リリカル拳士のキュアブログ

リリカルなのはとプリキュアの強さ・かっこよさに憧れる拳士のブログ。
友人の貴之ウィラサクレックも応援してます。

本当にプロレス見せる気があるのか?

2013年09月26日 22時47分56秒 | 漫画
先週買った世界でいちばん強くなりたい!の4巻が酷い。

1巻の時点でアニメ化まで決まってたから、どれだけ面白いのかと期待して買い続けてきたけど、来月からアニメ始まるってのに一向に面白くなる気配が無い。
ドラマCDも内容つまらんから、日笠陽子や豊崎愛生とか完全にキャストの無駄遣いだったし。

まず作画担当がプロレスに無知すぎてイタい。
ミドルキックが体勢崩れる蹴り方だし、膝十字もあれじゃ極まらない。
ちゃんと資料とか見てんの?
だいたい、何で皆が皆キューティーハニーみたいに胸開いたコスやねん。

そして、頸動脈を絞めるスリーパーホールドと、気管を絞めるチョークスリーパーは形が同じでも違う技である。
喉絞めが反則のプロレスでチョークスリーパーが使えるのは反則カウント4以内。
実況までも公然とチョークスリーパーを明言していながら反則カウントを取る気配が一切無いことから、どう考えてもチョークスリーパーとスリーパーホールドを致命的に間違えてる。
1巻だけかと思いきや、4巻でもまだチョーク使ってるよ、この漫画。
原作者もだいぶプロレスに対する認識が怪しい。

ラブコメでありながら格闘技やプロレスにやたらと忠実だったSchool Rumbleでも見習いましょう。
プロレス漫画なのに肝心のプロレス描写が雑なんだもん。
実況とかも「であります」を連発しすぎて現実味無いし、悶絶を見せたいがためなのか試合がダレすぎ。
あんな同じ展開を繰り返すばかりの間延びした試合なら題材がプロレスである必要が無い。

結局、この漫画ってプロレスじゃなくて悶絶を見せたいだけなんちゃうの?って思えてくる。

女が悶絶しとればそれだけで食い付くと思ったら大間違いじゃ。

と、不満たらたらな私はオールラウンダー廻12巻とリリカルなのはViVid10巻の格闘技描写で欲求を満たすのであった。

でも、スターダムFIGHTING TV サムライとコラボしてるのは正解。
プロレスファンと漫画&アニメファンの相乗効果を得られるから、せっかくプロレス題材なら実在の団体とコラボすべきだと前々から思ってた。

最近の格闘漫画事情

2013年06月29日 23時53分38秒 | 漫画
一昔前は格闘漫画といえば格闘美神武龍とか一騎当千とか史上最強の弟子ケンイチとかだったような気がする。

しかし、時代は変わる。
格闘技と漫画を愛する者としては懐古厨じゃいられない。

現在、私の中では
・リリカルなのはViVid
・空手小公子物語
・オールラウンダー廻
・鉄風

が格闘漫画四天王だと思ってる。
しかし、鉄風が中途半端なまま去年から休載し、三本柱になってしまった。

で、これ以外にも格闘漫画は当然存在する。
今回は最近読んだ中からいくつか紹介。

●エースメイド(フラッパーコミックス)

バキエアマスターを混ぜた結果がコレだよ!!
闘う内容は格闘技じゃなくて、アキハバラ最強の座を賭けたメイドのストリートファイト。
らんま1/2北斗の拳よろしく、各々が得体の知れない流派(羽賀心源流、獅子堂流、天道極明拳など)を名乗ってる。
主人公の羽賀まつりと母の霧子はどう見ても範馬家の親子関係です、本当にありがとうございます。
まつりさんの合気は現実離れしてキュアホワイトの域に達してる。
↓PVもあるヨ

ちなみに原作の林達永先生は、私みたいな姉萌え族の大好物であるフリージングも原作を担当。

●ディスローン(フラッパーコミックス)

1000年前の因縁で高校生が闘いを宿命付けられて、しかも皆巨乳という、何とも一騎当千な設定。
これもストリートファイトの漫画ながら、実戦ではない試合もあるためエースメイドより格闘技色が濃い。
空道なんて単語が登場する漫画は他に見たこと無いぞ!!!
というか、練習のやり方が完全に格闘技用で、実戦用じゃない。でも実戦する。
ちなみに2巻の表紙でかおりんが着けてるのは戦極グローブで、断じてPRIDEやDREAMのグローブではない。ベルトの色と長さとラベルを見ればすぐ分かる。

