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CAVALIER WORD ~無頓着な言葉~

日常のどうでもいいこと・ささいなことを適当に無頓着に綴ります

新幹線 名称

2010-10-19 23:00:59 | JR
 昨日の記事で新幹線の名称論争を取り上げたついでに、現在の新幹線の名称をまとめてみました。

◆在来線⇒新幹線◆
 在来線で現在の新幹線と同区間又は一部重複する区間を結んでいた特急列車の名称がそのまま新幹線に引き継がれたパターンです。
「こだま」
 東海道新幹線開業前に東海道本線で新幹線と同区間を結んでいた特急列車の名称です。新幹線では各駅タイプの列車にこの名称が用いられています。

「やまびこ」
 東北本線経由で上野-盛岡間を結んでいた特急列車の名称です。東北地方は上野を起点に目的地別に列車の名称が使い分けられていました。後述する「とき」「あさま」「つばさ」などもその一員でした。なお、東北新幹線では仙台までの列車も「やまびこ」となっていますが、新幹線開業前の上野-仙台間の列車は「ひばり」でした。個人的には仙台までの列車を「ひばり」にしてもいいんじゃないかと思っています(というよりもむしろ「ひばり」にして欲しい)。

「とき」
 上越線経由で上野-新潟間を結んだ特急列車の名称です。「とき」の由来は佐渡島の鳥である「朱鷺」からきています。

「あさま」
 信越本線経由で上野-長野・直江津間を結んでいた特急列車の名称です。途中駅である横川駅で売られていた峠の釜飯はあまりにも有名ですね。

「つばさ」
 奥羽本線経由で上野-山形・秋田間を結んでいた特急列車の名称です。初代ミニ新幹線の名称となりました。

「つばめ」
 九州地区はあまり詳しくないため多くを語れません。上記の5列車と異なり新幹線開業時に復活した名称です。



◆新幹線からの新名称◆
 在来線では用いられず、新幹線からあらたに用いられている名称です(正確にいうと違うものもあります)。

「ひかり」
 東海道新幹線開業時に高速列車の代名詞として名付けられました。光のように早くといった感じでしょうか。

「のぞみ」
 東海道新幹線に300系が登場、運転最高速度が220km/hから270km/hとなった際に最速達列車として名付けられました。登場当初は1日4本程度でそのまま消えるんじゃないかとも思われましたが、今や東海道新幹線の過半数を「のぞみ」が占めています。

「こまち」
 秋田新幹線で用いられています。由来はいわずもがな、「秋田小町」でしょう。

「はやて」
 漢字で表記すると「疾風」となります。東北新幹線八戸開業の際に新たに用いられました。ほとんどの「はやて」が「こまち」と東京-盛岡間を併結運転しています。

「たにがわ」「なすの」
 通勤時間帯に東北新幹線(「なすの」)・上越新幹線(「たにがわ」)で運転されています。運転区間が短く、全て各駅停車で通勤要素の強い列車です。



 これらの他に派生形の「ひかりレースター」「Maxやまびこ」「Maxとき」「Maxなすの」「Maxたにがわ」がありますが、割愛します。

 既にかなり多くの名称が用いられていますが、この中に来年3月からは「はやぶさ」「さくら」「みずほ」が新たに加わります。今までの名称との決定的な違いは3つとも昔は寝台特急の名称だったことです。

 残る北陸新幹線に関してはいまだに名称云々の話がでません。過去に使用された名称から決めるなら「はくたか」「白山」「能登」「北陸」あたりが候補となるのでしょうか?
 個人的には「能登」がいいなと思います。

「みずほ」「さくら」論争

2010-10-18 22:59:14 | JR
 先日、yahoo!などのトピックスにも上がっていましたが、九州新幹線開業時に設定される新大阪-鹿児島中央間の最速達列車の名称を「みずほ」とすることに異論が出ているようです。

 山陽・九州の両新幹線を直通する列車の名称は2008年時点で「さくら」に決定していました。そして、先日、「さくら」よりも停車駅を少なくした速達列車に「みずほ」の名称が用いられることになりました。

