リリカル拳士のキュアブログ

リリカルなのはとプリキュアの強さ・かっこよさに憧れる拳士のブログ。
友人の貴之ウィラサクレックも応援してます。

demo day参加してきた(スパー動画有り)

2013年04月29日 21時50分52秒 | 格闘技
昨日、極真会館松井派の全世界ウェイト制大会があった東京体育館。
今日はアディダスバドミントン・マーシャルアーツファンのための体験会「demo day」が開催された。
ベルカの騎士とプリキュアを目指す私は参加せねばならない。
リリカルなのはViVidの9巻読んだばかりで闘志も上がってるし。

体験会なのにガチ稽古する気で行ってるアフォとは私のこと。
さっそくキックボクシングのコーナーへ行く。
スクランブル渋谷の雷電HIROAKI選手(J-NETWORKライト級10位、WPMF日本ライト級14位)と板倉直人選手(J-NETWORKウェルター級9位)がお出迎え。
板倉さんはアントニオ猪木を崇拝する「キック界の燃える闘魂」として有名な選手ながら、メディア掲載される写真は常に猪木っぽい表情だから普通の顔だと誰だか分からず、場内アナウンスで分かったwwしかも普通にしてると猪木どころかむしろ須藤元気の方が似てるwwww

そしてお目当ての神村エリカ様(WPMF世界ミニフライ級王者、WMC世界ミニフライ級王者、WBCムエタイインターナショナルライトフライ級王者、J-GIRLSミニフライ級王者、Girls S-cup2011王者)としばし歓談。
戦極Soul of Fightでサインしてもらったこと、巣鴨に住んでるからTARGETの選手をよく見かけること、寮のOBがTARGETの会員であることなどを話した。
かねてより戦極ファンを公言してきた私だけど、実はSoul of Fight観戦を決意したのは冗談抜きにエリカ様のムエタイマッチが組まれたから。ミニフライ級とは思えない破壊力でKOを連発する姿に痺れっぱなし。

続いて雷電さんがキックミットを持ってくれたのでガチに息上げるミット打ちしちゃった♡
来場した大人は、格闘技習ってる子供を連れた素人がほとんどで、大人なのにガチで蹴ってる私は好奇の目で見られる。
グローブはプロ試合用10ozを使ったけど、アディダスは前面のクッションが厚すぎて拳頭が当たる感触をしっかり意識しにくい。
スパーなら厚い方がダメージ緩和して良いけど、ミットやサンドバッグは薄いパンチンググローブの方が良いと思う。

で、このイベントに来た最大の目的は世界最強のエリカ様と手合わせすること。
身長差があるとはいえ、雑魚アマの私が最強のプロに敵うわけないので、あくまで軽いマスなんだけど。

【なのは厨で】キックの女王にマススパーで挑む【プリキュアトライブ】


やっぱりエリカ様は蹴りが重い。もし少しでも本気のパンチと膝蹴りが加わったら私ごとき即死だったと思う。横綱相撲ってやつですわ。
ただ、私のパンチも中段突きならけっこう入る。フルコンの賜物かな。

板倉さんにはトレードマークの闘魂タオルを持ってないのか尋ねたら、「仕事中だから控え目にしてる」とのことだったので、アディダスの赤いタオル巻けば良いと提案してみたww
しかし、バドミントンvsキックボクシングの試合前にマイクを渡されると、やっぱり司会者から猪木節を要求される。むしろ仕事だから猪木キャラ必要なんじゃんwwww


他にもボクシングの山口直子選手(WBA世界スーパーフライ級王者)にフックのブロックを教わったり、バドミントンで選手とラリーしてみたり、面白いイベントだった。
そしてWBA世界ベルトの重さは鈍器。

DEEP-田村ゆかり-リリカルなのは

2013年04月28日 01時32分07秒 | リリカルなのは
これと逆にゆかりんのリツイートで興奮してる男がいる。
その名はDEEPバンタム級王者DJ.taiki。
ゆかり王国最強のストライカーである。


