お隣さん

昨年の春に書いたまま放置していた記事ですがアップさせて頂きますね。
季節感無視でごめんなさい。

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【２００８年３月７日付け】

日差しもめっきり春めいて、少しずつ温かみを増す今日この頃。
冬の間の恐怖だった静電気のパチパチくんともついに別れ、そろそろ花粉の季節の到来です。

お隣にお若いご夫婦が引っ越してきて、ご丁寧なご挨拶を頂きました。
“ご”がいっぱい付くような、しっかりしたお二人とお見受け致しました。

『引越しの作業でうるさくてすみません』
などとお気遣いの言葉も慎み深く、つられてこちらまで襟を正す気分になってきます。
『いえいえ、こちらこそ子供達がうるさくてご迷惑をおかけするかもしれませんが…』
それを叱る私が一番うるさいと気付くのも時間の問題なのですが。

『これ、お菓子ですがほんの気持ちです』と差し出された菓子折り。
『わざわざすみません。どうもありがとうございます』
恐縮しながらその箱をうやうやしく受け取り頭を垂れました。

数時間後、テーブルの上の箱を息子が発見。
『これ何？』
『お菓子だって』
『開けてもいい？』
『いいよ～』
『うわ～♪』とか言いながら、
マクドナルドのポテトでも入っているかのような顔して開けてみると、
中身は食器洗剤とスポンジでした。

息子は箱の蓋を高く上げたまま意味が解らないという視線を私に投げかけて、
文字で書き表せないその顔が忘れられません（爆）

頂き物に文句を言うつもりは全くないのです。
きっと緊張してたんだね。ついうっかりね。
そんなこともあるよね。
でも『お菓子』って言ったよね？

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草稿フォルダの整理整頓中につき、失礼しました