 ここで、問題とされているのが、かつて在来線で両名称が用いられていたときの扱いです。「さくら」は1929年に日本で初めて列車に用いられた名称で、運転区間も東京-長崎でした。一方の「みずほ」は1961年から運行が始まり、「さくら」を補完する目的で東京-長崎・熊本間で運転されました。両列車とも近年のブルトレの利用減により今はすでに廃止されていますが、運転されていた当時は「さくら」がメイン、「みずほ」がサブの扱いだったのです。
 つまり、メインであった「さくら」よりサブの「みずほ」の方が早いっておかしいんじゃないの?ということが問題になっています。



 そして、この問題に関する個人的な意見ですが…

 はっきり言ってどうでもいいです。以下個人的見解です。

・「さくら」が日本初の名称なら初代新幹線である東海道新幹線に使うのが筋では?
 そのままです。古さ=格の高さなら、日本最古の名称は東海道新幹線に引き継がれることになるのが自然では?
・速さ=格が高いなのか
 運転本数から行けば「みずほ」より「さくら」の方が多く、主力列車は「さくら」と言って差し支えないでしょう。東海道新幹線や東北新幹線は最速列車=運転本数最多で主力列車となっていますが、九州新幹線に関してはそうなっていないので速さのみで列車の名称を捉えるのはいかがなものかと…
・そもそも今までの「格」とかどうでもいい
 一番強く感じるのはこの点です。新幹線の開業によって九州での交通需要がかつてない程大きく変わります。新しい時代が始まるわけですから、過去の列車の「格」を引っ張り出すよりも、名称の新旧にかかわらず「のぞみ」「はやて」の時のような新鮮さを感じられるものにしてもらいたいものです。その点では「さくら」の速達版が今回のように「みずほ」となったのは新鮮な気もします。


 もしすると名称変更があるかも知れませんが、地域住民や利用者が納得する形になるといいです。

川越車両センターまつり

2010-10-16 22:28:21 | JR
 10月16日、JR東日本川越車両センター(旧川越電車区)の開業25周年を記念して「川越車両センターまつり」が催されました。
 川越祭りと同日のせいか来場者は先週の京葉車両センターよりも少なめでした。会場内には何故か「金魚すくい」「ヨーヨーすくい」もありました。


 まずは車両展示から、


車両展示コーナー全体


クモヤ143



E231系
付属の5両編成が展示されていました。
所属は小山電車区(かな?)



りんかい線70-000系
時が経つのは早いもので埼京線・りんかい線が相互直通運転を始めてから8年になります。



209系Mue-Train(多目的試験電車)
元京浜東北線の車両で次世代車両の研究に用いられています。
最近は専ら東北本線(宇都宮線)で試験走行を行っているようです。



205系
埼京線はすべてこの205系で運用されています。
5年後くらいに予定されている車両置き換えはE233系になるのか、それとも新区分形式のE235系となるのか。



E233系
中央快速線系統に用いられる豊田車両センター所属車



アント牽引車+205系



 続いて車両展示以外の目的で用意されていた車両です。


209系3000番台(洗浄線体験用車両)
川越・八高線で使用されています。今では最古参となりました。
他の205系3000番台・209系3100番台がなかったのが残念です。



485系(運転台記念撮影用)
勝田車両センター所属で団体列車や臨時列車に用いられます。


研修庫内の車両です。研修庫ではJR東日本のエコ展示が行われていました。

シャッターを切る間際にお子様乱入www

車両の下に空洞があるのがご覧いただくとわかると思います。
このスペースで床下機器の検査が行われます。


 
 その他、


かつて使用されたヘッドマークです。処分されずに保存されているんですね。



車内に置き忘れられた傘でしょうか。
後ろのブロックに高さに応じて100、200…と目盛りがありました。



プレスされた空き缶。
その後ろにプレス機のようなものがありましたがそちらは撮影を自粛しました。
こういったものも車両センターで処理されているようです。



 午前中の1時間弱だけの滞在でしたが、10月半ばにもかかわらずうだるような暑さでした。
 なお、明日は「川越車両センターまつり」ではなく「川越祭り」に行って来たいと思います。


 

京葉車両センター遠征 弐

2010-10-14 23:54:51 | JR
 本日10月14日は鉄道の日です。由来は知りませんが、日本初の鉄道が新橋‐横浜間に開通したのが今日だったのかなと勝手に思っています。後日時間があるときにでも調べてみようかと思います。
 そんなわけで10月9日の京葉車両センターフェアついでに撮影した写真の続きです。日没間近&雨天という最悪のコンディションのため精度が抜群に悪いですがご容赦を…

