福岡応援blog

プロフィール欄のアイコン画像は「まるごと福岡博多」のフリー素材を使用させて頂いております。

九州交響楽団のドラクエコンサート ㏌ 久留米

2022年08月15日 | 音楽

お盆真っ只中の8月14日、久留米の石橋文化センターで開催された「ドラゴンクエストX ~目覚めし5つの種族~」を鑑賞しに行きました。

現地のタクシー運転手さんいわく、チケットの倍率が凄かったそうですが、お盆の予定が直前まで決まらず当日券狙いだった私は、すんなりと購入する事が出来ました。

 

最初、指揮者の方から、すぎやまこういち先生を哀悼するようなMCがあり「きっと今日もここに来られているでしょう」と。だから「敢えてのお盆」だったのかもしれません… そして久留米市は、毎年、すぎやまこういち先生を指揮者に迎えて「ドラゴンクエストコンサート」を開催されていた都市である事を知りました。音楽の街・久留米といえば、松田聖子とチェッカーズ、そしてもう1つは「ドラゴンクエストコンサート」といっても過言ではないのかもしれない…

ドラゴンクエストシリーズには沢山のバージョンがありますが「X」には日本的なメロディーが多用されており、初期に比べ、さらに芸術性が増しているように思いました。ロシアのチャイコフスキーがバレエと交響曲、イタリアのプッチーニやヴェルディがオペラと交響曲、アメリカのガーシュウィンがジャズと交響曲を融合したように、日本の雅楽と交響曲が融合されているように感じたポイントが多かった。

ドラゴンクエストといえば、冒頭部分のホルンのファンファーレ、フルートの奏でる「おおぞらをとぶ」、オーボエの切ないメロディ、ラストのトランペットのファンファーレが、定番の見どころポイントと思っていますが、打楽器や中低音楽器の見せ場も豊富で、そこがまた素晴らしい。そして、特筆すべきは、金管楽器の中低音が奏でる、九響独特の野太いカッコいい音。以前から、ホルンなのかトロンボーンなのかチューバなのか、と疑問に思っていたのですが、その正体は「バストロンボーン」だった事が分かりました。

ラストのアンコールで、本日のVIPは全員であるかのように紹介され、まさにそうだよね、って思いました。あと、パンフレットが前回より進化していました。前回はA4ペラで楽曲の名前などが記されていなかったのですが、今回は見開き4ページになっており、楽曲の名前が記載されていました。そして、舞台上の演出も健在で、プチうれしい気持ちになりました。

 

 

 

 


この記事についてブログを書く
« 九州交響楽団を支えている法... | トップ | 九州交響楽団の「復活」コン... »

音楽」カテゴリの最新記事