ゲスノート GUESS NOTE

JRA重賞をGUESS(推測)し書き綴るノート。
馬券は単勝買うことになりました。
1口馬主も10年目になりました!

イレウス日記(6日目退院)

2020-03-14 08:08:08 | hospital
【水曜日】

7:00
朝食。

全粥。
おかゆに入れてた「ゆずみそ」が終わると、味がないので、温泉卵も入れてみます。
さすがに毎日、こういうのが続くとイヤになるかもしれません。


8:00
朝は看護師さんが入れ替わり来てやや忙しく感じます。

入院5日目にしてなぜか入院計画書が渡されます。帰れることがうれしいので、どうしてこうなったかはもう気にもなりません。

ここで病名やら症状、対応などが知らされます。

見立てでは、先週の木曜日に食べた刺身にアニサキスがいて、それが小腸まで行って、腸を腫らしてしまって、食べたものが胃から先に進まなくなってしまったようです。



担当女医さんも来て、退院してから、いついつに入院中に採った血液検査の結果を聞きに来てくれ、的な話。了解しました。

また、退院証明書?も渡されました。


9:30
奥様が到着。着替えをして、担当の看護師さんにベッド周りとかチェックしてもらって終了。

支払いは郵送で送られてくるとのこと。


10:00
これで私の短い入院生活もおわり。無事に退院。



退院してから幾日か経ち、おなかの調子は問題ないです。

血液検査も異常なし。やせましょう、とは言われました。

入院費用も保険でほぼ回収。医療保険はこういう時に必要ですね。



あれからの変化といえば、お刺身を食べるのがなんだか怖いですねぇ。

みなさん、生ものには気を付けましょう。

まあ、気をつけましょう、なんていっても一切れずつチェックするわけにはいかないし、克服するか、忘れるしかないですね。


おわり。

イレウス日記(5日目)

2020-03-08 11:11:11 | hospital
【火曜日】
外は雪。
でも病室内は病室着だけでもあたたかい。


8:00
担当女医さんが登場。
「これから管抜きます、お昼食べて調子みて、退院となります」と。

書類みると、だいたい午前10時に退院らしいので、最速明日か?

いよいよ退院だ。しかし、健保とかの書類が間に合ってないな、大丈夫なのかな、と順調なのにも焦る。

水曜どうでしょう、のDVDを見ながら時が経つのを待ちます。


11:00
朝番の看護師さんがやってきて、では抜きますよー、と一気に処置。
若干の鼻血と違和感を伴うも、おかげで喉の痛みからも解消されました。



12:00
緊張の昼食。


七分粥。佃煮海苔つき。
初の病院食。


漠然と味がうすく、何を食べても美味しくないなる事前知識がありましたが、

それがまったくのデタラメに思えるほど、あら、美味しい。

それは約3日ぶりの食事だからの贔屓目か、単なるバカ舌か。

でもさすがに胃が収縮しているようで、すぐに満腹感がありますが、食べることは生きることだ、と完食。


このころ、向かいのおじさんがクロスワードやってるのがわかりました。
なるほど、だから、さんまー、ブエノスアイレスー、だったのです。


13:30
午後から奥さまに来てもらって談話室で段取り。
そのときに、暇なんで点滴をぶら下げてるあのいかにも入院患者なアイテムを持ったまま、最初で最後の売店へ。

彼女と別れたあとは再びDVDタイムへ。


18:00
夕食。


七分粥。梅ソースつき。
海苔のほうが好き。


21:00
食後は明日の段取り、片付け、小説の残りを読んで消灯。


イレウス日記(4日目)

2020-03-07 07:07:07 | hospital
【月曜日】
7:00
朝。
ボーッとしてると顔拭き用タオルが渡される。
すごく嬉しい。

思い返せば、金曜日以来お風呂に入れてないし、顔には管があるので顔すら洗えないので、このタオルで至るところを拭いておきます。


初夜の担当女医さん登場。
人見知りそうな人です。
ここではじめて、
「僕は腸閉塞なんですか?」
「腸閉塞です」
であるとやっと確証を得ます。

時間だけはあるので、昨日のイレウスというワードを調べたら「腸閉塞」とあったので、症状からしてもなんとなくはそうだと思っていたのです。


このあと思い立って調べたら、消化器科の先生でした。
昨夜の救命での処置を担当の先生がやってくれていたのですね、これは1日分くらい早く帰れるかも、と楽観的、希望的に思う。


10:30
午前中にレントゲンへ。
この行こうとしたタイミングで母親が頼んでおいた小説やDVDを持ってきてくれました。

さて、車イスに乗ってレントゲン室まで。この時に看護師さんに「お風呂かシャワーできますか?」「大丈夫ですよー、1人で大丈夫ですよねー?」「も、もちろん」とシャワーの約束。
無事に撮影。

部屋に戻ってDVD。
今時の病室はBlu-rayもみれるらしい。でも見てるとテレビカードは減ります。

昨夜のうちに奥さんに頼んでおいた録画したHTBドラマ「チャンネルはそのまま」をDVDにしてもらって、それを一気見。
でも最後までは見切れず。


16:00
シャワーに呼ばれます。
30分しかないし、いろんな管を意識したので大変だったけど、すごくサッパリ!


