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交通違反 赤切符 の 起訴事例 と 不起訴事例

2011年08月25日 | 道路交通法関係

 

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新サイトは[交通違反]取締り110番[否認したら罰金や点数は?]です。

 

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この記事では、ブログを通して赤切符の非反則行為を否認された方々の刑事処分の結果を随時公表していくこととします。当然個人情報に係る部分については非公開といたしますので、否認者の方々におかれましては、ご了承のほどをお願いいたします。

公判請求事例:現在2件

ハンドルネーム:Gordonさん
検挙年月:2010年6月
検挙場所:神奈川県中郡・国道1号線
検挙容疑:37km/hの速度超過(制限速度40km/hのところ77km/h)
検挙方法:定置型レーダー式測定器によるネズミ捕り
署名の有無:署名した
実況見分:立ち会った
検察庁での調書への署名:署名した

結果:公判請求→国選弁護人を解除し本人弁護→公判では是認し1回で結審・判決→罰金7万円

Gordonさんの公判請求体験記


ハンドルネーム:ファルコンさん
検挙年月:2010年6月
検挙場所:神奈川県厚木市
検挙容疑:38km/hの速度超過(制限速度40km/hのところ78km/h)
検挙方法:光電管式測定器によるネズミ捕り
署名の有無:署名した
実況見分:拒否
検察庁での調書への署名:署名した

結果:公判請求→上申書を提出し最初から国選は付かずに本人弁護→公判では是認し1回で結審・判決公判が別日にされたため計2回→罰金7万円


ファルコンさんの公判請求体験記




不起訴事例:現在6件

ハンドルネーム:苦労人さん
検挙年月:2010年9月
検挙場所:北海道空知郡・狩勝峠
検挙容疑:31km/hの速度超過(制限速度60km/hのところ91km/h)
検挙方法:PC車載型のレーダー測定器によるネズミ捕り
署名の有無:署名した
検察庁での調書への署名:署名せず

結果:不起訴処分(起訴猶予処分)

苦労人さんの不起訴体験記

ハンドルネーム:PJさん
検挙年月:2010年10月
検挙場所:東京都奥多摩市奥多摩町
検挙容疑:33km/hの速度超過(制限速度30km/hのところ63km/h)
検挙方法:レーダー測定器によるネズミ捕り
署名の有無:署名した
検察庁での調書への署名:調書自体を録られず

結果:不起訴処分(起訴猶予処分)

PJさんの不起訴体験記

ハンドルネーム:ぐっさん
検挙年月:2011年4月
検挙場所:大阪府(住所の詳細は不明)
検挙容疑:32km/hの速度超過(制限速度40km/hのところ72km/h)
検挙方法:ネズミ捕り(測定方法は不明)
署名の有無:切符に署名・測定紙に割印もした
検察庁での調書への署名:調書自体を録られず

結果:不起訴処分(起訴猶予処分)

ハンドルネーム:baronさん
検挙年月:2011年4月
検挙場所:さいたま県さいたま市
検挙容疑:30km/hの速度超過(制限速度60km/hのところ90km/h)
検挙方法:ネズミ捕り(測定方法は不明)
署名の有無:署名・押印した
検察庁での調書への署名:調書自体を録られず

結果:不起訴処分(起訴猶予処分)

ハンドルネーム:mpさん
検挙年月:2011年5月
検挙場所:新潟県聖籠町
検挙容疑:38km/hの速度超過(制限速度60km/hのところ98km/h)
検挙方法:白バイ追尾
署名の有無:署名拒否
検察庁での調書への署名:最初に不起訴にすると言われた後で「今後は速度に留意する」旨の調書

結果:不起訴処分(起訴猶予か嫌疑不十分かは未確認)

ハンドルネーム:ヴェクさん
検挙年月:2011年3月
検挙場所:神奈川県(小田原厚木道路側道)
検挙容疑:41km/hの速度超過(制限速度40km/hのところ81km/h)
検挙方法:ネズミ捕り
署名の有無:署名拒否
検察庁での調書への署名:拒否する旨を最初に述べたところ、調書を録られず