 まずは千葉での続きから、



E217系

最近帯色が変化しています。紺地の色が若干明るくなっています。
 続いて船橋へ、


E231系


 船橋で259系NEXを狙ったもののホーム横の設備が邪魔でどうにも撮影できず西船橋へ移動


E231系800番台
わずか8編成しかないのでアングル無視でとりあえず撮影



E217系


E231系


E217系


E231系
そろそろ天候が限界に…


E259系NEX
ようやく現れました。高速で走行するなか上手く収まってくれました。

 最後に南柏へ移動。しかし日没のためどうにもならず…日没後に撮影するとこうなります…



E653系フレッシュひたち


 …。E231系やE531系も撮影してみたもののどうにもならず…。諦めて祖父母の家に向かいました。

 撮影したE653系ですが、常磐線に新型特急(E657系?)投入後は新潟地区への転属が予定されています。「いなほ」を中心とした運用に組み込まれるようです。ただし、今のところ新型特急の投入が延期されているため、転属の時期ははっきりしていません。同区間を走る651系は引退となるでしょう。



 

京葉車両センター遠征 壱

2010-10-13 23:52:02 | JR
 先日の京葉車両センターフェアのついでにあちらこちらで撮影してきました。鉄道ネタが続きますが10月14日は鉄道の日と言うことでご容赦を…

 まずは往路、海浜幕張にて。


E233系5000番台
初っ端から現れました


205系5000番台


E259系500番台
回送電車でした


205系
山手線からの転属車です


EF65


 ここからは帰りです。


EF210


205系


 次は蘇我を経由して本千葉へ。


113系
残りわずかとなってきたなか最初に現れてくれました。



 続いてお隣の千葉へ。



209系2200番台
京浜東北線からの展望車です
房総方面の各線は今後この形式になることでしょう


211系
東北・高崎線からの転属車
209系の房総進出により中央線への再転属が予定されています。


 雨が振るとなかなか撮影が難しいものですね…
 短時間でいろいろな形式が撮影できたのはラッキーでした。

京葉車両センターフェア 補遺

2010-10-12 22:32:01 | JR
 10月9日の京葉車両センターフェアにて撮影したもののうち、まだアップしていなかったものをあげさせていただきました。


 
まずは入口そばにあったE233系5000番台



 
ドア操作体験用に使用されていた201系



 
休憩用車両に使用されていた113系
 (上からスカ色・湘南色)


 次以降は車両展示コーナーのものです。


左からE233系5000番台、209系500番台、205系


E233系5000番台


E233系5000番台の製造過程の写真


209系500番台


205系



201系



E331系


左から201系、E331系


 今後はE233系の増備によりバラエティに富んでいた京葉線も車両が統一されていきます。利用するなら新車の方がいいですし、写真を撮るならバラエティに富んでいた方が面白いし…何とも複雑なところです。
 

京葉車両センターフェア

2010-10-09 23:53:44 | JR
 10月9日(土)に京葉線全線開業20周年を記念して「京葉車両センターフェア」が開催されました。

 最後にこの類のイヴェントに行ったのは中学生のときですので、もう8年くらい前になります。
 印象として変わったことは、
 ・子供向けの体験等が増えた
 ・マナーの低下
 ・鉄子って本当にいるんだ

 子供向けのイヴェントは華麗にスルーしてきましたので車両展示を中心に写真をあげました。
 なお、人が写っているものは絶対に転載しないようにお願いします(人が写っていないものは別に構いません)。



入口のそばにあったE233系5000番台
因みにこの写真は撮影するのに大変な時間を要しました…3人くらい殴ろうかと思いました…


上記写真のHMのアップ。京葉線全線開業20周年記念のものです。


同じ車両の側面・運転席横のステッカーです。同じく京葉線全線開業20周年記念のものです。


今やJR東日本の絶滅危惧種(車?)となった201系。なお、JR西日本には今後も存続します。



201系の横にあったE259系N'EX(NARITA EXPRESSの略称)。前面の大きさが目立ちます。記念撮影コーナーだったため、人が入れ替わる合間に撮影しました。あのペンギンはSuicaのペンギン…でいいのでしょうか?



