フェイク再販版

何事もなければ大騒ぎだったはずの【フェイク】DVDゲット。
パイレーツに押されて今、静かに再鑑賞です。



廃番に涙を飲んでいた【フェイク】ですが、
この度の再販に大喜びの方も多いことでしょう。

何と言っても魅力的なのは追加映像２０分！
まだ見ぬドニー・ブラスコがそこにいるのですから♪
（…ってどこにいたのかな？・笑）

それからお楽しみの特典映像！
ジョセフ・ピストーネ本人の言葉も聞けて、
ラスベガスに毛が生えたジョニーも見れて（笑）、
メイキング映像が嬉しい初夏です。


さて、例の階段のシーンですが、けっこう早めのシーンだったんですね。
当時レンタルビデオで観たきりだったので（但し巻き戻しは数回）、
どのタイミングで来るか忘れていたんですよね。。
ま、今回はDVDが手元にあるということで巻き戻しは１回でいいでしょう（笑）

しかし何度見てもジョニーは美しいですね。
この頃は３０代前半だったでしょうか？
オールバックがはらりと崩れる様は本当にエロティックでございますよ。
お顔もスベスベで、初めこそヒゲがありますがその後はスッピン。
今回特に目が行ったのが「手」でした。
ジョニーの美しい手。長くてセクシーな指。
色々な動作をする度に、世にも美しい指に目がくぎ付けとなりました。

さてもう一つ、遺体解体のノコギリのシーン。
確か前回観た時は、ドニーが『オエッ』となる表情を捉えていたと思いましたが、
今回のDVDでは『オエッ』が無いんですよね。
確かに必死に耐えている様子は見えますが、
あからさまな嘔吐直前の顔ではないよな…。
そして切る足も変わっているような気がするのは私だけ？
ブーツの上からゴリゴリやっていただけと記憶していましたら、
次の瞬間、なんと生足首半ばまで切っているではありませんか！！
定かではありませんし、私の記憶違いかもしれません。
もしかしたらこの足首切りが追加映像？（笑）
ちょっと気になるノコギリシーンなのでした。

妻マギー・ピストーネ役の女優さんがおっしゃっておりました。
『ジョニーの妻なんて最高♪』
ええ、ええ、そうでしょうとも。。
ドニー・ブラスコの妻役はとってもデリシャス。
【ノイズ】の妻とどちらがいいか聞かれたら、
私はやっぱりフェイクに手を上げるかな～♪（←幸せな妄想）

もしかしてこの映画はジョニー出演作で初めて、
「妻」というポジションができたものではないでしょうか？
その後、糟糠のブレイブ妻、悲劇のノイズ妻、極道のブロウ妻、
…と続いて行くのですね。
ちなみにその後は
回想のフロム・ヘル妻、戦慄のシークレット妻、極寒のネバーランド妻と続きます。
そして宵待のリバティーン妻。

こうしてみると唯一幸せな結末を迎えるのが、
このフェイクのマギー・ピストーネと言えるかもしれませんね。

原作『マフィアをはめた男』についてはこちらで語っております。