●TSUWAMONO!!(ジェッツコミックス)

隠れた超名作。
その見た目とパンチラ率の高さからイロモノかと思いきや、空手家として本気で参考になった漫画。
古流の沖縄空手で寸止めの競技空手に挑むという、どこぞの覇王断空拳みたいな内容。
描写が本当にしっかりしてる。入り身投げからの足刀踏み蹴りなんて白蓮実戦の形4の4と同じでテンション上がったわ~
ナイハンチの波返しにあんな意味が秘められてたのは目から鱗すぎて、すぐに接骨院でミット打って試したもん。
だって高校で松濤館黒帯の先生に教わった時は波返しって下段廻し蹴りをスカすための技だって言われたし。
外面だけじゃなくて空手の内面的な濃さがあって非常にオススメ。
ただし、ヤングアニマル本誌じゃなくてウェブ連載なので注意。
そしてさっちゃんはベジータ。

漫画レビュー

2012年05月10日 03時45分44秒 | 漫画
やらなきゃならないことがありすぎて、この1週間で4~5回徹夜してた。もう数えるのをやめた。
寝る時間も確保できずに次のことが待ってるから気力が完全に削がれてた。

まだいくつも残ってるけど、とりあえず一旦解放されたから漫画を4冊買った。
【戦姫絶唱シンフォギア 01】

アニメのインパクトが強すぎたから漫画だとイマイチ。やっぱり音が出ないと歌いながら闘ってる迫力が伝わらない。しかも内容飛ばしすぎてアニメ見てない読者はポカーン(゜Д゜)確実。
ただ、アニメで描かれなかった奏の掘り下げがあったのは良かった。
そして1コマ目でいきなりの「山梨県」表記に吹いたwwwww

【鉄風 5】

4巻から約1年待たされるのは長かった。今私の中で鉄風は格闘技漫画四天王の一角(残り3つは魔法少女リリカルなのはViVid、空手小公子小日向海流、オールラウンダー廻)だと思ってる。
とにかく描写の細かさが凄まじい。動き方や体勢に全然違和感が無い(バキとかはむしろ違和感しか無い)し、技の組み立てや戦略も説得力がある。殊、空手に関してここまで理解のある漫画はいくつ存在しただろうか?三日月蹴りと中足の廻し蹴りが違う技だと分かってる人は格闘技マニアにも少ない。
あとは女子選手に対する男の心情なんかもリアルで面白い。私自身は幼少から空手の世界で女とも蹴り殴り合ってきたから、女であろうが強い人は強いと何の抵抗も無く認めるけど、世間では女が男より強い場合があるってことを見栄で認められない、もしくはただの無知で認めない男がマジョリティなんだよね。そういう世間の目とも闘うプロ選手のリアルな思いを広く知ってもらえたら良いと思う。
つーか早苗ちゃんかっけえww試割りと同じ体勢の腹パンでKOとか最高すぎwww実際にパウンド禁止のZSTで寝てる相手を腹パンKOした試合もあるけど、女のパワーで倒すなら試割りの要領で正確に発勁するしかないよね。

【青春ポップ! 4】

元々重めの内容だけど、思った通りドロドロしてきたな~。あきそら同様に見てて不安になってくるわ~。でも見ちゃうのが姉漫画好きの哀しいサガ。
そしてついに北河トウタが本職の力(性的な意味で)を発揮してきた。朔太が不安定になったとこで彩乃にコロっと落ちて工口方面に逃げる展開は容易に予想できてた。人間は不安な時そばにいてくれる人にトコトン弱いからね。
果たしてここから姉方面への巻き返しはあるのか?それとも都条例に屈してこのまま進むのか?
個人的には姉方面へ巻き返してほしいと切に願う。
彩乃の弟持ち判明で少し株は上がったけど同級生だし、リアル姉の詩織がいるからやっぱ及ばないわ。姉がいない漫画だったら推してたかも。

【あねとむち】

よく勘違いされるけど別に工口漫画じゃなくていいのよ。こういう姉漫画でいいの。姉の愛情さえ備わってればギャグ漫画でもいいの。これでギャグ系姉漫画は4つ目で、あねちゅう!は顔芸しか無くて失笑したけど、このくらいならアリ。ノリ的には鬼灯さん家のアネキに近いかも。アットホーム・ロマンスほど爆笑はしなかった。