DJといえば自演乙よりずっと前からアニソンをアピールしたりコスプレで公開練習とかしてる選手。
入場でも完成度の低い氷室京介のモノマネや、水樹奈々様のDISCOTHEQUEちゅるぱやダンスなど常に楽しませてくれる。
DJは以前ブログにゆかりんとのツーショット写真を載せて喜んでたり、パーティーは終わらないのPVにエキストラ参加してたりする生粋の国民。
特に最近はリング上のマイクパフォーマンスや記者会見などで王国の法被を着てアピールすることが多かった。しかし、公開練習は王国の法被を着ながらも他の国民に叩かれるのが怖くてAKB48のヲタ芸をするという謙虚(?)さ。

一昨日TDCホールで開催されたDEEP 62 IMPACTのタイトルマッチで王者・前田吉朗との1勝1敗で迎えた決着戦を見事に逆転KOで制し、遂に初戴冠。
ゆかり王国にチャンピオンベルトをもたらした。

リング上でベルトと共に法被を纏い、嫌がるセコンドと共に叫んだ「Go Happy!Go Happy!ゆかりん」のメッセージ。
7年DJのファンやってる私は感激するしかない。
2006年当時、パンクラスの象徴として圧倒的強さを誇った前田吉朗をKOしたことでDJに興味を持った。私のDJファンは前田吉朗で始まり、前田吉朗で最高潮に達した。
パンクラスのフェザー級トーナメントで決勝まで行っても前田吉朗に負け、ランク1位まで行ってもマルロンサンドロに負け、DEEPに移って元同門で元ライト級キングオブパンクラシストの昇侍を破り、DREAMフェザー級GP出場権を獲得して1回戦で所英男を破るも眼窩底骨折でリタイア、といった感じに所々で強豪に勝ってインパクト残すのに、いつも惜しい所で王座に届かなかったDJ。ファンとしても歯痒かった。
そんなDJもここ2年ほどレスリングが上達し、得意の打撃がより生かせるようになって負けなくなった。キャリア最好調の勢いで今回の王座挑戦権を勝ち取った。そして見事期待通りゆかり王国人初のDEEP王者に輝いた。

今回のDEEPは戦極色の強い興行で、DREAM寄りのDEEPファンに戦極の強さを見せつけたのも大いに嬉しくて、本当に今年最高の興行だと思う。授業さえ無ければ絶対会場に行ってた。

そして、田村ゆかりといえば高町なのは一等空尉の中身である。
格闘技と田村ゆかりの融合といえば、奇しくもDJのDEEP王座戴冠と同じ日にリリカルなのはViVidの9巻が発売した。

他のなのはシリーズで描かれる命懸けの実戦とは違い、ViVidだけは競技としての格闘技に挑んでいる。
武術家と競技者の思考の違いなんかもしっかり描写されるViVidは武術家の私から見ても、なのはという贔屓目抜きに良作。

9巻では世界王者ジークリンデと古武術家アインハルトの試合が決着。
絶大な打撃力を持ちながら組技を得意とするジークは、佐藤ルミナや青木真也の必殺技として知られる跳び十字固めやアリスターオーフレイムが使うようなスタンディングフロントチョークでストライカーのアインハルトを追い詰める。

攻防のプロセスや理論がけっこうしっかりしてるから格闘技ファンとしても凄く面白い。
しかし、左腕を十字に取ったはずが次ページで右腕になってたり、フロントチョークも引き上げが浅い体勢だったりと、藤真拓哉先生の格闘技描写がまだ多少甘い。8巻でも膝の靭帯を壊すヒールホールドで足首捻転挫傷とか書いてあったし(こっちは都築真紀先生のミス?)。
武術や格闘技が本当によく描かれてる素晴らしい格闘技漫画だけど、些末ながら決定的な違いが所々にある。
そういう部分が解消されれば空手小公子シリーズ並のリアルさが出て、より感情移入できると思う。