ＰＴＡバレーでの話

だいぶ遅れましたがＰＴＡバレーの話を。



前回のＰＴＡバレーは地震のため中止となったのはご報告した通りです。
翌週に今度は市全体のＰＴＡのバレー大会がありました。
更に来週の日曜日は小・中学校のＰＴＡバレーがあります。
何が何やらさっぱり分からなかった大会が、ここにきてやっと区別が付きつつあります（汗）

【変なおじさん】

先日の日曜日は市全体のＰＴＡバレーでした。
私達の地区は２チームあって片方が準優勝でしたが、私がいたのは早々と負けたチーム（笑）
レベルが桁違いのチームと当たってしまい悲惨な結果に…。

コート脇で決勝戦を応援していたら、私の隣に知らないおじさんが寄って来ました。
肩をポンポンと叩かれてニッコリ笑われれば『誰だっけ？』と思うもの。
しかし全く知らない人でした。

そのおじさんが私の隣に体育座りして試合の解説を始めました。
『今の打ち方はどーのこーの…』
『５番をよく見て。ああじゃないとダメなんだナントカカントカ…』
『ほらね？ジャンプしなくても手首を効かせればうんぬん…』

気付けば私の肩に顎を乗せんばかりの接近ぶりです。
口の両脇に白い泡も盛り上がって参りました。
加齢臭真っ盛りのお年頃につき芳しい香りが鼻を刺激してきます。
私は我慢できずに左にいる仲間に目で救助を求めました。
でも皆は私の知り合いだと思っているのでこちらを気にする様子もなく試合に没頭中…。

『どちらかの監督さんなんですか？』とお聞きしながら私は体を３０cmばかり左にずらしました。
するとおじさんはちょっとうつむいてからニヤリと笑い『いや、何でも屋だ』というお返事。



はなはだ失礼ながら↑こんな感じ。ジャックには本当に申し訳ない
要するに『素性は聞かないでくれ』的な言い方でミステリアス風。
しかし何をどう言おうと、私は白い泡が飛んで来ないことを祈るばかりなのです。

やがて私はそのおじさんの足元に目がいきました。
黒のハイソックスの上に、足首までの白ソックスの重ね履きです。
なんだか靴下までミステリアスじゃありませんか。

その日の夜の打ち上げの際にこのおじさんのことを聞いてみましたら、
『あの人ね、うちの近所の何でも屋さんなの。ヘンでごめんね～（笑）』ということでした。
ホントに何でも屋さんだったんだ。そのまんまじゃん（笑）

それから皆に、『靴下見た？』と聞いたら全員が、
『見た見た見た見た見た見た見た見た見た見た見た見たーーーー！！』と。
するとある人が、
『たぶんね、穴が開いていたんだよ』と言い、満場一致でその案に決定。
全員が『間違いない』と声を揃えて謎は解決されました。

今、毎週木曜日にバレーボールの練習に行ってます。
するとあの靴下おじさんが来ているではありませんか。
気になる足元はというと…やっぱり重ね履き（笑）
“穴開き説”信者としましてはブラボーなんですが、毎回重ね履きではきっと何か理由があるに違いない。
いつか本当の理由を何気なく聞いてみたいのです。
どういう答えが返ってくるのかな？（笑）