えた事によって

地球の地下の帯水層という所から水を汲み上げ過ぎた事

それで土地も水不足になり それはイコール食料不足にもなる

近い将来当然 水も食料も高騰し 世界中で奪い合うようになる

・・・・・と 最早こういうストーリーが成り立つらしい 

あ~~~やだやだ 長生きしてると水も食料もない世の中になるってか

 

この「GEO4」も もう20年前から

これらの問題に関して何とかしようとしてる訳だけど

この20年に何ら危機を脱していない と言っている

だけどさぁ~ 20年前に地球がこんなに大変な事になってるって

言ってくれてたのかなぁ~~~

もっと大変になった今だって 真剣に言ってくれてない気がするよ 

やっとこの頃「温暖化」って言葉くらい誰でもわかるようになったけど

同時にもういろんなところで実感しちゃうから恐いよね

 

地球環境の変化は規模もペースも 我々の適応能力を上回りつつあるそうだよ

でもね 我等には現状を変える技術的・社会的な力はあるそうだから

足りないのは 政治的・経済的リーダーシップ だって・・・・・

 

あ~~~~~これは無理無理無理 

こう言う方達の環境というのは ご自分の周りの超狭い範囲だけの事だから

そんなの待ってたら 2025年どころか何十年待ってたってダメな話よ 

 

日本は周り中海に囲まれてるんだから 

確かイラクで自衛隊がやっていた海水を飲料水に変える技術とかを

もっと一般にも普及出来ないのかなぁ~

それをやるには又莫大な電力とか使うので二酸化炭素が増えるってか・・・・・

 

じゃもっと簡単に 何のエネルギーも必要としない方法 

降った雨は必ずどの家もビルも出来る限り溜めておいて

強力な濾過装置で飲料水に変えるとか

超ウルトラスーパー濾過ストロー ってのも もうあったかな

これで飲めば汚れた水もちゃんと飲めるようになるとか

いっその事人体を 海水を飲料水にしても生きていられるように大改造する 

 

とにかく今一番大事な事は 一人でも多くの人類がこの現状を知って

人類そのものの危機である集団的自滅を回避する強い意識を持つ事だよね

さぁ~~~皆様 我等がしなければならないミッションは

ひたすらこの現状を喋り捲って皆に教えてあげる事

このエネルギーは二酸化炭素にならないからねぇ~ 

 

追伸: この度このブログのブックマークにあります

         『絆を歌おう!for the リライフ活動日記』が心機一転 

         私の本『メッチャ明るいガン闘病記・リライフへの道』の主題歌

         でもある『リライフ』という曲が聴けるようになりました 

         この曲は私が作詞・作曲して歌っています 

         オバドル・ムーの声を初めてお聴きになる方もどうぞ恐がらず

         是非聴いてみて下さい 

         勿論今まで通り本も購入できますのでこちらもよろしく 

         ランキングも本(おすすめ本)ブログと音楽(作詞・作曲・編曲)ブログの

         2本立てにしました

         今後予定しているイベントなどは『絆を~~』のブログでお知らせ

         しますので必ずチェックして下さいね

 

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「オバドル・ムー」は個人情報!?!?

2007-11-04 16:19:32 | Weblog

PTAの現役から退いてもう20年位経つ

娘が小学校へ上がった時から中学を卒業するまで

毎年必ず何か役をやっていたので

授業こそ受けてはいないものの 

行事がある度 通学している状態の時もありましたなぁ~ 

 

思い出せば娘が中学生の時 ある生徒が

「学校の名簿があったら売ってくれないか」と知らない男の人に言われ

3000円で売ったと言う話があって 当時大問題になった記憶がある 

 

「個人情報保護法」の施行以来多くの学校で

クラス名簿や卒業生名簿が姿を消したままになってるそうだ

「ハァ~~ 名簿がない~~~」・・・ って事は「連絡網」もないって事

じゃ一体 何かあった時はどうすんのよ 例えば・・・・・ 

子供の帰りが遅いから 遊びに行った友達の家に電話してみよう~~~ とか

子供が外で○さんのお母さんに頂き物をしたというので

御礼の電話をしたい~~~ とか

思い出せば 部屋の壁に貼ってあったクラスの「連絡網」ってやつを見ながら

電話をした事がよくあったっけ・・・・・

 

