オバドル・ムーの言わせてチョ!

顔のど真ん中鼻の奥に出来た癌と戦い蘇った現代版ミコのリライフ街道世の中に物申す

程よい明るさは演歌とタンゴから!?!?

2008-04-26 16:18:27 | Weblog

友達に誘われ「タンゴ」のライブを見に行きました

「タンゴ」と言ったら『黒猫の~~』…ってなレベルで参加した訳ですから

そりゃ ビーーーーーックリの連続 

普通に食事の出来るお店で 舞台と言う物がある訳でもないので

演奏する人・歌う人の目の前のテーブルで 正にカブリツキ

マジ被り付こうと思ったら出来ちゃう近さです 

 

この年まで知らない事ってのは山ほど・・・と言うより

知らない事の方が多いんだろうけど

「タンゴ」についてはこの度ちょっと勉強してしまいました 

まずオバドル・ムー的に一番たまげた物は 『バンドネオン』と言う楽器

この楽器の存在は知ってはいたけれど

こんな真近で弾くところを見たのは初めて

アコーディオンより小型で同じくジャバラが付いていて 形は四角い箱形

ひざの上に置いてそのジャバラを常に上下左右伸ばしたり縮めたり~~と忙しい

そして何と 鍵盤がない 

両脇に小さなボタンが密集して並んでいて 更にそのボタンが見えてないと言うのに

右手も左手も正にピアノの鍵盤を弾くが如く

メロディーも和音も音の強弱も・・・・・

正に人間てこんな事まで出来るんだぁ~~~と思わせる楽器ですねぇ

元々は携帯用オルガンとしてドイツで作られた楽器だそうです

 

 もう1つの驚きは 何たって力強い2拍子のタンゴのリズムはいかにも情熱的で

きっと燃え盛る恋の炎 みたいなんだろうと思っていた私は

歌手の方がおっしゃる歌の意味を聞いて 正にからウ・ロ・コ・・・・・

まったく180度違っていました 

「タンゴ」の歌のほとんどは猛烈に悲しい失恋の歌 それも思いっきりふられて・・・

その理由は歌手の方からも伺いましたが更にネットで調べてみました

100年ほど前の「タンゴ」発祥の地南米アルゼンチン・ブエノスアイレスは

ヨーロッパ・アフリカなどから沢山の移民が移住して来て

それに伴い音楽もいろいろ入り交じっていました

ブエノスアイレスは南米では最も大きな都会で国際貿易港でしたから

きらびやかな豊かさの影には いつの世にも付き物の

いかがわし系のお店や裏社会が蔓延り 世界で最も危険な地帯とも言われ

貧富の差もどんどん広がっていきました

そんな裏町の貧しい移民の生活の中からこの「タンゴ」は生まれたそうです

貧しい暮らしの中では恋人を作る事は大変難しく 出来てもすぐふられてしまう・・・・・

だから失恋の歌ばかり・・・と言う悲しいお話でした

「タンゴ」のあのキビキビした踊りの動きも

常に恋人の行き先を見ている動作から生まれたって話もありました 

ど~~~ですこれ 実に奥が深いですねぇ~

 

しかし国民性と言うか その表現の仕方の違いが面白いと思いません

曲名は忘れましたけどその歌詞の内容はビックリして忘れられません 

「こんなにひどい失恋をしてもう生きていけないから明日死のう 

 だから今夜はそこら中の人を呼んで思い切り騒いで 思い切り歌おう」。。。。。

って言われても何かピンとこないっちゅうか・・・・・

明日死のう・・・ってくらい落ち込んでる人が前日の夜に

大宴会を計画して歌い捲る・・・ってかぁ~~~

大失恋の名曲美空ひばりさんの『悲しい酒』の世界とは 何と言う大違い 

この辺がネアカかネクラの国民性ですよねぇ~

 

まっそれで本当にそうかどうか知りたくなって「自殺者の国際比較」

(人口10万人当たりの死亡者数)を調べてみました

するとまずビックリするのは日本の自殺者数の多さ

何と国際比較では9位だけど欧米先進国の中では1位だよ 

嬉しくない1位だねぇ~ どーーーしてくれるんだ まったく 

と怒りつつ 調べた目的で見てみると

やはり思った通りネアカ国民と思われるアルゼンチンなど

南米・ラテンアメリカはド~~~ンと順位は低い

しか~し これまた発見したところによると

これらの国々は自殺者数順位は低いけど他殺者数順位は高い

つまり 意図的な死の比率は地域によって

「自殺」に向う傾向と「他殺」に向う傾向の国にわかれるそうだ

日本は自殺者は多いけど他殺者は非常に少ないって書いてあった 

テーマが暗いけど思った通りの面白い結果だよね 「フカヨミ・ムー」も納得です

 

そこで「言わせてチョ」ですが 世は正にグローバル

これからの世界はもっと国際結婚が増えていろんな国同士のMIX人が増えていけば

DNAレベルのネアカネクラの国民性もいつの日か

「演歌スピリッツ」と「タンゴスピリッツ」を足して2で割るように

丁度良い加減の人類が増えるかも知れないじゃないですか

まっその前に人類が住んでいられる地球かどうかが先問題ですけどね・・・・・

 

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オバドル・ムーの言うっきゃニャーーーイ!!

