ひとやすみ(風のいろ:別館)

あなたは私のいのちを穴から引き上げてくださいました(ヨナ)
闇の中に座っていても主がわたしの光である(ミカ)

人を量る量りで、、自分も量り返される

2006年07月12日 | Faith
荒れ野の食卓     by  ウォッチマン・ニー"


7月12日


 あなたがたは、人を量る量りで、、自分も量り返してもらうからです。
           聖書 ルカ 6.38


 私の知っている兄弟は驚くほど批判的でした。彼の18番の見解は「神のみ手がくだった」でした。だれかが病気なら、「その人に神のみ手がくだった」とその兄弟は言ったものでした。あるときには正しかったかも知れません。しかしある日、その兄弟が快く思っていない別の兄弟が息子を亡くしました。そして、まさかと思うでしょうが、先の兄弟によって次のように書かれた手紙を彼は受け取ったのです。「神のみ手があなたに下った」。私はその手紙を見て、このように人を裁いたことに対して激しい怒りを覚えました。

そして恐るべきことに、それから2週間もたたないうちに、先の兄弟の子どもは病気にかかり、死にました。

そのとき私に誘惑が忍び込みました。私はペンをとり便箋に書きました。「愛する兄弟。お子さんを亡くされ、とても悲しく思います。しかし、あの人に神のみ手が下って、裁きとして子どもをとられたのなら、あなたの場合はどうなのでしょう。神のみ手があなたに下ったということを喜んで受け入れますか」。そのときはだいたいこうしたことを言おうとしたようです。

私は手紙を書き終え--そしてそのとき神が私を叱責なさいました。私が快く思っていなかったまさにそのことを、私はしていたのではなかったでしょうか。まだ間に合うときに、神の恵みが私を思いとどまらせたのです。私は手紙を破き捨てました。蒔こうとしなければ、刈り取ることも決してありません。

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