子供達自身は だいたい遊び仲間の家は知ってるから困らないのかもしれないけど

親にとってみれば 電話をかけた事から始まるお友達付き合いもあったりして

大切なコミュニケーションの1つになっていた気もする

 

新聞によると 幼稚園の子が友達に年賀状を出そうとしたけど住所がわからず

結局年明け幼稚園に持って行き

先生がわざわざ一人づつお便り帳にはさんで渡してくれた・・・・・ とか

もっとビックリ しちゃうのは

幼稚園の時に園の庭に埋めたタイムカプセルを掘り出す会を企画して

当時の名簿を見せて欲しいと頼んだら

「個人情報保護法が出来る前だったら大丈夫だったんだけど・・・・・」と断られ

タイムカプセルは未だ 埋まったままなんだとか 

 

ブハハハハ  こりゃ笑っちゃうよね 

そりゃね 周り中情報が張り巡らされたこの時代

まず実際お金になる名簿もあるし 

その名簿から何とか金儲けをしようと企む奴らも万といるでしょうけど

要するに何を仕掛けられても 

こっちがシッカリしてればいいんじゃないかなぁ~ 

 

一流大学の卒業生名簿は 作成を中止した大学もあり

図書館は閲覧可能だった名簿も撤去しているそうだ

 

ブホホホホ  こりゃ笑えもせず・・・・・ 

これによって就職活動のOB・OG訪問がしにくくなったとか

企業から送られてくる卒業生の在籍部署などの名簿も

大幅に減ったとかって書いてあるけど オバドル・ムー的には

「だから何 始めからこんなもんに頼るな」 と言いたい

どこの大学を出てようと出てなかろうと

『勝負は素の自分だろ』 ・・・・・ってな心意気位持って欲しいんだよね  

 

 6月26日のブログに とんでもない保護者について書いてるけど

名簿も作れない世の中だから こういう保護者になったのか

こういう保護者だから名簿も作れないのか・・・・・ビミョ~~~だね 

しかしすぐ保護者が学校にクレームつけて来るって話だったけど

クラス名簿もないんじゃ 学校に言うしかないじゃんねぇ~ 

 

 個人情報は保護するだけじゃなく

自分の個人情報は自分で管理出来る 『個人情報自己管理保護法

なんちゅうのがいいと思うな

ともかく 名簿に載せたい人は載せるし 載せたくない人は載せない

だから各クラス人数もマチマチだし

究極一人しか載ってないクラスがあったってしょうがないじゃん 

文部科学省もそれでいいとおっしゃってるそうですよ 

 

昔から言われている話だけど 50も過ぎてくると

クラス会や同窓会が増えるって

実際にその年齢になってみると本当に

小学校・中学校時代の友達が懐かしく思えてくるから不思議だね 

だから今 名簿のない時代の皆さんだって

年になればきっとそう思う時が来ると思うから

連絡先1つわからない状態は超淋しいと思うよ 

 

何事も  『過ぎたるは及ばざるが如し』

「個人情報保護法」の為に自分がいつ・どこの学校で

どんな友達と共に成長して来たのか・・・・・

手元にその記録のない人生って どうなんだろうねぇ~~~

 

匿名で良い事をするって言うのは 心底素晴らしい行いだと思うけど

匿名で生きるってのはやっぱり 後ろ向き・負のイメージが強いよね

堂々と名前を出して生きるのは きちんと責任も取るという事だと思う

 

「個人情報保護法」は 

私達がトラブルにならず スムーズに動ける為に作ったはずなのに

何だかアッチコッチで身動き出来なくなってるなんておかしいよ 

第一この法でがんじがらめにされてると

まるでエイリアンの卵のように 日本中のアチコチに埋められたタイムカプセルが

1つも掘り出せないじゃないの マジどーーーーーすんの

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「ハイ」はせめて 「high」にして!!