2008-04-14 17:17:59 | Weblog

小さい時からもうどれ位オリンピックを見て来ただろう・・・・・

小6の時「東京オリンピック」で 三波晴夫さんの「東京五輪音頭」にあわせ

輪を持たされて(私は何色の輪だったかなぁ~) 真剣に踊った記憶が残ってる

あこがれの選手もいて オリンピックを見るのは本当に楽しかった

オリンピックのある年になると 前回からもう4年も経った事に驚き

その間私はいかに暮らしていただろうと 振り返ってみたりする

もし自分が出場する選手だったらこの4年と言う月日がどれ程大切で

どんな思いで過ごしているだろう・・・・・

そんなことを考えながら今の「聖火リレー」の騒ぎを見ていると

何ともむなしく腹立たしく情けない気がする

 

今回に限らず過去に於いても モスクワ大会やロサンゼルス大会など

その時々の各国の政治情勢でボイコットする国々があり

「聖火」もいろんな理由で様々な妨害を受けた事もあった 

しかし今回の尋常でない騒ぎを見て思うんですが

まず世界中に 高い人権意識をお持ちの方がこんなにも多く

その上凄い行動力もある事にマジ感心しますわ

でもそれと同じ位 『人権』に高い関心を寄せる思考回路をお持ちの方々がなぜ

オリンピックは世界平和の為のスポーツの祭典で

そこにはいかなる国の政治も主義主張も宗教も介入しないと言う

基本精神をお忘れなのでしょう

TVを見ていると番組やコメンテーターによっては

そのような発言をなさってる方もいらっしゃいますが

例えば英国の新聞やニュースでは勿論この抗議行動は伝えるけれど

「聖火リレー」を歓迎している一般市民の多くの姿やコメントも

同じ位伝えていると言う事です

そう思うと日本の報道機関はその部分が無さ過ぎではないっしょか

両側面の報道を伝える事が報道の使命ではないかと思いますが如何でしょ・・・

今回を機に全世界でもう一度根本から

オリンピックを考え直す事につながればいいと思いますね 

 

しかし今回のリレーの対応で さすがアメリカとしちゃいそうなのは

サンフランシスコのまるでスパイ大作戦のような「聖火リレー」

さも もう「Show」が始まったみたいで オバドル・ムー的にはですねぇ~

悲しくも『聖火』=『平和の灯』と言う認識がスッカリ薄くなってしまった現実の中では

もうこんな「聖火リレー」はしなくていいと思いますが

これからも政治・欲得絡みのオリンピック そして「聖火リレー」を

どうしても続けていきたいと言うのならいっその事

開会式の前のこの「聖火リレー」から各国工夫を凝らし

アッと言わせる方法で「聖火」を運んで行くってのもいいんじゃない

もっと盛り上がると思いますよぉ~~~~~

てなお気楽モードだけで終わらないのが今回のブログ

 

初公開オバドル・ムーの又の名を「フカヨミ・ムー」と申します 

今回の抗議行動の一番の理由はご存知の通り 中国のチベット問題にあります

しかし今 様々な思惑から北京でオリンピックが開かれる事を阻止する

あらゆる力が手を組んで ネットなどを通じこの抗議行動に参加する事を

猛烈に呼びかけている現状も 世界中の人々は知るべきだと思います

まず①『法輪功』 (瞬く間に世界60ヶ国に支部を持ち 会報やネットの中で

     ハッキリとその旨を呼びかけているヨガ&瞑想の会です)

   ②共産主義と中国の弱体化を計るアメリカ・日本・その他諸国の右系の方々

    (ともかく右系の方々のネットはどれもこれもムチャクチャお元気です )

   ③この期に乗じる台湾独立派の方々

   ④『ダライ・ラマ14世』を頂点とするチベット仏教の僧侶・チベット族の方々

    (この部分は歴史や種族の違いや宗教等々で非常~~~に複雑です)

   ⑤純粋に「人権」のみを問題視している方々

    (正当だがこれだとオリンピックを開催出来る国はないと思うが・・・・・)