休憩車として使用されていた113系。
これもJR東日本絶滅危惧種となった系列であり、湘南色・スカ色両方撮影できてラッキーでした。


113系に取り付けられていた「快速 白い砂」HMのアップです。


113系の狭間にひっそりと留置されていた205系メルヘン顔


車両展示コーナーの全体です。


何故か他の車両から少し下がって展示されていたEF81


増備が本格化してきたE233系5000番台。今までの京葉線に運用されていた201系・205系・209系全てがこの車両に置き換えられます。


中央総武緩行線⇒京浜東北線⇒京葉線と転属を繰り返した209系500番台。E233系の増備に合わせて今度は武蔵野線へ転属となります。


205系で唯一110キロ運転に対応した205系京葉メルヘン顔。この車両の廃車は早すぎる気がしなくもありません。


今回のメイン(?)、201系。中央線とともに残り僅かとなりました。電車の省エネ化はこの201系がパイオニアとなるのでしょうか。


201系のHMのアップ。焦って撮影したせいかボケています…


初めて見た異端児E331系。JR東日本初の連接台車を組んでいます。また車両が短くE331系14両編成で通常の通勤電車10両編成に相当します。多分に試験的要素の強い車両ですが、個人的にはこの形式が発展していくことはないと思っています。


 
 さすが雨男、あいにくの天候でした。
 撮影した車両はこれで全てです。後日全ての写真とついでに周辺地域で撮影したものをアップしたいと思います。

JR北海道 2010.12.04 ダイヤ改正概要

2010-09-29 22:00:00 | JR
 2010年12月4日JRグループダイヤ改正、今回はJR北海道です。

 やはり東北新幹線の新青森開業関連がメインとなっています。その他の特記事項としては札幌-旭川間の北海道2大都市を結ぶ「スーパーカムイ」が大幅な減便となっています。


〔都心間輸送〕
【函館-新青森・青森】
 この改正点はJR東日本と被りますので詳細はこちらをご覧ください。
 http://blog.goo.ne.jp/rebellious-spirit/e/f1c497ee105aaadb26491cfd87d594ce

 函館-新青森・青森間の「白鳥」「スーパー白鳥」全10往復の内訳は「白鳥」が2往復、「スーパー白鳥」が8往復でした。なお、多客期には函館-新青森間、函館-青森間に臨時「白鳥」がそれぞれ1往復増発されます。
 今回の東北新幹線青森開業により、札幌-東京間は23分短縮されて最速9時間8分、函館-東京間は14分短縮されて最速5時間44分となります。北海道に関しては所要時間から見ると飛行機優位でしょうか。

【札幌-函館】
 「スーパー北斗」「北斗(いずれも札幌-函館)」の時刻変更、停車駅の見直しが実施されます。今回の改正で五稜郭には「スーパー北斗15号」以外の全ての特急が停車することになります。
 また、「すずらん(札幌-室蘭)」の運転時刻が変更されます。これにより、「スーパー北斗」「北斗」「すずらん」で運転区間が重複する札幌-東室蘭間の運転間隔が改善され、30分又は1時間間隔での運転となります。

【札幌-旭川】
 北海道2大都市を結ぶ「スーパーカムイ」が4往復減便となります。利用者減が原因のようです。また同区間を通り稚内まで運転される「サロベツ」の停車駅に美唄、砂川が加わります。


〔札幌都市圏〕
○帰宅時間帯以降の区間快速「いしかりライナー」が運転間隔統一のため全て普通電車化(快速運転取りやめ)されます。
○その他、早朝及び深夜に江別・千歳・俱知安・富良野各方面に普通電車が増発されます。



 JR北海道といえば、試験走行が続くDMV(デュアル・モード・ビークル)が果たして実用化されるのかが気になるところです。
 そして、北海道新幹線ですが、新青森-新函館間が2015年度、長万部-札幌間2019年度、新函館-長万部間が2020年度の開業予定となっています。が、2009年度に工事着工予定だった新青森-新函館間の工事が今もって着工されていません…。2014年度に北陸新幹線(長野-金沢)が開通したらしばらく新幹線ネタはなくなるかも知れませんね。下手したらリニア中央新幹線の方が先に出来るなんてことも…

JR東日本 2010.12.04 ダイヤ改正概要Ⅱ

2010-09-27 22:00:00 | JR
 JR東日本から12月4日に実施されるダイヤ改正の概要が発表されました。

 主な改正点は以下の2つです。
・東北新幹線新青森開業に東北・北海道方面の接続体系の整備
・東京メガループの利便性向上

今回は東北新幹線以外の改正項目です。

〔東京メガループ・武蔵野線経由の大宮直通列車を新設〕
 東京メガループは武蔵野線・京葉線・南武線・横浜線の東京近郊を囲む環状線群のことを指します。命名されたのはごく最近です。