男女問わず強い人は好きです

2012年04月18日 23時26分29秒 | 漫画
昨日の朝、仏頂面でキャリーバッグ引いてる桜井マッハ速人に巣鴨駅で遭遇したから並走してみた。
有名なプロ格闘家に割と出くわす街、巣鴨。

↓本文

Radio School Daysのスーパー弟タイムなどでお馴染みな姉界のカリスマ・キモ河原木志穂姉さんが結婚してたらしい
おめでとうございます。
弟へのフォローも忘れないのが素晴らしい。
キモ河原木さんといえば、真剣で私に恋しなさい!が大好きな私としてはここ数カ月くらい橘天衣のI'm backを聞きまくってた。
I'm backは闇の中で足掻くようなヘビメタ調の曲。こういうの好き。最初聞いた時は思った以上にキモ河原木さん歌上手くてびっくり。

で、いい加減気になってるのが上の画像だよね。
1巻発売時点でアニメ化が決まってたアングルがやらしいプロレス漫画・世界でいちばん強くなりたい!の2巻が発売したよ。
今回はドラマCD付いてないから愛生とかひよっちとか御前の出番は無い。
今ブシロードが新日本プロレスにミルキィホームズ的なテコ入れしまくってるから、今後プロレスの波は来ると思う。
ブーム再来に備えて、プロレスに馴染みが薄い人ほどこういう漫画から入るのもアリだと思う。
1巻でチョークスリーパーとスリーパーホールドを混同しちゃった初歩的なミスはあえて目を瞑る。

こだわり

2012年04月16日 23時24分18秒 | 漫画
アリスターが抜き打ちのドラッグテスト陽性でUFCヘビー級タイトルマッチ欠場になって妙に興奮したwww


そんな私は工口漫画にこだわりがある。(←いきなりだなオイ)
特に姉弟モノへのこだわりは常軌を逸してるかもしれない。

正直言って漫画好きでも工口要素があるというだけで敬遠する人は多い。
確かに工口漫画ってのは商業的には結果として工口いシーンを見せるのが目的になるけど、そこまでの短い過程にどれだけ濃縮したドラマを詰められるかが面白い所だと思ってる。
ぶっちゃけ、工口いだけならすぐ飽きるし、買いたくもならない。

そんな中で、好きな漫画家のインタビューを見つけたから調子に乗った。

まずは柚木N'という漫画家について語ってみようと思う。

誰しも漫画を見た時は画風が自分の趣向に合うかどうか気にするけど、柚木N'の画風はとてもしっくり来た。
血が通った絵とでも言おうか。
工口漫画にありがちな、読者にただ媚びる感じのキャラとは違って生きてるように感じる。
性欲の対象としてのみ描かれた媚び媚びなキャラだと薄っぺらくて話に臨場感が出てこないんだよね。
柚木N'は本当に自分のキャラが好きで可愛がってる感じが伝わってきて、キャラがしっかり魅力的になる話を描いてる気がする。
だからこそ柚木N'が女性だと知った時は凄く納得した。
やっぱり男の一方的な願望と妄想を具現化した漫画だと、キャラにリアリティが無くなって読者から遠い存在になりがちなのかもしれない。
そう、工口漫画には工口さを感じても愛着は沸かないキャラがたくさんいる。
もちろん工口を見せるって到達点と、フィクションという前提はどっちも同じだけど、女性だからこそ引き出せるキャラの魅力ってあると思う。

そんな私好みな絵を描く漫画家が奇跡的に姉好きで姉漫画を連発してくれてるのは非常に幸運。
妹系は昔から供給が安定してるジャンルだけど、姉系の安定供給は割とレアなのだ。

ちなみに、柚木N'が高橋留美子の影響をかなり受けてることも、すんなり受け入れられた要因の1つかもしれない。
私の原点にして聖書はらんま1/2だし。

秋葉原電気外祭りのフォトカノステージでコミカライズ担当してるって聞いた時は、まさか金元寿子や伊瀬茉莉也といったイエロープリキュアの口から柚木N'の名が出てくるとは夢にも思わなかったから度肝抜かれた。

4月27日には「姉恋」と「ぎゅっと!!お姉ちゃん」が発売されるから18歳以上なら皆もチェックしてくれよな☆

18歳未満はこっちで我慢してくれ。