本日は、朝から来週よりお世話になるMedPeerを訪問し、経営陣の方よりインターンの説明をして頂きました。無論、詳細については記載いたしませんが、「期待しています」とのお言葉を頂けたことを嬉しく思います。素晴らしい経験になることは間違いなさそうです。
その後、日本橋にて開催されている”アートアクアリウム2014”に行ってきました。2007年に六本木ヒルズで初めて見て以降、私はアートアクアリウムのファンです。視覚のみならず聴覚にも訴える和空間の中で、金魚の美しさを様々に見せて楽しませる。なかなか粋です。
アクアリストの木村英智氏が作品/空間を作り込んで行く過程でイメージしたであろう美しさは、実際にフロアーを埋め尽くす観衆の騒然とした雰囲気に薄められているように感じましたが、十分に楽しめる空間でした。
昔、名古屋港水族館のイルカのプールを側面から見る事が出来るガラス張りの空間にベットをおいて寝たら、それは深い眠りにつけそうだ・・・と思ってました。光の揺らめきを感じさせる水の青さは怖くもありますが、不思議と気持ちが安らぎます。江戸時代に、あまりの贅沢さ故に御取り潰しをくらった大阪の淀家が、天井にガラスの水槽をはわせて金魚を泳がせた気持ちが分からなくも無いです。
和風に作り込まれているからこそ伝統美であるかのように見えますが、夏のアートアクアリウムは光や音などを駆使した現代ならではの涼の楽しみ方です。淀屋五代目がこれを見たらなんて言うでしょう。
その後、押上に移動し、東京スカイツリーに登りました。
新宿の高層ビル群が、遠く霞んで見えます。
この高さから見下ろすと、人が欲しがる物質的なものはしょうもないものばかりだと感じます。周囲のビルと比較して少し高いビルの上層部にある住空間を買うことや、同じように走っている車のなかで高級な車に乗る事にどれほどの価値があるのか・・・腕時計などに至っては、尚更些細な違いのように感じます。
そう思う一方で、それらを必ず手に入れてやる・・・と思う自分もいます。
まっ、どっちでもいいです。今後の人生では、値段の高低の問題でなく、自分の目線で価値を見いだせた物を揃えていくだけの話です。
少なくとも、今4.5畳のバス/トイレ/キッチン共用の空間に、いつまでも居続ける気はありません。