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九州交響楽団「第26回 名曲・午後のオーケストラ」感想(その1)

2021年09月25日 | 音楽

福岡公演と北九州公演、どちらに行こうかと迷ったのですが、日時の都合から「福岡公演」に行くことに。

今回のプログラムの感想ですが、

  1. カルメン組曲 第1番:最も印象に残った「間奏曲」のフルートソロは「ホセの愛のテーマ」という感じがしました(後から調べてみると、物語の順序から考えて、やはり「ホセとカルメンの愛の場面」を暗示しているのかなと)。それ以外にも、色々な個性を持った楽器が、それぞれの見せ場で輝ける曲。特にタンバリン、シンバルが印象に残った。
  2. サンサーンスのヴァイオリン協奏曲 第3番:ヴァイオリンのソリストの方が登場。情熱的なパフォーマンスを披露されました。ソリストが主役で、オーケストラはバックバンドという感じになっていた。この状態が「第1楽章」から「最終楽章」まで続くので、オーケストラを見たい人には少々物足りない側面があるかもしれないが、特定の楽器やミュージシャンを堪能したい人には、喜ばれるのかもしれない。とにかく、これが「協奏曲」というものなんだろうな、と思いました。
  3. 火の鳥:ピッコロとフルートが「鳥の声担当」という感じでした。火の鳥って実は2匹いるんじゃないか、と思う位の「W主役」状態でした。図鑑でしか見た事のない「チェレスタ」という楽器が来ていると知り、思わず目がハートになってしまったのですが、奥まった所にいて見えにくかった。パイプオルガンの位置に… とまではいかなくても、舞台を底上げするような事は出来ないのかな、と思った。
  4. 序奏とロンドカプリチオーソ:暗い舞台に1つの椅子が運び込まれ、スポットライトが当たる。ヴァイオリンのソリスト、再び登場。加えて、楽団員のような黒いスーツを着たバレエダンサーが登場し、身体を使ったパフォーマンスを披露されました。前衛的な試みという感じでした。
  5. 白鳥:退場した指揮者とソリストとバレエダンサーが、何度も舞台に引き戻され、不思議に思っていたら、照明がブルーに変わり、予め用意されていたと思われるアンコール曲が披露されました。前の曲同様、椅子を使ったパフォーマンスとなっていました。

 

 

 

 


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