 新幹線の利便性向上のため、大宮直通列車「しもうさ号」「むさし号」が新設されます。

【しもうさ号】
 

【むさし号】
停車駅は八王子、立川、武蔵野線内各駅及び大宮です。
 



〔特急列車の廃止〕
かなり多いです…

・あかぎ、しおさい、わかしお
  土休日の一部廃止

・あやめ
  平日の一部廃止

・踊り子・さざなみ
  一部廃止

・水上
  廃止(臨時化)

・おはようとちぎ、ホームタウンとちぎ
  廃止

 房総特急、東北・高崎線系統に衰退が目立ちます。185系が使用されているものも多いですね。いよいよ廃車開始でしょうか…


 なお、2011年3月のダイヤ改正では、南武線で快速列車新設と東北新幹線E5系「はやぶさ」のデビューが予定されています。



ダイヤ改正の詳細はこちら↓↓↓
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf

JR東日本 2010.12.04 ダイヤ改正概要Ⅰ

2010-09-26 22:44:07 | JR
 JR東日本から12月4日に実施されるダイヤ改正の概要が発表されました。

 主な改正点は以下の2つです。
・東北新幹線新青森開業に東北・北海道方面の接続体系の整備
・東京メガループの利便性向上

〔東北新幹線〕
 八戸~新青森間が開業し、現行の「はやて」の運転区間が新青森まで延長されます。運転本数は以下の通りで、東京―新青森間は最速3時間20分となり、青森までの所要時間は30分強短縮されます。
 ・東京―新青森:15往復
 ・仙台―新青森:1往復
 ・盛岡―新青森:1往復

 東京―盛岡間の「はやて」が4.5往復増発されます。これは新青森行の「はやて」とは別カウントのため、新青森行「はやて」と合計すると東京―盛岡間は22往復の運転となります。
 また、「はやて」増発により同数の「やまびこ」の運転区間が東京―仙台間に変更されます。
 かつての東北新幹線は行き先別に列車名が設定されていましたが、最近は速達タイプが「はやて」、長距離各駅タイプが「やまびこ」、短距離各駅タイプが「なすの」という区分のようですね。

〔東北在来線関係〕
 列車種別ごとに紹介します。

【つがる】
 現在八戸―弘前間に5.5往復、八戸―青森間に3往復が運転されています。
 ダイヤ改正後は運転区間が青森―秋田間に変更され、運転本数は4往復となります。
 また、運転区間の被っていた「いなほ(新潟―酒田・秋田・青森)」「かもしか(秋田―青森)」ですが、とりあえず「いなほ」に関しては青森―秋田間の運転はなくなります。「かもしか」は以前からの噂通り廃止となってしまいました。これにより、青森―弘前間の特急が9.5往復から4往復へ大幅な減便となります。

【白鳥・スーパー白鳥】
 現在八戸―函館間に8.5往復、青森―函館間に1.5往復が運転されています。
 ダイヤ改正後は運転区間が新青森―青森―函館となります。「つがる」との決定的な違いは、始発駅が新青森となることです。ただ、どちらも青森・新青森に停車するため、利便性に相違はないと思います。
 使用車両ですが、485系3000番台の使用が今後も継続されるのか、789系に統一されるのかは不明です。ただ「白鳥」「スーパー白鳥」と2種類残れさていることから両形式が当面使用されると思います。

【北斗星・カシオペア】
 寝台特急廃止ブームの御時世ですが、この両名は安泰です。
 東北新幹線新青森開業により並行する在来線(東北本線)が第3セクターの青い森鉄道となるため、料金が1900円upとなります。

【ハイブリッドリゾートトレイン】
 ハイブリッドは自動車だけではありません。鉄道にもその波が押し寄せてきています。
 「リゾートあすなろ」が週末を中心に運転されます。運転区間は新青森―蟹田又は新青森―大湊となります。
 また五能線で運転されている白神山地観光向けの「リゾートしらかみ」1編成もハイブリッド車に置き換えられます。



長くなってしまったので東京メガループは明日にします…(続く)