『無理が通れば 道理が引っ込む』 なんてことわざがあるけど
絶対そんなことがあってはいけないでしょっていう話が
この頃チョクチョク登場している
学校や教育委員会への親のクレームがあとを絶たないそうだ
娘の学生生活と一緒にず~っとPTA活動をして来たオバドル・ムーとしては
すっかり子育てを卒業した今も やはり気になる話題だ
ある小学校の運動会で1~6年まで縦割りのチームを編成したら
3人兄弟を持つ父親が
「兄弟の仲が悪くなったらどうすんだ3人とも同じチームにしてくれ
」 と
校長先生を自宅に呼びつけるほどの抗議をしつこくして来たそうな・・・・・
(オイオイ・・・・・この世に自分家の家族しかいないのかぁ~~)
校舎の壁の色をクリーム色から青色にしたら
「壁の色が強いので うちの子を通わせられない」
(・・・・・これは青色恐怖症とか・・・ 理解不可能
)
「学校指定の制服販売店に夜9時頃行ったが 開いていなかった」と
怒って母親が電話して来たので時間外だと伝えると
「学校指定なら24時間営業が当然だ」と譲らない
(う~~~ん 昼間働いていて買いに行けない親も多いだろうけど
とにかく店に電話して相談するとか 自分で考えて欲しいよねぇ~)
でね どうしたかと言うと・・・・・
学校が代わりに購入したんだって
な、な、なにそれ
学校も変 親も学校も良い勝負じゃん
「交通安全当番が回ってこない小学校に転校させたいから紹介して欲しい」
そうそう思い出した・・・・・娘の小学校でも朝は集団登校で
近くの子供を5~6人連れて行く当番があった
校門の前の横断歩道の信号が点滅し始めたので 私が子供達に
「それーーっ急げーーー」って号令をかけたら
みどりのおばさんの黄色い手旗がパタッと下りて
「点滅したら止まって下さい」って私がしっかり怒られて
メッチャかっこ悪かったのを思い出した・・・・・
あらっ こりゃ話の方向がずれまくりましたなぁ・・・
「喧嘩相手の子を転校させて下さい」
これもスゴイねぇ~ 気にくわない奴はすべて目の前から消えろ方式なんだから
消えない場合は殺すっきゃないみたいになりそうだよね オ~こわこわ・・・
もっと笑っちゃうのは
「子供に家で掃除させてないのだから 学校で掃除させないで」
って
言って来たと言う話
どういう思考回路になるとこう言うことを堂々と言えるのかねぇ~
この論理でいくと結婚したばかりの頃
「今まで家で炊事も洗濯も掃除もしてなかったんだから
結婚した新居でもやらせないで下さい 」って言えば良かったんだなぁ~
教育制度学やら教育評論家の先生方は
「親のストレスのはけ口が学校に向っている」と分析する一方
「普段から教師と親が対話する機会を増やす努力も必要で
地域住民のサークル活動の場として学校を開放するなど
親達の不満を地域で吸収する仕組み作りを考えるべき」とおっしゃってるけど
それ以前に まず『親』が大人になってなくて
子供が子供を育ててる状態になってる訳でしょ
だから吸収するったって
大人になってない『親』達の超自己中論理がより集まったら
もっとスゴイことになりそう・・・・・
変に皆が団結して学校に向ってきたら
今までの1つづつの『無理』が束になって強大な『無理』になり
ますます『道理』なんかすっ飛ばされちゃうよ
そこで オバドル・ムーからの提案です
『こども電話相談室』
っていうラジオ番組があるけど あれの大人版・・・・・
『両親電話相談室』
っていうのも作って下さい
怒ってすぐ学校へ電話をかける前にここへ電話してみて
今自分が言おうとしていることが 社会のモラルとしては
とんでもない部類に属する話なのかどうか・・・
先に相談してから行動するように致しましょう
(勿論私も・・・ちょくちょく利用致しま~す )