2007-10-28 22:28:24 | Weblog

TVのニュースを見るでもなく ラジオのように聞いていたら

鶏肉偽装のニュースの中でどうしても意味不明の言葉があって

話がみえない・・・・・

 

「ハイケイ」・・・ 背景 拝啓  何でここでハ・イ・ケ・イなんだ・・・・・

そう思ってしっかり画面を見てみると字幕にあったのは 『廃鶏』 だった

「何じゃそりゃ~」 とブチブチ言ってたらK様が

「卵を産まなくなったニワトリだよ」って

「あらそう~」と言ったものの 何だか聞き流せないなぁ~それは・・・・・

「それって・・・私の事」って思わず聞いちゃいそうだよね 

 

それで思い出した いつだったか大分前

何でも好きなだけ言っちゃう都知事さんが

「子供を産まなくなった女性はもう存在価値がない」みたいな発言があって

世のおば様族をメッチャ怒らせたけど

要するにこの『廃鶏』とはそう言う意味だね 

都知事さんもまだ『廃女』って言わなかっただけマシだった訳か・・・・・ 

 

聞くところによればこの『廃鶏』の方は

卵を産まなくなった後は食用肉となって下さるそうな

なるほどぉ~ そこへ行くと人間は・・・

って自分で鶏と比べてどうすんだって話だけど

 

 でもね マジ世の中を見て御覧なさい

人間のおばちゃんの存在価値って物凄いものがあると思いません

 

ホテルやレストランのお手頃ランチなんか行くと 客の80%はおばちゃんだよ

バスツアーのバスの中 ここも圧倒的におばちゃんの世界 

昼間の温泉の湯船の中 ジャグジーで体中揺らしてるのも おばちゃんばかり

                  (・・・って女湯なんだから当たり前かぁ~ )

ヨン様追いかけて すぐ韓国まで行っちゃうし・・・

こう言う経済効果だって 相当社会に貢献してるよね 

おばちゃんが元気で活躍している世の中は

絶対活気があって 明るく楽しい社会になってると思うんだけどなぁ~

 

話は戻るけど 続々と登場する食品偽装のニュース

まだまだこんなもんじゃないよね 

「こりゃまずい」と これまでの偽装を隠そうと

今必死になってるところも随分あると思うよ

だけどこの際 いろんな会社の元社員の方とか元パートの方とかで

その手の事を見たり聞いたりしちゃった方がいらしたら

是非『内部告発』って奴をして頂きたいと思います

 

でも あれもこれもと出て来ると逆に

「皆やってるんだからそれが当たり前で 大して悪い事じゃないじゃん・・・」って

世の中の怒り が薄まってきちゃったら怖いよね

 

しかし 本当にどうしましょうーーーーーー

いくら私達消費者が確かな目や知識を持ちましょう~~~ って言ったって

始めから書いてある事が嘘じゃどうしようもないもんね

もうイソップ童話の「狼が来たぁ~」状態で

食品内容表示に何が書いてあっても スンナリ信じられなくなってしまった・・・・・

 

考えるに 今までの偽装食品を食べて亡くなった人はいないようだから

ともかく嘘を書かない事

「別に比内鶏じゃなくてもいいよ」って言う人だって沢山いるんだから

比内鶏じゃないぶん値段を安くして販売してくれたら

それはそれで売れるんじゃないかなぁ~

 

ミートホープとやらのひき肉も 社長自らがひき肉にする肉の量を

豚○%・牛○%・羊○%・・・・・と指示していたというけれど

金儲けの為とは言え そこまで固執してやってたんだから

それをそのまましっかり書いて

薄利多売にしてくれれば良かったのにねぇ~~~

 

でもなんか最近のニュースのよると

その他にウサギの肉やパンくずも入れてたとか

「こらーーーーーーっ」 そうなるとただの “バカオヤジ” だね

もう真面目に書いたって 誰も信じないよ

 

しかし 人間て悲しいね

この人だって誰だって これが悪い事だとわかってるはずなのに

『お金』と言う魔物に取り憑かれると

その罪の意識がどっか遠くへ行っちゃうんだろうね 

「良かったなぁ~~~ そんな魔物に縁がなくて 」・・・

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「ナヌー」ごめんね・・・ほんとにごめんね・・・・・!

