今日は蹴拳Ⅵ。
友人の貴之ウィラサクレックが4度目のタイトルマッチに挑む日。
春日でバイトして、そのまま直接ディファ有明に向かった。
着いた時にはもう4試合目が始まってた。
テコンドー全日本王者の飯田なおが使う蹴り技を見たくて早く入ろうと、受付で貴之ウィラサクレックの招待だと言ったら「本人がチケット持ってて、まだ来てないから待ってて下さい」と言われた。
しばらくして本人登場するも、飯田なおの試合は終わってた…orz
貴ぴは第11試合のWPMF日本スーパーウェルター級タイトルマッチに出場。
何と初タイトルマッチから8年が経ち、幾多の王者をノンタイトル戦で破って実力を証明しながらも未だ無冠。
今日挑戦した王者は藤原ジムの清水武。去年6月に同王座決定戦で負けた相手。
でも貴ぴは同じ相手に2度負けない。
だから今度こそ王者になると予感してた。他に根拠は無いけど。
まず青コーナーの貴ぴが“破壊王”橋本真也の爆勝宣言で入場。
周りが貴之コールを叫ぶ中、私とケーフェイさんだけ橋本コールw
試合が始まると、清水武は前の試合に出た同門の渡部太基と同様にいきなり蹴ってくる。
貴ぴは落ち着いて対処し、パンチを返す。
時折パンチが良い入り方するも、だんだんローを効かされていくのが、相手の蹴り足を掴もうとしてる様子から伝わってくる。
そして清水の蹴り足は戻しが速くて掴めない。
貴ぴは持久力を温存してるのか、打たれっぱなしであまり打ち返さない。
私は後ろから2番目の席だったけど、ボイトレで鍛えた目一杯の声量でアドバイスや声援を送った。
しかし1、2、3Rとも手数が少ない上にロー効かされてポイントロス。首相撲でもポジショニングは頑張ってるけど打撃や崩しには繋げず、逆に細かく肘打ちを入れられまくる。
このままだといつも陥るタイトルマッチの負けパターンになってしまう。
居ても立ってもいられず、思わずインターバル中にリングサイドへ駆け下りた。
藤原ジム応援団の方が人数(=声量)が多い。だからとにかく声を届かせたかった。
そして4R、劣勢の中で遂に一発を引き当てた。
左の肘打ちが相手の額を切り裂いた。
ドクターチェックが入った瞬間、沸き上がるウィラサクレック応援団。
怒号のような貴之コールの大合唱に包まれる場内東側。
試合が再開すると清水武は早期決着のために全身全霊のラッシュを仕掛ける。
またも劣勢になる貴ぴであったが、攻撃に全てを賭けてガードが甘くなった相手の顔へ着実にパンチを当てて傷を広げる。
出血が酷くなり、2度目のドクターチェック。
主審が手を振った。
その瞬間、新王者が誕生し、場内に爆勝宣言が鳴り響いた。
新人の頃から才能を期待されながらも王座を得られないままベテランになっていた男が、4度目のチャンスで劇的な初戴冠を果たした。
まさに爆勝。入場曲を表すような勝利だった。
妄想ではなく現実の光景としてあの貴之ウィラサクレックにチャンピオンベルトが巻かれる光景を見た瞬間、私は泣き崩れそうになっていた。
まぁ、顔はぐしゃぐしゃだったけど泣くのは我慢した。
控室に戻ってきた貴ぴは足を引きずり、肘打ちを喰らいまくったために額が大きく腫れ、脳天も切れていた。
それでもベルトはしっかり持ち帰ってきた。
私も目標のために、チャンスがある限り何度でも挑戦する勇気が湧いた。
※買い物袋みたいな持ち方で片手にチャンピオンベルトぶら下げて帰る貴ぴの親父さんに笑ったw
友人の貴之ウィラサクレックが4度目のタイトルマッチに挑む日。
春日でバイトして、そのまま直接ディファ有明に向かった。
着いた時にはもう4試合目が始まってた。
テコンドー全日本王者の飯田なおが使う蹴り技を見たくて早く入ろうと、受付で貴之ウィラサクレックの招待だと言ったら「本人がチケット持ってて、まだ来てないから待ってて下さい」と言われた。
しばらくして本人登場するも、飯田なおの試合は終わってた…orz
貴ぴは第11試合のWPMF日本スーパーウェルター級タイトルマッチに出場。
何と初タイトルマッチから8年が経ち、幾多の王者をノンタイトル戦で破って実力を証明しながらも未だ無冠。
今日挑戦した王者は藤原ジムの清水武。去年6月に同王座決定戦で負けた相手。
でも貴ぴは同じ相手に2度負けない。
だから今度こそ王者になると予感してた。他に根拠は無いけど。
まず青コーナーの貴ぴが“破壊王”橋本真也の爆勝宣言で入場。
周りが貴之コールを叫ぶ中、私とケーフェイさんだけ橋本コールw
試合が始まると、清水武は前の試合に出た同門の渡部太基と同様にいきなり蹴ってくる。
貴ぴは落ち着いて対処し、パンチを返す。
時折パンチが良い入り方するも、だんだんローを効かされていくのが、相手の蹴り足を掴もうとしてる様子から伝わってくる。
そして清水の蹴り足は戻しが速くて掴めない。
貴ぴは持久力を温存してるのか、打たれっぱなしであまり打ち返さない。
私は後ろから2番目の席だったけど、ボイトレで鍛えた目一杯の声量でアドバイスや声援を送った。
しかし1、2、3Rとも手数が少ない上にロー効かされてポイントロス。首相撲でもポジショニングは頑張ってるけど打撃や崩しには繋げず、逆に細かく肘打ちを入れられまくる。
このままだといつも陥るタイトルマッチの負けパターンになってしまう。
居ても立ってもいられず、思わずインターバル中にリングサイドへ駆け下りた。
藤原ジム応援団の方が人数(=声量)が多い。だからとにかく声を届かせたかった。
そして4R、劣勢の中で遂に一発を引き当てた。
左の肘打ちが相手の額を切り裂いた。
ドクターチェックが入った瞬間、沸き上がるウィラサクレック応援団。
怒号のような貴之コールの大合唱に包まれる場内東側。
試合が再開すると清水武は早期決着のために全身全霊のラッシュを仕掛ける。
またも劣勢になる貴ぴであったが、攻撃に全てを賭けてガードが甘くなった相手の顔へ着実にパンチを当てて傷を広げる。
出血が酷くなり、2度目のドクターチェック。
主審が手を振った。
その瞬間、新王者が誕生し、場内に爆勝宣言が鳴り響いた。
新人の頃から才能を期待されながらも王座を得られないままベテランになっていた男が、4度目のチャンスで劇的な初戴冠を果たした。
まさに爆勝。入場曲を表すような勝利だった。
妄想ではなく現実の光景としてあの貴之ウィラサクレックにチャンピオンベルトが巻かれる光景を見た瞬間、私は泣き崩れそうになっていた。
まぁ、顔はぐしゃぐしゃだったけど泣くのは我慢した。
控室に戻ってきた貴ぴは足を引きずり、肘打ちを喰らいまくったために額が大きく腫れ、脳天も切れていた。
それでもベルトはしっかり持ち帰ってきた。
私も目標のために、チャンスがある限り何度でも挑戦する勇気が湧いた。
※買い物袋みたいな持ち方で片手にチャンピオンベルトぶら下げて帰る貴ぴの親父さんに笑ったw