18:00
シャワー後もDVDを見るしかやることもないので、続きをみます。
ちょうど最終話くらいで、昨日処置してくれた担当女医さん再登場。
「午前のレントゲン結果が良かったので、明日の午前中に鼻の管を抜きましょう。お昼から食事も始めましょう」

ありがたいありがたい。
ついに管たちとお別れだ、タンおじさんやオナラおじさんともお別れだ!


このあとはとくにやる気も起きず、ベッドの上でダラダラとしてるうちに21時すぎに消灯。

イレウス日記(3日目)

2020-03-01 08:08:08 | hospital
【日曜日】
6:00
まだお腹が痛くて目が覚めます。

明るくなって、とりあえず早めに仕事の連絡。
代わりの先生を手配できるように段取り。

起きてからずっと隣のおっさんはベッドの位置が悪いことを怒鳴り散らしてました。ああいうジサにはなりたくない。

9:00
看護師さんから10時半くらいに一般病棟に移動することを告げられます。
同じ頃、奥さんらが入院荷物を持ってきてくれました。

10:30
一般病棟4人部屋に移動。
窓際のベッドでうれしい。

インフルエンザの影響もあり、この病院は面会不可。
奥さんらにテレビカードとスポーツ新聞を買ってもらって、彼女らは荷物をおいてお帰りになりました。

午後はとくにやることもないので、競馬中継みて(当たるわけない)、バスケみて(勝てるわけない)、LINEして。


そうです、愛すべき隣人をご紹介。

この部屋のオッサンたちは容赦なく、カッーーッペ、とか、ブゥーー、や、突然に紙をガサガサってしたり、まぁ、にぎやかです。携帯も普通に使ってますしね。

3度の食事タイムも、
「今日の飯は食いたくねぇなぁ」
「ズズズズっーープハーーー」
など遠慮がありません。
ときどき、
「さ、さ、さんまー♪」
「ブエノスアイレスか」
も聞こえます。意味不明です。


寝れないだろうと思いつつ、行っテQ見て寝ることにしました。
21時消灯。

イレウス日記(1-2日目)

2020-02-22 22:22:22 | hospital
誰も興味はないでしょうが、備忘録として。

また、どこかの病室で同じ症状で入院されている方の暇つぶしになれば。




【金曜日】
22:00
帰宅後、夕飯を食べるも、少し食べたところで、早くも満腹感があり、熱もあるので早めに就寝。


【土曜日】
13:00
熱は下がったものの、胃の張りは続きました。時々痛みもあるなか、午後から人と会う約束があったので痛みの中済ませます。。

18:30
前々から予定されていた飲み会へ。幹事だったので休むわけにもいきません。胃の痛みは消えず。

乾杯からビール2杯くらいと少し食べたあたりで、もう飲み食いできる状況でなくなり、へんな汗が出てきました。

きっとおかしな顔をしていたと思います。

みなさんを二次会へ送り出し、奥さんに迎えにきてもらって帰宅。
車中、吐きそうになるも、自分の車だったので、なんとかこらえました。

着替えもせず、そのままベッドへ。


22:00
どうにも痛みがきつく、自分で吐いてみようとするも、液体しかでず。

胃の中にあるやつを出したいけれど、出る気配もなく、まったく回復しないので、救命センターへ電話。

症状を話すと、家の方同伴で来て下さい、とのことなので、奥様に再び運転してもらい病院へ。

またも僕の車なので、気持ち悪いのを我慢しづけます。

病院ではすぐさま診察ベッドへ。


23:00
担当してくれた数名の医師の指示で、さまざまな質問と処置が行われました。

途中、なんらかの処置がなされ、血圧がぐーんと下がり、目の前が真っ白に。
「ああ、ダメです、倒れます」といった後にうしろに倒れて、そのつぎには吐いていたような気がしますが、よく覚えていません。

レントゲン、CTなどを経て、(当直だったか、呼び出されたかの)女医さん登場。
「いろいろなパターンがあるのですが、今日は鼻から管を入れて減圧しましょう」とのこと。

透明なやや太めの管を鼻から入れて、胃まで通そうというもの。

喉を通すときが厳しすぎ。

大きなお肉を飲み込むように飲み込んで、ごっくんとしてみて!と言われてもなかなかできません。

数分ののち、嗚咽と涙のなかでなんとか通過。

そこから管と巨大な注射器で吸引し、胃の中のものをだしていきます。

まぁ、かなりの量が取り出されていき、胃の圧迫感はなくなりました。

そのあたりからイレウスだねー、という声がして、はじめは病室の名前かと思ってたんですが、病名だったことを知るのはもう少し後。


2:00くらい
その後、移動した病室でその日は一晩過ごしました。



痛みとか機械の音、となりの患者さんの声とかであんまり寝れませんでした。