結果:不起訴処分(おそらくは起訴猶予)

ヴェクさんの不起訴体験記



現在、上記の方々には、公判請求or不起訴の体験記の執筆をお願いしております。お忙しいところを善意で書いていただいておりますので、完全公開まではお時間をいただきますが、実際に体験された方の手記を読む事は今後否認される方にとって大きな支えとなると思います。

もっと事例が集まれば、それなりの傾向も見えてくると思うのですが、苦労人さんのご意見として、以下のようなものがあります。
・実況見分は証拠の上乗せなので立ち会わない方がよいのでは?
・検察官による調書には署名しない方がよいのでは?

なるほどもっともなご指摘だと思います。公判請求されても正式裁判で徹底的に否認して争うつもりなのであれば、実況見分にも立ち会って一貫した主張を展開すべきだとは思いますが、多くの方にとっては不起訴かどうかの問題であって、正式裁判を争い抜く為には何回も仕事を休まねばならず実現可能性が低いと思います。

ならば、実況見分には立ち会わず、検察官作成の調書への署名は拒否しておくのが無難だと予想します。もちろん、不起訴率には明確な地域差が存在しますから、出来ることを全てやっても起訴されるケースも多々あるとは思いますが、不起訴率を上げる為に出来るだけの事はしておいた方が後悔が少ないでしょう。

何故ならば、何度か検察庁に出頭する手間を除けば、不起訴にしても起訴されて裁判にしても、体験してみれば非常にあっさりしたもので、ビビる必要などどこにもないのだということがわかり、「起訴されても後悔しないだけの覚悟」がしやすくなると思うのです。

[2011年8月25日 追記]
まだ結果が出たのが7件では何の確証もありませんが、相談者に実況見分への立会い拒否を勧め、上申書の文面を「無実の主張」から「合理的な疑いの余地があることの示唆」に変えてからの方が不起訴率が高い傾向があるように思えます。

また、以前からの予想として、速度超過の起訴率は、オービス(ほぼ100%起訴)>ネズミ捕り>PC追尾>白バイ追尾 の順であると思っていましたが、不起訴率が異常に低い新潟県においても、現場段階から否認したmpさんのケースでは、上申書を提出する前に検察官から不起訴を通知されるなど、今の所は予想が大きくは外れていないように思えます。

予断や決め付けはご法度ですが、東京・大阪などの大都市はやはり不起訴率が高いようですし、余計な言質を取られないという意味では、上申書の存在は大きいと思います。苦労人さんからのアドバイスだけでなく、不運にも公判請求されたGordonさんやファルコンさんの事例が、否認のロジックを発展させた事に間違いはないと思います。


不起訴率については、検察統計からのある程度の目安はわかりますが、私が添削した上申書の効果の追跡調査も行いたく思いますので、上申書の添削をお手伝いした方におかれましては、随時経過報告をお願い致します。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (たけまる)
2011-03-03 16:44:47
先日はありがとうございましたm(__)m
赤切符の記事掲載楽しみにしています。このブログを読ませていただいてますが、本当に勉強になります。勝手ながら友人にも、このブログを読むようにと勧めました。昔から否認をする事ができるのは知っていましたが、どこまで否認していいか、否認したらどうなるのかが不安で、泣く泣くサインをしていた事がありました。今回、一旦停止違反の事で調べていて、このブログにたどり着き、今までサインをしていたのが、本当に馬鹿馬鹿しく思います(泣)先日、違反をしないようにと書きましたが、それも違いますね。理不尽な検挙を否認し、それを貫き通す!ですね。私は頭が良くないので、難しい話はできませんが、このブログで勉強していきたいと思います。協力できる事があればいいのですが、不可能なので、このブログを広め、理不尽な検挙に立ち向かう仲間を増やしたいと思います。

くだらないコメントで、申し訳ありません。


忙しい中、読んでいただき、ありがとうございますm(__)m
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