100歳だそうです（魔界転生東京公演千秋楽観劇）

東京公演千秋楽、観てきました。
(ネタばれしてます)

今日の席もまた右ブロックで前回よりも更に後方の15列目で
肉眼では役者さん達の表情の細部まではわからない距離だったけど、
左斜め前の席が残席だったのか来れなくなったのかわかりませんが
空席になっていたので前の人の頭が邪魔で見えない、
のストレスがほぼ無くラッキーでした。

千秋楽だからでしょうけど、所々変わってるところがありました。
大阪公演では真田の時同様、関西バージョンになるのかなぁ。
馬木也さんが正雪で出てくる最後の場面、前回は下手にはける際に
自ら三角の紙を額に貼ってはけていましたが、今日はそれは無かったです。
(ちなみに1回目に観た時も貼らなかった)

2幕で正雪が魔界衆に囲まれてピンチの場面で気をそらすために叫んだ名前、
私が観た1回目は「欧陽菲菲」2回目「マギー司郎」今日「羽生結弦」でした。
これ、馬木也さんが誰の名前を言うか考えてるんですかねぇ...
名前を言うと言えば、十兵衛の妹すずさんが理想の男性の名前を言う場面もありますが、
1回目「柴田恭平」2回目「水谷豊」今日「フレディー・マーキュリー」でした。
理想の男性の名前、千秋楽だから「上川隆也」って言うかもと思ってたけど、
大阪の大千秋楽まで残しておくのかなと思ってみたり。

カーテンコールでは出演者全員から挨拶がありました。
馬木也さんも挨拶したわけですが、
「100歳のおじいさんを初めてやりました！」と言ってまして。
劇中正雪が十兵衛に叢雲常陸のことを説明する時に古稀をとうに過ぎて、
みたいなことを言っていたので80歳ぐらいの設定なのかなと思ってたもんだから、
100歳発言にはビックリ
常陸を演じている時「(刀は)作らん！」を「つくらん！」じゃなく
「ちゅくらん！」←(私には「ちゅ」に聞こえました)と言ってる姿が
可愛かったです。
他の出演者の挨拶で笑えたのは溝端さん。
四郎を演じられて嬉しかったけど役どころが色々背負うものが多い役で
大変だったので、もし再演があったら胤舜をやりたいと、
冗談なのか本音なのかわからないことを言ってました

今作は3回観ましたが、正直なところ1回観れば十分かなというのが
本音です。
あるだろうと勝手に思い込んでいたのも悪いとは思いますが、
時代劇に出ている馬木也さんに殺陣がないというのはガッカリ感が半端なく、
無駄遣いもいいところだと思うし、演出側が誰にとは言いませんが
配慮・遠慮したんじゃないかと勘ぐってみたり
(勘ぐったところで本当のところはわかりませんが)
とモヤモヤ
それに上演時間が長い。
魔界衆それぞれの転生理由のエピソードとか
もうちょっと手短に出来るんじゃない？と思ったし。
笑いをとる為の小ネタが結構な頻度で出てきたけど、
あまり多いと興ざめしたりもするわけで...
13日にカメラが入ったそうなので、wowow放送かDVD化するんじゃないかと
思うけど、映像化されたら馬木也さんが出ているところ以外は
1.5倍速再生で観ようかな。

遠征出来ない身としては、生馬木也さんを観られるのは
年内は今日が最後。
今のところ島津さんの博多座公演以降の出演予定がわからないので、
早く知りたいなぁ...