2007-10-21 17:27:31 | Weblog

『北極のナヌー』をおばん2人で観に行きました

ありがた~いレディースデェーの午後4時40分の回

「やったぁ~ 今日は貸切かぁ~」って感じで 観客は15人位だったかな……

だからご希望の席もゲットして 超待遇良し

 

きっと泣くだろうなと思い 「バスタオル持ってく」とか言ってたけど

ジーーーンとする場面はあったものの涙は溢れなかった

悲しくて泣くというより 感動して胸が熱くなるって感じかな

 

きっと一生行く事はないと思う北極の地で

あんなに多くの生き物達が命がけで精一杯暮らしているさまは

それだけで超感動モンです 

そして画面からは この映画の制作にかかった10年という月日の間にも

氷がどんどん解けて 延々続いて来た北極で生きるという生活のリズムが狂い

動物達が皆戸惑っている様子が痛いほどよくわかる 

 

白熊の母親と2頭の子熊 姉「ナヌー」と弟は何ヶ月も食べる物がなく

猛烈なブリザードの中 弟の子熊は力尽きて倒れてしまう

すると母親と「ナヌー」はしっかりその子に寄り添って体を温めてあげたけど

その甲斐もなく弟熊は死んでしまった・・・・・

母熊は何度も鼻先で押して立たそうとするけど 無理だとわかると

母と「ナヌー」は その場を離れて行く・・・・・

 

冷たい海の中では 

セイウチの母親が我が子をしっかり両手()で抱きかかえているその姿が

ビックリするほど可愛いかった 

子供には母親の他に 乳母のような子育て係のメスがいて

群れ全体で子供を大事にしてるのにもビックリ 

そしてこのメスはその子が白熊に襲われた時

自らが犠牲になってその子の命を助けた・・・・・

 

次々とこういう感動シーンを見ていると

どの生き物もちゃんと会話していて十分気持ちが通じ合い

今の人類社会よりずっと崇高なコミュニケーションが取れてると思ったね

 

白熊がセイウチを襲うのも 自分達が生きる為・子供達を育てる為だし

必ず生と死にはしっかりした理由と大きな意味があるという事が

画面から十分伝わって来る

そう思うと 何と人類は意味もない馬鹿げた殺し合いをくりかえしているのだろうと

今更ながら本当に情けないね まったく

 

温暖化で北極に氷が接岸するのが今年は3ヶ月も遅くなったと

ゴローちゃんが言っていた (あっ ナレーターの稲垣吾郎さんの事です )

その為に白熊もセイウチも 体を休め温める為の場所と餌場を求めて

一週間も海を渡って遠くの岩の島へ行かなければならない

氷が接岸した気配を感じて喜び勇んで戻っても

氷が薄くて 白熊や1tもあるセイウチが乗るとすぐ割れちゃうし・・・・・

セイウチなんか小さな氷の塊の上にひしめきあい喧嘩しながら 必死に乗っていた

 

ごめんね・・・ こんな大変な生活にしてしまって・・・・・

この原因は私達人類がして来たことにあるんだから

本当に心から謝りたいと思った

でも ただ謝ってるだけじゃだめだよね

このまま温暖化が続いたら 

2040年には北極の氷はほとんど解けちゃうって・・・・・もうすぐだよ 

そうしたら私達人類だって 相当辛い環境で生活しなきゃならないだろうけど

その前に この北極のこんな可愛い生き物達は 全滅してしまうに違いない

 

こんな重大なメッセージを こんな貸切状態で観てるようじゃいけないよ

 

映画館を後にして 渋谷の雑踏に消えて行くおばん2人の後ろ姿は

『白熊ナヌー』の黒い大きな瞳にずーーーーーっと見つめられてる気がした

どうぞあなたも「ナヌー」に逢いに行って下さいな 

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