そう言えば『ヒトゲノム計画』なんて言葉をよく耳にしていた頃があったっけ・・・・・でも時が経つうちに、すっかり忘れてしまった感がある
1990年に始まった『ヒトゲノム計画』は~~~と言う記事を見つけた
それによると、最早生物の持つ全遺伝子情報(ゲノム)はすべてが解読されて、今はその解読するスピードを競う時代になっておったんだね
DNAの塩基配列を『シーケンス』、それを読み解く装置が『シーケンサー』と言うそうだ
この計画が始まった当初大活躍した装置は1日約100万塩基を読む高速機器で、30億塩基を予定より2年早い13年で解読し終えた優れものだった。まぁ~27億ドルかかったそうだけどね
ところが今では欧米企業が、それより100~1000倍速い装置を次々Getしてるんだとそして欧米3社は、1日に1億~数十億塩基も読める『次世代シーケンサー』を作ったんだって
その上だよ、単にDNA配列を速く読むだけじゃなく、今まで「ガン」などの細胞を研究するのには基本的に、狙った1部の遺伝子やタンパク質しか調べられなかったんだけど、この『次世代シーケンサー』を使えば全ゲノムから発症のしくみを総合的に把握できるんだってよ
米ワシントン大チームが白血病患者のがん細胞ゲノムを初めて解読して、がんの進行に関係する遺伝子を見つけたそうだ
薬の効き目や副作用には人種差があって、肺がん治療薬「イレッサ」は欧米人より日本人で高い効果があるんだと
そんな事までわかるんだから、ともかくもっとこの研究は進めて欲しいよね
しかし歴史を振り返っていつも思うのは、「科学者の脳」と言う物は研究し出すと良いも悪いも止まらなくなるから、米のベンチャー会社が2010年発売予定の装置は、1時間で1000億塩基読める・・・計算上『ヒトゲノム』を2分で解読する速さだそうだ
あのさぁ~新幹線やリニアモーターカーでもそう思うんだけど、「どーーーーーしてそんなに速くしなくちゃいけないの」
それにね、こう簡単にゲノム解読されちゃうと、本人の知らない内にゲノム情報が読まれて、それを基に掛かり易い病気や性格・能力などを調べ、就職や保険加入で差別する事態にもなりかねないって書いてあるよ
なるほどねぇ~~~~~「科学者の脳」も止まらないけど「金儲けの脳」も止まらないから、今に私みたいながん体質と思われる人が「がん保険」に加入しようと思っても、目の前に自分の「ヒトゲノム」を見せられて、「がん保険」には入れてもらえない時代が来るって訳だな・・・・・
それじゃ「オバドル・ムーのがんに勝つ法」として科学者の皆様に、ゲノム解読を基にどうしても立証して頂きたい研究があります
私は自分ががんになってから今日まで、まずは本を出すきっかけにもなった主治医羽ちゃんの「君のガンは医療が半分、あなたの性格が半分で治ったんだよ!」と言う一言を始め、ほぼお会いしたすべての皆様から同様のお言葉を頂いた事を思うと、是非私のこの「超ウルトラスーパーお気楽脳天気」性格が本当にガンに勝つと言う説を立証して頂き、これからのがん治療に役立てて頂きたい
これは結構マジ本気のお願いであります
シーケンサー。。。シンケンサー。。。真剣さぁ~~~ってか ブヒョヒョ・・・