卒業して10日が経ちました。その間、卒業式に参列してくれた両親と米国内を旅したり、帰国準備をしたりしていました。そして明日の昼過ぎのフライトで帰国します。
LAでの最後の1日は、朝からサンタモニカビーチに行ったり、いつものコーヒーショップに行ったりと1人で過ごしていました。本当は、ミケと過ごす予定だったのですが、嬉しいことに就職が決まった関係で、ミケは暫くLAを離れなければならないとのことでした。それはそれで良いことです。すぐにまた世界のどこかで会えます。
ミケは卒業式でも相変わらず隣に座っており、一人一人名前が呼ばれ壇上に登り、Deanから証書を受け取り降りる際にも、段の下で私を待っていてくれました。ミケに加えて、日本人の仲間達、Sue、ジャッキーとアナ・・・一生付き合っていける友人達です。
夜にサンディエゴから帰って来るSueと会うのを待つ間、2年間を過ごしてきたアパートのプールサイドで、ブログをアップしています。
この投稿のタイトルである“そこに光りあれ”は、私の母校であるUCLAの校是です。随分前から、LAでの最後の投稿のタイトルとして決めていました。
留学以前、留学中に、幾度となくこの不確定な未来への挑戦の終わりに何を思うかを考えたことがあります。実際に、その時を迎えて感じるのは、いつもと変わらない未来への期待感でした。
私はこれまでの10年間近く、常に何かに合格するための勉強をしてきました。そしてやっと、そのインプットを終えました。無論、これまでのインプットとそれらを咀嚼し考え続けてきた蓄積の先端に描き出している今のビジョンをブラッシュアップしていくためも、これからも学び続けます。嬉しいことに、今後のそれは“経営者としての実践的なインプット”になるという素晴らしい開放感を与えてくれます。それと同時に、気が引き締まります。
経営者を名乗ったところで私一人にできることは、あまりにも浅く限界があります。日本社会には、そして世界には、自分より遥かに高い様々な能力を有する人達が溢れています。私のフィールドである歯科医療市場はニッチですが、その一方で無視できない市場規模を有しており、明確なペインに慢性的に苛まれてます。歯科医療の社会的価値を高めるために、歯科内外の一人でも多くの優秀な人材に、仲間になってもらえるように我々のビジョンを高めていきます。
この2年間は、これまでの人生で最高の2年間でした。不確定な未来への挑戦で、その過程では雲をつかむような時期もあり随分とじたばたしてきましたが、その終わりである今を誇らしく思い、人生で初めての満足感を感じています。
UCLAの校是を思うに、私はこれまでの人生において、“いつかは”と思うことが多かったように思います。常に、“なりたい自分の姿”を追いかけてきてきましたが、この留学の終わりにそのギャップは消え、これから構築していくべき社会の姿と今の社会とのギャップがそれにとって代わられたように感じます。その結果、私個人については、先ではなく今をさし、“そこに光りあれ”と思えています。そう感じられる以上、明日は今日より、未来はこれまでの2年間以上に楽しくなります。実際に、毎日が楽しいです。
第2の故郷であるLAを離れることは寂しく、東京にもどればカリフォルニアの真っ青な空や乾いた風を懐かしく思い返すことでしょう。それでも、もうここにやりのことしたことはありません。
書き残したこと、伝えきれなかったことも多くありますが、留学記としての筆をここにおきます。
当ブログを書き始めた3年前には、ここまで続くとは思っていませんでしたが、累計で16万人以上の方々に読んでいただけこと、心から感謝いたします。各方面と話をさせていただいた結果、当ブログは閉鎖せずUCLA留学記、WHITE CROSSが生まれるまでのストーリーとして残しておくことになりました。
新章に移れることが、楽しみです。
やっと、走り出せます。
UCLA卒業後の日々は、 WHITE CROSS Inc. Official Blog 『希望の道標』 にて記録しています。(2018.07.20 追記)
LAでの最後の1日は、朝からサンタモニカビーチに行ったり、いつものコーヒーショップに行ったりと1人で過ごしていました。本当は、ミケと過ごす予定だったのですが、嬉しいことに就職が決まった関係で、ミケは暫くLAを離れなければならないとのことでした。それはそれで良いことです。すぐにまた世界のどこかで会えます。
ミケは卒業式でも相変わらず隣に座っており、一人一人名前が呼ばれ壇上に登り、Deanから証書を受け取り降りる際にも、段の下で私を待っていてくれました。ミケに加えて、日本人の仲間達、Sue、ジャッキーとアナ・・・一生付き合っていける友人達です。
夜にサンディエゴから帰って来るSueと会うのを待つ間、2年間を過ごしてきたアパートのプールサイドで、ブログをアップしています。
この投稿のタイトルである“そこに光りあれ”は、私の母校であるUCLAの校是です。随分前から、LAでの最後の投稿のタイトルとして決めていました。
留学以前、留学中に、幾度となくこの不確定な未来への挑戦の終わりに何を思うかを考えたことがあります。実際に、その時を迎えて感じるのは、いつもと変わらない未来への期待感でした。
私はこれまでの10年間近く、常に何かに合格するための勉強をしてきました。そしてやっと、そのインプットを終えました。無論、これまでのインプットとそれらを咀嚼し考え続けてきた蓄積の先端に描き出している今のビジョンをブラッシュアップしていくためも、これからも学び続けます。嬉しいことに、今後のそれは“経営者としての実践的なインプット”になるという素晴らしい開放感を与えてくれます。それと同時に、気が引き締まります。
経営者を名乗ったところで私一人にできることは、あまりにも浅く限界があります。日本社会には、そして世界には、自分より遥かに高い様々な能力を有する人達が溢れています。私のフィールドである歯科医療市場はニッチですが、その一方で無視できない市場規模を有しており、明確なペインに慢性的に苛まれてます。歯科医療の社会的価値を高めるために、歯科内外の一人でも多くの優秀な人材に、仲間になってもらえるように我々のビジョンを高めていきます。
この2年間は、これまでの人生で最高の2年間でした。不確定な未来への挑戦で、その過程では雲をつかむような時期もあり随分とじたばたしてきましたが、その終わりである今を誇らしく思い、人生で初めての満足感を感じています。
UCLAの校是を思うに、私はこれまでの人生において、“いつかは”と思うことが多かったように思います。常に、“なりたい自分の姿”を追いかけてきてきましたが、この留学の終わりにそのギャップは消え、これから構築していくべき社会の姿と今の社会とのギャップがそれにとって代わられたように感じます。その結果、私個人については、先ではなく今をさし、“そこに光りあれ”と思えています。そう感じられる以上、明日は今日より、未来はこれまでの2年間以上に楽しくなります。実際に、毎日が楽しいです。
第2の故郷であるLAを離れることは寂しく、東京にもどればカリフォルニアの真っ青な空や乾いた風を懐かしく思い返すことでしょう。それでも、もうここにやりのことしたことはありません。
書き残したこと、伝えきれなかったことも多くありますが、留学記としての筆をここにおきます。
当ブログを書き始めた3年前には、ここまで続くとは思っていませんでしたが、累計で16万人以上の方々に読んでいただけこと、心から感謝いたします。各方面と話をさせていただいた結果、当ブログは閉鎖せずUCLA留学記、WHITE CROSSが生まれるまでのストーリーとして残しておくことになりました。
新章に移れることが、楽しみです。
やっと、走り出せます。
UCLA卒業後の日々は、 WHITE CROSS Inc. Official Blog 『希望の道標』 にて記録しています。(2018.07.20 追記)