きまま通り

きままに書き綴る。
私(rarupapa)のブログ

負けられないという思い

2006-03-05 16:32:04 | 自分の記憶を旅する
私の小学生時代は、親の仕事の都合で、転校を繰り返した時代でもありました。地元の小学校に入学して、1週間して、大阪の小学校に転校。3年ほどして、兵庫県の小学校に転校。2年して、6年生になったときに元の地元の小学校に転校。結局、入学した学校と、卒業した学校は一緒だったわけです。

転校というのは、人によっては、いい面にも働きますけれど、また、人によっては悪い面に働きます。その人の性格に大いに左右されるのではないでしょうか?

私は、どちらかというと、後者の方だと思います。同じ関西といえども、多少なまりや、言葉のイントネーションが違ったりもあるし、転校生は、とかくよそ者と思われるのは仕方ありません。人によっては、気にせずうまくとけ込んでいくのでしょうが、私の場合は、どちらかというと、「だからって、何が悪い。お前らの言葉こそ変だ」というような小心者の癖に、負けん気な性格でしたから…早速、呼び出されて、取り囲まれて、責められるようなこともあったわけです。ただ、今みたいに、陰湿的なイジメでもなかったし、結構、あっけらかんとしたものでしたね。私は、私で一歩も引かなかったし。でも、子供というものは、そういう、ところにもストレートに感情が出てきますが、まぁ、また、同化していくのもまた、早かったですね。先生に、苛められたこともありましたね。一時的に、クラスを変えられたりもしました。女の先生で、女だからって舐められているんじゃないかって、思ったらしく、男の先生のクラスに机を持って行かされて、変わらされた。おとこの先生はというと、同情してか、優しくしてくれた。どうせなら、変えてもらったままのほうが、私には良かったのだが、学校としては、そういうわけにはいかなかったのだろう。また、戻された。変な先生でした。まぁ、私に、落ち度があったといえば、それまでなんですが、それにしても、ヒステリックな人でした。大人も、あまり信用しない方がいいと印象づけた、良い経験でしたけどね。

私が、何を書き留めておきたいかというと、私は、自分と異質な世界に入ると、自分を守ろうという意識がかなり強くなるようです。そして、いろいろなストレスに対しては、記憶を消すということを無意識にやっていたみたいです。嫌なこと、嫌な目にあったことは、それこそ、記憶障害みたいに、綺麗に忘れられたということです。だから、周りから見れば、懲りないやつと思われることもあったのでしょうが、私にとっては、忘れているのですから仕方ありません。そういう学習能力が無かったのです。あくまで、忘れたいと、強く思うようなことについてですが…そういう能力を無意識に使いながら、生きてきたんだなぁということです。

過去の経験は、今にも、私に残っていると思います。もちろん、社会人として生きていかなければ、いけませんから、自分のありのままで生きていけるわけはありませんから、いろいろと学習してきたわけです。

今、何となく思うのは、ササユキ先生が書かれていた、子供のこころ。そういうのが、今でも、置き去りにされたままになっているのかなぁということ。無意識に、忘れ去ってきたことの数多くのことが、もちろん、今となって、思い出すわけではないけれど、何となく、こころに引っかかるような気がしないわけではないのです。

そんなことがありました。この記事は、自分で、再確認して、改めて自分を見てみようという想いで書かせてもらいました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気ですか? (mk)
2006-03-08 21:02:37
毎日訪問させていただいています。

療養順調だと思いますが、それでもブログが更新されない日が続くとなんとなく気がかりです。

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mkさんへ (rarupapa)
2006-03-08 23:51:09
訪問して頂いてありがとうございます。



自分のブログながら、ここに書き込むのは、少し、エネルギーというか、気力がいるのですよね。それだけ、力を入れて、書き込みしているということなんですが…ボチボチやっていますので、大目に見てやって下さい。



体調の方は、それほど良いという様には、言えませんが、のんびり暮らしています。



コメント頂いて、励みになります。ありがとうございます。
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