東京都桧原村の桧原街道を山間部へ進む道路には
『超急カーブ』と書いた路面表示が3ヶ所設けられているそうだ
始めはただ『急カーブ』と書いていたのだけど
昨年3月に高校生のバイク死亡事故が起きたので その数日後五日市警察署が
道路を管理する東京都建設局西多摩建設事務所に
『超』を使った路面表示などで事故を防止することを要請
でも この『超』という言葉は法に基づく表示マニュアルに載ってないし
前例もないからと渋ってたけど
事務所の判断で採用出来る法定外表示として
『超』を書き加えたそうな (やれば出来るじゃん )
そしたらその後 大きな事故は起きてないっていうから 更に驚きだね
「若者言葉」を取り入れた成果って書いてあるけど
この『超』って言葉・・・・・考えてみれば大昔から
『超特急』・『超能力』・『超人』なんて普通に使ってなかった
要するにあの独特な言い回しで超~~新鮮だっただけで
全然新しくはないよね
それにしても今の若い人達ってマジ羨ましいと思うよ
とんでもない言葉だってちゃんと
「若者言葉」って1つの文化みたいに認めてもらってるじゃん
例えば 『ウザイ』・・・・・勿論良い意味じゃないけど
単語としては良く雰囲気をつかんでると思う
「好きじゃない」・「しつこい」・「暑苦しい」・「近寄りたくない」等など・・・・・
嫌だ と思う感情にはいろんな要素がある訳だけど
それをこの『ウザイ』一言で表現出来るなんてスゴイよね
名詞を動詞化するって形も意味がそのまま伝わって
新しい言葉として 実に良いのがあると思う・・・・・
もとは英語だから外来語っちゅうか・・・・・
『パニクル』・・・・・パニック(panic)が動詞化してる訳だけど
慌てふためく様子が見えるようだね
最近の大ヒット『メタボル』・・・・・メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)が
いつのまにか『メタボ』になっちゃって 更に動詞化
この言葉のおかげで デブったお腹も失礼することなく形容するにはピッタリ・・・・・
(って十分失礼してるってかぁ~ )
言葉って生まれた時から自然に発せられたような気がしてるけど
人間は生まれた国・更にその地域やその他いろいろな環境によって
まったく違う言語になってしまう訳だから
その過程で時代の変化と共に言葉も変化して行くのは当たり前だと思う
でも我等の年代になってこの「若者言葉」を
超~~違和感なくスルッと使えちゃう人より
やっぱりどこか抵抗感があってなかなか使えないって人の方が
人生ちゃんと大人になりました って証
大人の魅力をマジ漂わせてる人だと思うなぁ~~
(加齢臭と共に・・・・・って 誰か今言った )
本日もお忙しいところ、最後までお読み頂き誠に有難うございます。
いつも暖かく応援して下さっている皆様方に、心より感謝申し上げます。
(ねっ 言葉でいくらでも人格は作れるんだよ~ん マジで)
よろしく ではまた