当然これだけではありませんが 「フカヨミ・ムー」の見解だと上記5つ位の思惑が

この度お互いの利害関係・方向性でピッタリ合致して 

実に素晴らしい連携プレーをとっていると思いますよぉ~~~

私の見解に興味を持って下さり 且つ又お暇とハードボイルド路線のお好きな方は

上記①、④の『』内の言葉でネット検索してみて下さい

それだけでも微妙~に絡まっていくこれらの世界が見えてきますから 

しかーーーし 中国にも言いたい事があります

どーしてダライ・ラマ14世と会見しないんですか

そりゃ長~い歴史の闘争の中でお互い顔を見るのもイヤだってのはわかるけど

世界中がこんな大変な事になっちゃうんだから

何もお互い抱き合って頬寄せて下さいなんてお願いしてませんし

メッチャ作り笑顔で結構 1秒片手握手で十分

(外交はこの握手が片手か両手か…何秒か…が重大問題だそうですから

                                ・・・・・オトナゲナイ  )

それですべてが解決するなんて誰も思っていませんから 

あらゆる思惑の上を行く為にもここは1つ

「お会いしましょう!」 と言っては下さいませんかねぇ~

 

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NG王…じゃなくNGO的生き方の勧め!

2008-04-05 16:49:24 | Weblog

新聞を見ていると圧倒的にゲッソリする記事が多い中

「新時代外交とNGO」と言う記事に心がパッと明るくなった

NGO(非政府組織)と言う名前は随分前から知ってはいるけど

国連の会議でも多くの分野でオブザーバーとして参加し

加盟国と同じように発言の機会も与えられ 更にこの本会議以上に重要な

「非公開協議」と言う各国の争点の妥協点を探る別室での交渉にも

記者はダメだけどNGOは出席出来る・・・なんて

(へぇ~~~そりゃ知らなかった・・・・・スゴイよね )

 

まっそれでこの記事は 何の会議についての話かと言うと

『クラスター爆弾禁止条約に関する国際会議』

まずクラスター爆弾だけど これは親弾が沢山の子爆弾を投下し

更にそれが爆発して飛び散るから物凄い広範囲にダメージを与える爆弾 

又落下場所により不発弾となる割合も多く 地雷同様

民間人や子供が犠牲になるので「チャイルド・キラー」と呼ばれてるそうな 

(な、なんじゃとぉーーーーー マジ腹立つーーーーー)

そこでこの爆弾の非人道性を訴え続けて来たNGOに

ノルウェーやオーストリアなど「全面禁止派」の国々が合作してやっとこの度

世界を禁止の方向へと動かすことになったそうだ 

 

そして2007.2.22~23 ノルウェーのオスロで参加国49ヶ国中46ヶ国によって

2008年中にはクラスター爆弾の使用・製造・移動・備蓄の禁止条約実現を目指す

(・・・何だ まだ目指すっちゅうだけか~)『オスロ宣言』が採択された

49-46=3・・・・・どこの国じゃ

あれぇ~~~~~情けねぇ・・・・・ 日本とポーランドとルーマニアだった

更にこの会議に参加すらしないのが アメリカ・イスラエル・ロシア・中国・・・

ウオーーーーーッ日本と中国のMIX地球人オバドル・ムーとしては

私一人でも2つの国を代表して謝りたいよ

 

しかしねぇ条約に反対してるだけだって許せないのに

ベルギーのNGO「ネットワーク・フランデレン」が発表したところによると

日本を含む13ヶ国の金融機関はクラスター爆弾を製造する世界の大手6社に対し

過去3年間に1兆6800億円も投・融資してるそうだ 

日本の銀行は三菱東京UFJ・三井住友・みずほ・・・だって

自分で作らなくたって金出してりゃ作ってるのと同じっしょ

第一我家だってこの3つの銀行に本の本の本のチョピット預金があるんだぞ

そのお金もそっちにいったかもしれないじゃないか 許せん

たった1円だってそんなところにお金を出したくない 

 

英国は強い政治力を持つ有力な国際NGOが沢山あって

この会議の英国代表は強いプレッシャーにさらされ苛立っていたと書いてあるけど

どぉ考えてもNGOの言う方が正しいもんね

そんな頼もしいNGOが沢山ある英国は羨ましいよ

しかし人間はどこの国の人も一人一人になれば

こんな爆弾は絶対いけないと思ってると思うんだ

だけどそれが国と言う単位になると何で違ってしまうんだろう・・・・・

国益とか思惑とかナンとかカンとか言うけれど でも違わない国だってあるんだから

一人でもそう言う人が増えて そしてそう言う国が増えていくよう

世界中の人々が努力するっきゃないね 

だからNGOの皆様はこれからも世界を良くする為に

各国の代表がどれ程苛立とうともどんどんプレッシャーをかけて

「市民社会との連携」と言う新時代の外交スタイルを推し進めて下さ~い

 

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